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2021年01月20日

新年1月の部活のお知らせ

自予活クラブ部員の皆様へ

2020年12月26日(土)に開いた前回のオンライン部活も
非常に情熱的な盛り上がりとなりましたね!
ありがとうございます。

さて、下記の日程で今月は2回、
〈対話法〉のオンライン部活を開きます。

テーマは両日ともに
『確認型応答の表現型のバリエーションを増やす解説と練習』

皆様ご予定を調整してぜひご参加下さいませ!

部活のお知らせ.png

■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【日程】
・2021年1月22日(金)20時〜21時30分
・2021年1月24日(日)14時〜15時30分

【会場】
・ZOOM
https://us02web.zoom.us/j/7318026692

【対象者】
・自予活クラブ部員および講師陣のみ

【解説者】
・自予活クラブ 浅野良雄 氏
・自予活クラブ 内田貴之 氏

【留意事項】
・WEBカメラがある場合はPCからの参加推奨
・スマホやタブレットだと画面に全員の顔が表示されないため非言語的コミュニケーションも欠かせない傾聴系のトレーニングには非常に不向きです

【参加申込方法】
・当日の午前中までにメールでお申込下さい
・宛先 jiyokatsu.spbymd@gmail.com
・件名 オンライン部活参加
・本文 フルネーム、参加する日程(1/22 , 1/24)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■

それでは〈対話法〉の学びを深めたい方、勇んでお申込下さい。
養成講習では聞けなかった疑問質問なども歓迎します。

以上
自予活クラブ講師陣・内田

2020年12月29日

部活の報告

先日の部活について報告いたします。2020年12月26日(土)12時〜14時半、ZOOMを使いオンライン部活を行いました。計4名で、コミュニケーション理論〈対話法〉の特に「ゲートキーパーとしてより適切な反応型応答を相手に返すコツと練習」をテーマに盛り上がりました。

自殺予防団体-SPbyMD-主催「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を受講修了された皆さんによる勉強会ですから、とても意欲的で生き生きと質疑応答も相次ぎました。養成講習で学んだ〈対話法〉の基礎スキルを、各自が暮らしの中で実践し始めると、必ず疑問・壁・課題などが出現します。それらを携えて勉強会に参加することで、その勉強会は生き生きと輝きを増すのです!

さて、どのような学びを得たかブログに書こうと思いましたが、メモが手元にないため、後日追記します…(汗)記憶は曖昧なことが多く、なるべく学んだ内容を正確に書き伝えたほうが良いと思っています…。では。

講師陣・内田

2020年12月17日

12/26(土)部活のお知らせ

大変お待たせいたしました!!

前回2020年7月28日から半年近くも経過してしまい申し訳ございません。前回参加した部員2名からのリクエストに応えまして、「ゲートキーパーとして、より適切な反応型応答を相手に返すコツと練習」をテーマに、〈対話法〉トレーニングの部活を行います。

部活のお知らせ.png

【日程】
・2020年12月26日(土)12時〜14時
・要望があれば時間延長も検討の余地あり

【会場】
・オンライン(zoom使用)
https://us02web.zoom.us/j/7318026692
・パスコードは参加申込者にのみメールでご案内

【対象者】
・自予活クラブ部員および講師陣のみ

【講師】
・自予活クラブ講師陣 浅野良雄先生
(コミュニケーション理論〈対話法〉の生みの親)

【留意事項】
・WEBカメラがある場合はPCからの参加推奨
・スマホやタブレットだと画面に全員の顔が表示されないため非言語的コミュニケーションが欠かせない傾聴系のトレーニングには非常に不向きです

【参加申込方法】
・当日の朝までにメールでご一報下さい。
・折り返し、zoomのパスコードを返信します。
・宛先 jiyokatsu.spbymd@gmail.com
・件名 12/26部活参加申込
・本文 フルネーム、PCメールを受信可能なメアド

以上
自予活クラブ講師陣・内田

2020年12月01日

12/1「いのちの日」自殺予防Q&Aコーナー

■■ 共益系NPO・自予活クラブ通信 ■■

2020年12月1日(火)号
12/1「いのちの日」にちなみ自殺予防Q&Aコーナー


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市民の皆様、共益系NPO・自予活クラブ(以下「当NPO」)の活動に、いつも温かいご声援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。そして部員の皆様、こころの通う対話のできるゲートキーパーとして日々スキルアップを目指し部活へ積極的にご参加下さりありがとうございます。

さて、新型コロナの影響で自殺者が増加していると世間でも話題となっております。「自らもゲートキーパーとして何か自殺者増加を防ぐためにできることはないだろうか?」と考えを巡らせている部員も少なくないと予想できます。

