「第十一回特別弔慰金」の受け取りに
ゆうちょ銀行(郵便局)に行った
ゆうちょ銀行「ご本人が来られないのですか?」
アッシ「来られるなら本人が来るわなぁ。圧迫骨折で退院したばかりで外に出て転んだりしたら大変だからなるべく本人は外へ出たがらないし、家族も出したくない。もし連れてきて転んで事故になったら責任を取ってくれるのかい?」
ゆうちょ銀行「委任状に自署で書いてください」
「委任状」の上には「※ 委任状は、お手続きの委任のすべてを自筆でご記入ください。」とあった
アッシ「90歳になろうかというのに文字も良く書けないぞ。それでも書かせるのか。」
ゆうちょ銀行「そーなっております。書いてもらわないと困ります。」
困ってるのはそっちじゃなくてこっちなんだけど・・・
アッシ「市役所では委任状に本人の身分証明証があれば委任状は受理されたのにゆうちょ銀行はダメなのかい」
ゆうちょ銀行「市区所は市役所さんで、ゆうちょ銀行の規則ですから」
アッシ「無理な時にそれを回避する方法ってのはないのかい」
上役に相談に行った
ゆうちょ銀行「ゆうちょ銀行の管轄に確認を取ります」
15分くらい待たされる
当然イライラ
ゆうちょ銀行「電話でご本人様に確認することはできないでしょうか」
アッシ「(『身体障害者手帳』を持ってきているのを示して)難聴6級なので普通に話しても聞こえない。筆談がやっと」
ゆうちょ銀行「外回りの担当がお伺いしてご本人様と委任者様たちお二人がいらっしゃるときにお伺いします。」
アッシ「今からなら良いぞ」
ゆうちょ銀行「それは無理です。」
アッシ「明日朝なら良いぞ。」
ゆうちょ銀行「それも無理です。担当のものから確認の電話を入れさせます」
無理無理ばかりでこちらの都合には合わせてくれないってわけだ。こっちは時間を作ってきている。こっちも貴重な時間なんだぞ。とっとと片づけたいんだけど。
アッシ「わかった。それなら筆圧がなくても(委任状に)書かせて持ってくるからそれで判断してくれ」
と言って自宅の母親様の元へ
90歳になろとする母親様には文字を書くことも大仕事で当然見本の文字なども見えるわけもなく7つの枠を埋めるのに1時間かかった
親父様の認知症のテストの時(お医者さんの移籍に伴い訪れた初めての診療所で落ち着かない親父様 [2020年03月13日(Fri)])にも思ったが 「勘弁してくれ もうわからん」という親父様に医者が規則を振りかざして遮二無二答えを強いるのは高齢者には苦痛である(「勘弁してくれ」は「もうわかりません」という0回答ではないのかなぁ)
拷問の強要でしかない
市役所でOKの手続きがゆうちょ銀行でNGであれば事前にそのことをゆうちょ銀行は役所に対してアナウンスをしてもらう必要がある
それだけの準備をしなければならないのであれば事前に知っていなければ不信感が募るだけだ
それにしてもゆうちょ銀行は高齢者に優しくないなぁ
高齢者になると体が動かなくなる・目が薄くなる・耳が遠くなる・文字を書くのが難しくなる等健常者にとって当たり前のことができなくなってしまう
それに対応するだけの仕組みができていない
おそらくこれと同じことを障がい者にも求めているのだろう
これでも健常者がつきっきりでいるところしか対応できない
頭で考えるのと実際は違うことがわかっていないんだろうなぁ
今回のことをゆうちょ銀行内部で共有化して改善をしていくなど地方の一郵便局では考えられないんだろうからなぁ・・・改善をしてもらうための何か良い手はないだろうかなぁ
日本郵政も同じようなもので俊敏に動けない母親の元へ宅配を届けても母親で気づいて玄関まで行っても誰もいない
郵便受けから玄関までたった5mくらいなのだがそこで確認しようなどということはなかった
郵便ポストの中に「不在者案内」が入っているだけだ
同じ荷物で「不在者案内」が入ってい事が三度あった
やっと会えた郵便局の人に聞いたら配達人が毎回違うので・・・という理由らしい
郵便局員は複数でも住んでいる人間は同じなのだから二回目ともなると普通でないと思わないのだろうか
申し送り事項とかないのだろうか
「見守りサービス」とか言っているがも全く実行するつもりはない掛け声だけのところが「ゆうびん」業務らしい
SDGsの世の中で ユニバーサルサービスを標榜する社会で「ゆうびん」屋さんはどーしていくのだろうか
さて 筆圧の無く文字で書いた委任状を読めると判断するのかしないのかゆうちょ銀行の対応が楽しみだなぁ