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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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「絵本作家 きたむらさとし 紙芝居&トークライブWeb配信」に参加しましたE『動物たちの謝肉祭』 [2020年09月22日(Tue)]
前回の続き

画材についての話題になりました。
ガッシュ、透明水彩を使っているそうです。時にはアクリル絵の具も使います。

線は、主にガラスペンで描いています。
ガラスペンの先をわざと壊して太くして使っています。
金属ペンも時には使います。


『The Smile Shop』(Scallywag Press 2020.8)は、8月頭にイギリスで出た絵本です。 
The Smile Shop.jpg

この作品は、万年筆の一番太いペン先に顔料インクで、初めて描きました。
万年筆が大好きな柴田元幸に万年筆で顔料インクが使えることを教えてもらいました。

鉛筆はほとんど使わないが使ってみたい、とのことです。


『The Carnival of the Animals : Poems inspired by Saint-Saens' music(Walker Books 2005)は、
The Carnival of the Animals.jpg

サンサン―ス作曲の組曲『動物の謝肉祭』の各楽章に13人の詩人が詩を書き、それに絵をつけたものですが、スポイトで描いています。
スポイトは絵の具をたくさん消費します。

本を見ると分かるように、味わい深い太い面白い線です。

『動物たちの謝肉祭 サーンスの音楽に誘われて
(ジェームズ・ベリー、エイドリアン・ミッチェルほか/詩 きたむらさとし/絵 四元康裕/訳 BL出版 2007.7)
動物の謝肉祭.jpg

詩と音楽の両方に絵をつける感覚で描きました。
CD付で、日本語版は詩人の四元康祐が訳詩し朗読もしています。
編集したのは「かめ」の詩を書いたJudith Chernaik(ジュディス・チャーネイク)です。
音楽は、Judith Chernaikの息子のDavid Chernaik(デビッド・チャーネイク)の楽団the Apollo Chamber Orchestra(アポロ室内管弦楽団)が演奏しています。

謝肉祭はキリスト教のお祭りのひとつで、「四旬節」と呼ばれる断食期間を前に、思いきり食べたりおどったりして楽しむカーニバルです。
1886年、フランスの作曲家サン=サーンスは、オーストリアの小さな町で謝肉祭をむかえていました。このとき、友人がひらいたコンサートのために作った組曲が「動物の謝肉祭」です。
この本は、それぞれの曲からイメージをふくらませて、現代の詩人が詩を書き、絵本作家きたむらさとしが絵を描いてできあがったものです。CDに収められている演奏も、この本のために収録され、朗読は翻訳者みずからがおこないました。現代に新しく誕生した絵本版「動物たちの謝肉祭」の世界を楽しんでください。
(本カバー説明文より)


James Berry(ジェームズ・ベリー)、Kit Wright(キット・ライト)、Cicely Herbert(シセリー・ハーバート)、Judith Chernaik、Mitchel Adrian(エイドリアン・ミッチェル)、Gavin Ewart(ガヴィン・ユアート)、X.J.Kennedy(X.J. ケネディ)、Gerard Benson(ジェラルド・ベンソン)、Gillian Clarke(ジリアン・クラーク)、Valerie Bloom(ヴァレリー・ブルーム)、Wendy Cope(ウェンディ・コープ)、Edwin Morgan(エドウィン・モーガン)、Charles Causley(チャールズ・コウスリー)の13人の現代詩人です。

CDも、前半は各楽章の前に朗読、後半は音楽のみという構成になっていて、四元の朗読を聴きながらじっくり絵を楽しんだり、また、音楽に浸りながら、詩と絵を楽しんだりと、いろいろな楽しみ方ができ、お薦めの絵本ですひらめき

金属ペン、万年筆、ガラスペン、スポイトの線の違いが、ストレージブックスさんのHPに9月18日までアップされていましたが、もう、アップされていないので残念です。

ですが、ガラスペンによる『わたしのゆたんぽ』とスポイトによる『動物たちの謝肉祭』を比べると、画材の違いは明らかです。
是非、それぞれの絵本を手に取って読んでみて、線の違いを味わい、物語を楽しんでください。


次回に続く
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