部員の皆様が受講修了された「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」では、"自分の大切な人のゲートキーパーとして"と、講習内容のポイントを絞っております。自分がゲートキーパーとして"死にたいくらい深刻な気持ち"に向き合う相手は信頼関係が構築されている間柄であるという前提で、どのように向き合い接すれば良いかを学ばれました。つまり、皆様の大切な人がそうした状況に陥ることがない限り、養成講習で身につけられた知識やスキルを活かす機会はない。言い換えれば、皆様の大切な人の"もしもの時"がいつ訪れても慌てないよう備えておくための養成講習であるとも、考えられるかもしれません。

実際には、そうであってそうではないのです。

そもそも、自殺対策における自殺予防とは、"もしもの時"がいつ訪れても慌てないよう備えておく領域を指します。ですから「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」の目的も、先述したとおり間違いはありません。しかしながら、「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」で学ばれた知識やスキルは、"もしもの時"に限らず、日常生活の様々な場面でも大いに活かすことのできるものでもあるのです。

さて、つい前置きが長くなってしまいましたが、本日12月1日は、自殺予防の啓発記念日のひとつ「いのちの日」です。9月10日の「世界自殺予防デー」、9月10日〜16日の「自殺予防週間」、3月の「自殺対策強化月間」などと比べて、とてもマイナーなので、ゲートキーパーを含む自殺対策従事者でも知っている人は稀かもしれません。自殺対策基本法がまだ制定されるずっと前に、政府の健康日本21の中で、有識者会議によって定められた啓発記念日であり、日本で心の健康問題に関する正しい理解の普及啓発を行うことが目的とされております。

ということで、「いのちの日」にちなみ、「自らもゲートキーパーとして何か自殺者増加を防ぐためにできることはないだろうか?」と考えを巡らせている部員の皆様へ、Q&Aコーナーを設けたいと思いました。以下の質問は、過去の養成講習で受講者から寄せられたものと、講師陣が学んできたものとを組み合わせました。追加質問も喜んで承りますので、遠慮なくお問い合わせください。

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Q&Aコーナーの目次
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1.自予活クラブの組織に関する質問
(1)グループ組織との関係性を知りたい
(2)将来の展開ビジョンを知りたい
(3)共益系NPOとはどういう意味なのか
(4)組織運営に必要な資金はどのように調達されているのか

2.自予活クラブの部活に関する質問
(1)〈対話法〉のトレーニングを積みたい
(2)養成講習は再受講したほうが良いのか
(3)パステルアートの作品を展示してみたい
(4)合宿研修会は面白いか
(5)合宿研修会では宿泊したほうが良いのか
(6)その道の専門家を講師として招く勉強会は開くか
(7)札幌ばかりではなく岩見沢や旭川でも部活をやってほしい
(8)今後開いてみたいと検討中の勉強会テーマはあるか
(9)気軽に参加できるような読書会を開いてほしい
(10)他の部員とも交流を深めたい

3.自予活クラブの部員に関する質問
(1)部員個人として自殺予防活動する際に所属を名乗ってもよいか
(2)同じ地域にいる部員と一緒に自殺予防活動してもよいか
(3)Twitterにおいて悩み相談の活動をしてもよいか
(4)現在の部員の男女比を知りたい
(5)同じ地域にどのくらいの部員がいるのか知りたい

4.その他の質問
(1)ゲートキーパーとしての最も重要な心得を知りたい
(2)自殺念慮者や企図者を助けられなかった際の心得を知りたい
(3)新型コロナの影響を除いて日本の自殺者数は減っていないのか
(4)地域の自殺念慮者や企図者を支援に繋げるにはどうすればよいか
(5)自分の大切な人に予め自分がゲートキーパーになることを伝えておくべきか
(6)駅前などで自殺予防の啓発活動を行う際に何を配布したらよいか
(7)先進諸国の中でも日本の自殺者数が未だ多い要因として何が考えられるか
(8)土屋講師が自殺対策従事者としての活動を続けてこれた原動力を知りたい
(9)内田講師が自殺対策従事者としての活動を続けてこれた原動力を知りたい

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1.自予活クラブの組織に関する質問
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(1)グループ組織との関係性を知りたい

