こどもと本ジョイントネット21・山口

山口市白石にある旧山口電信局舎
周りはすっかり変わってしまったけれど、この建物は健在です。



1872(明治5)年に開通の東京⇔長崎の電信ケーブルが架設され、1873(明治6)年に山口電信局舎として建てられました。



国の登録有形文化財です。



木造総2階建、方形造、桟瓦葺、入母屋造。
外壁はオイルペイント塗り、下見板張りで、軒蛇腹と胴蛇腹の飾りがあります。

北側　
北東側　
南側　
南西側　
西側（裏側）

窓は、鎧戸付の縦長両開き窓です。

　

私が子どもの頃（小学生から中学生にかけて）、よく見ていたのはこちら側、裏側（西側）です。そばの道もよく歩いていました。
今はちょっと残念な感じですが、以前は、玄関側（東側）と同じように鎧戸付の縦長両開き窓が4つあったように記憶しています。
子ども心に、お洒落な建物だなあ、と思っていました。もと電信局があったこともちゃんと認識していて、「電信局」と呼んでいたような気がします。



元の持ち主の表札がまだかかっています。

　　

玄関ポーチと一部の窓、内部を改修しています。
さあ、入ってみましょう。

　

照明もステキなんです。

　　

　








この建物の中で、今日10月15日(金)〜24日(日)、旧山口電信局舎交流事業「まわるわ ― 旧山口電信局舎から始る まわる・つくる・まわる ―」が開催されます
期間中は申込不要、無料で入館できます。
個人宅で一般に公開されていなかった建物内部に入ることのできるいいチャンスなのでぜひどうぞ

　

カフェメニューも充実しています



カフェコーナーでドリンクを注文すると、オリジナルコースターが1枚もらえます。
どれを選ぶか悩みますね。