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こどもと本ジョイントネット21・山口


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ベッコウトンボ観察会に参加しました@ [2021年04月27日(Tue)]
4月24日(土)、山口県立きらら浜自然観察公園(以後、「園」)でのベッコウトンボ観察会に参加しましたぴかぴか(新しい)

ベッコウトンボ観察会 チラシより.PNG
▲ベッコウトンボ観察会2021チラシより

まず、ビジターセンターでレクチャーを受けました。

ベッコウトンボ以外にも会えそうなトンボ。
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このうち、ヨツボシトンボは近縁種です。
ヨツボシトンボはベッコウトンボと似たような環境を好み同所的に見られることがあります。
体色はベッコウトンボの未成熟個体とよく似ていますが、ベッコウトンボの方がやや小さく、翅の紋様が大きいことで区別されます。
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羽化殻の比較。
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ベッコウトンボは絶滅危惧IA類(CR)に指定されています。
国内希少野生動植物種(種の保存法)にも指定されていて、捕獲が原則として禁止されています。
実際のところ死骸でさえ拾ってはいけないそうです。
ただし、上のような羽化殻は大丈夫とのこと。

国内では静岡県・山口県・福岡県・大分県・鹿児島県に分布し、生息地は全国で10箇所くらいです。
個体数は全部で1000頭くらいだといわていました。
人間活動の盛んな平地の池沼に生息するため、「里池」がなくなってきたことが、絶滅危惧の要因の一つだそうです。

山口県では1〜2ヶ所しか生息していず、年によって数が安定していない特徴があります。
園内の個体数の変化をグラフにしてみましたが、急減したり急増したりする年があるのが分かります。
年ごとの最大個体数.PNG

そこで、園では許可を得て、卵からヤゴまでを人工的に育てる人工繁殖を2019年から始めています。
ビジターセンターの外には飼育容器がありました。
今年も30個体孵化しヤゴとなり、既に17個体羽化しました。
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ヤゴは、容器の水面から突き出でた茎をよじ登り、羽化します。
自然界では水面から20cmのあたりで羽化するので見つけにくいということです。
IMG_8414 (2).JPG

成虫は4月から6月初め頃まで見られる春のトンボです。
日本産トンボ類の中でも観察できる時期が早く、その期間は短いです。

羽化のピークは4月下旬から5月上旬頃です。
最初に羽化する時期は、10年前まで4月10日頃でしたが、だんだん早くなり、今年は3月30日でした。鹿児島県ではなんと3月10日だったそうです。

終齢幼虫は主に夜間、挺水植物の茎や水面に出た杭などに定位して羽化します。
数時間その水域周辺に留まった後に水際から離れて枯れた草地へと移動し、
枯れた草地(園ではヨシ原周辺の枯れた草地)で成熟を待ちます。  
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羽化後間もない未成熟な成虫はオスもメスも黄褐色で枯れ草とよく似た色をしていて、翅の黒褐色斑と併せた外観がベッコウ(鼈甲)を思わせることが名前の由来だそうです。

今回園内の淡水ビオトープところの柱で、トンボの羽化しているところに出会いましたひらめき
「ベッコウトンボ!」と喜んだのですが、レンジャーの方が角度を変えて見るとシオカラトンボだということが分かりました。
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その傍には、他の個体の羽化殻がありました。
何トンボの羽化殻でしょうか?
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こちらもシオカラトンボですが、交尾するところと
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産卵するところにも出会いましたひらめき
赤い○で囲んだのがオスで、成熟したオスは体から塩を吹いたような体色になり、それが名前の由来です。白い○で囲んだのがメスで、ムギワラトンボともよばれ、一生黄色です。

メスは交尾が終わると直ちに腹の先を水に打ち付けて産卵します。
産卵している間、オスは上空でメスを見守ります。なんど警護しているのですexclamation×2
ベッコウトンボも同様な産卵方法をするそうですひらめき
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そんなお話を聞いて、一人ずつ双眼鏡を持ってベッコウトンボを探しながら園内を歩きました。
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次回に続く
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