「自殺予防団体-SPbyMD-」「自予活クラブ」「道民の自殺予防拠点~めいめい~」、この3つのNPOは「SPbyMDグループ」に帰属しております。それぞれは互いに協力し合っており、例えば「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」は自殺予防団体-SPbyMD-の事業として主催されていますが、養成講習で輩出されたゲートキーパーは、自予活クラブがまるっと引き受けて継続的なフォローアップを担当しております。そして、自予活クラブの部員が活動するための拠点として、道民の自殺予防拠点~めいめい~が施設(活動の場)を提供している、という関係図です。3つの組織は、メインで行う事業の方向性がそれぞれ異なっているため、2020年10月に独立しました。

(2)将来の展開ビジョンを知りたい

当NPOの部員数も2020年度以内には100名を超えることが確実となってきました。とても喜ばしいことです。自殺予防団体-SPbyMD-の主力事業によって、ゲートキーパーとして活躍できる北海道民が100名にも増えてきた、ということの証だからです。そこで、将来の展開を思い描いてみたいと思います。今は、部員一人ひとりに対して講師陣がスキルアップとなる研修会などを行うというスタイルしかありません。部員同士の連携は構築しておりません。しかしながら、ゲートキーパーとして自殺対策に携わるなら、部員同士の連携を構築することも必要になるのではないか?と思います。

ひとりのゲートキーパーが、自分だけで抱え込んで、対象者を助けようとしまうのは大変な負荷がかかります。困った時、手や知恵を貸してほしい!と思った時に、遠慮なく助け合えるネットワークを構築しておく必要があります。当NPOに所属している部員は、職業や経験も多種多彩です。「部員同士の連携」これが、将来の展開を思い描く時のキーワードとなりましょう。考えても見て下さい。せっかく優秀なゲートキーパーが100名も、当NPOに部員として所属されているのです。連携できるように展開していくことも、共益性をより高めることにも繋がってゆくのではないかと思います。

(3)共益系NPOとはどういう意味なのか

NPOという言葉自体には公益性という意味は求められていないのですが「NPO=非営利組織」といえば一般的には公益性が求められています。自予活クラブは共益性の高い組織なので、敢えて「共益系」と明記してみました。ちなみに、外に対する取り組みに重点を置いている組織を「公益系」と呼び、内に対する取り組みに重点を置いている組織を「共益系」と呼びます。

(4)組織運営に必要な資金はどのように調達されているのか

当NPOは、グループ組織の自殺予防団体-SPbyMD-と運営資金を共有しております。そのため、当NPOが組織運営するために必要な資金は、自殺予防団体-SPbyMD-が「メンバーの手弁当」「寄付金」「助成金」「補助金」などによって調達しております。ほか、微々たるものですが「事業収益」「販売収益」も資金源となります。

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2.自予活クラブの部活に関する質問
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(1)〈対話法〉のトレーニングを積みたい

〈対話法〉については、不定期的にZOOMで開かれている「オンライン練習会」に参加する方法が、頻度としても良いのではないかと思います。北海道に限らず全国各地から〈対話法〉を真摯に学んでいる方々が集われており、練習のクオリティも高いです。1回あたりの練習時間は1時間未満でも、毎週参加することで確実に身についていきます。
https://www.facebook.com/groups/netdetaiwahou

ほか、自予活クラブの部活でもある「年1回の合宿研修会」に参加するというトレーニング方法もおすすめです。特に、先述した「オンライン練習会」に参加して日々練習を積み重ねている方や、医療・福祉・教育・心理などの現場で実践されている方にとっては、〈対話法〉の生みの親でもある浅野良雄先生と直接お会いして、実践や練習の中で感じられる疑問や壁について納得できるまで質問できるという、滅多にない機会となるでしょう。

(2)養成講習は再受講したほうが良いのか

「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」は何度再受講しても受講料は無料なので、学びを自分の中に落とし込む(=理解を深める)ためには再受講することが良いと思います。実際に、繰り返し再受講を重ねて学びを深めている部員もいらっしゃいます。

また、養成講習の内容も毎年少しずつグレードアップしております。特に、2018年3月の帯広・2018年9月の旭川・2018年12月の岩見沢・2019年5月の札幌、の回を受講修了された部員の皆様には、是が非でも最新の「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を再受講いただきたいと願っております。当時、お伝えしていた内容に不備が多々あったり、より適切な支援方法を解説できるようになったりと、ずいぶん進化しております。

(3)パステルアートの作品を展示してみたい

実は、多くの札幌市民に自分たちの作品を鑑賞してもらえる機会として「メトロギャラリー」が存在します。土屋さつき講師も以前「メトロギャラリー」を利用してパステルアート作品展を約一ヶ月間実施したことがあります。平日の昼間の時間帯に自分たちで展示作業・撤去作業を行うことが利用条件でした。無料ですよ!

