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こどもと本ジョイントネット21・山口


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こどもの ころから えが すきだった いのくまさん @ 猪熊弦一郎展 いのくまさん@ [2021年01月21日(Thu)]
周南市美術博物館に「猪熊弦一郎展 いのくまさん」を観に行きましたぴかぴか(新しい)

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谷川俊太郎のことばのフラッグを道標(みちしるべ)として、
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絵本『いのくまさん』(猪熊弦一郎/絵 杉浦範茂/構成 谷川俊太郎/文 小学館 2006.2)
いのくまさん.jpg

「かお」「とり」「ねこ」「いろ」「かたち」「おもちゃ」といったテーマのページをめくるように、「いのくまさん」の絵画世界をたどる構成になっていました。


コロナ禍と平日だからでしょうか、会場に自分たちだけというシーンも多く、ほとんど貸し切り状態で、鑑賞者の数より美術館スタッフの方が多いようでした。
皆さんご存知でしょうが、周南市美術博物館は展示会場としてはかなり狭い方で、1Fの会場に82点と展示数もほどほどでした。
また、ほとんどの作品が写真OKでした。
そんなこんなで、行ったり来たり何度も見返したり、写真を撮ったり、2時間余りゆったりじっくり作品を鑑賞することができました揺れるハート


最初のコーナーは「こどものころ」かわいい

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最初のフラッグの下には、いのくまさんが子どもの頃の絵が4枚展示してありました。
1911年から1912年に描かれた絵なので、10歳の頃の絵です。
鉛筆でのメモ書きは「坂出小学校」と読み取れます。

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▲「題名不明」1912年頃 インク・紙

いのくまさんは1902年高松市に生まれました。
教師だった父親の転勤で、多度津、丸亀、坂出、善通寺を転々として幼少期を過ごします。
小学低学年の頃、東京美術学校の学生だった従兄弟の武平さん(中村武平)から、絵の道具を贈られました。特に武平さんからもらったスケッチブックを開くときは、 いのくまさんにとって「おごそかで夢にあふれた」、歓喜に満ちた時間だったそうです。
小学4年生の頃には、家の隣の芝居小屋の絵看板を模写したり、5年生になってからは、手作りしたイーゼルを持ってスケッチに出かけたりと、絵を描くことの好きな少年でした。

こどもの ころから
えが すきだった いのくまさん
おもしろい えを
いっぱい かいた



次回に続く
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