「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」では、受講者の皆様にパステルアートを体験していただき、毎回個性豊かなパステルアート作品がたくさん描かれているため、自予活クラブとしてもその作品たちを集めてメトロギャラリーで展示会を実施したいなぁと考えております。札幌市営地下鉄駅の構内を歩く多くの市民の皆様に作品を鑑賞して楽しんだり、癒されたりしていただくことができます。素敵だと思いませんか?展示に参加したい部員の皆様は、メールでご連絡下さい!

(4)年に1度開かれる合宿研修会は面白いか

〈対話法〉を学びたい気持ち・〈対話法〉のスキルを磨きたい気持ち・こころの通う対話のできるゲートキーパーになりたい気持ちを持っている方であれば、とてつもないレベルで面白く感じ、有意義な時間を過ごせるでしょう。

(5)合宿研修会では宿泊したほうが良いのか

主催者としては、自予活クラブの講師陣や部員たちと交流を深める機会にしていただきたいので、宿泊してもらいたいのです。ただし、今は新型コロナの再流行期でもありますから、新型コロナの感染が心配で、密になって寝泊りする行動を避けたい方は、その日の研修会を終えたら自宅に一時帰宅して翌朝また来るのが良いと思います。

(6)その道の専門家を講師として招く勉強会は開くか

講師陣のひとりでもありますが浅野良雄先生は〈対話法〉の生みの親であり、対人コミュニケーションの専門家でもありますので、2021年1月9・10日に開く合宿研修会は、それに該当するのではないかと思います。

僕たちも、ゲートキーパーとして学ぶべきスキルの専門家たちを講師としてお招きして、たくさん多種多彩な勉強会を開いていきたい!という強い気持ちは以前から持っているのですが、資金と時間の関係でなかなか実現に至っていないのが現状です。

(7)札幌ばかりではなく岩見沢や旭川でも部活をやってほしい

僕たち講師陣も実は同じ想いを持っています。札幌ばかりではなく、少なくともこれまで「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を開講してきた市町村(札幌・小樽・旭川・岩見沢・深川・砂川・江別・帯広など)では、毎月1回の頻度でフォローアップ研修会などの部活をやりたい!と強く強く想ってはいるのですが、これもまた資金と時間の関係でなかなか実現に至っていないのが現状です。

(8)今後開いてみたいと検討中の勉強会テーマはあるか

勉強してみたい関心の高いテーマはたくさんあります。「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」でもアンケートに記入していただいておりますが、次のようなテーマのリクエストが多いです。順次開いていきたいと考えております。
 ・認知行動療法
 ・自死遺族ケア、グリーフサポート
 ・家族ではなく友人を自殺で亡くした人向けのグリーフサポート
 ・学校教員向けの児童を対象とした自殺予防教育
 ・発達障害をもつ児童を対象とした悩み相談などの支援
 ・より実践的な場面を想定したケーススタディ

(9)気軽に参加できるような読書会を開いてほしい

素敵なアイディアありがとうございます!札幌駅前あるいは地下鉄北34条駅周辺まで来ていただける部員は、すぐにでも読書会を開くことは可能です。興味ある方はメールでご連絡下さい。

(10)他の部員とも交流を深めたい

ぜひ、フォローアップ研修会や合宿研修会にご参加下さい。「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を再受講されることでも、他の部員との交流になります。

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3.自予活クラブの部員に関する質問
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(1)部員個人として自殺予防活動する際に所属を名乗ってもよいか

例えばTwitter上でお悩み相談の活動を行う際に「ゲートキーパーとして自予活クラブというNPOに所属している内田と申します。死にたいほどつらいお気持ちのツイートを拝見しました。気の利いた返答は不得手ですが、差し支えなければお話聞かせていただけませんか?」、のような挨拶DMを送るようなことでしょうかね。問題ありません。

(2)同じ地域にいる部員と一緒に自殺予防活動してもよいか

「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」や自予活クラブのフォローアップ研修会などで知り合った部員同士であれば、積極的に協力し合って自殺予防活動に取り組んで下さい。活動の際に、所属先を問われる場面があれば「SPbyMDグループのNPO・自予活クラブに所属しているゲートキーパーです」と返答して下さって構いません。部員がひとりぼっちで自殺予防活動に取り組むよりも、せっかく同じ地域に部員がいるのであれば、大いに集まって取り組んで下さい。

(3)Twitterにおいて悩み相談の活動をしてもよいか

もちろん構いません。基本的に個人情報は教えてもらえない匿名相談が多いために、相談者がお住まいの地域の支援機関にゲートキーパー側からバトンタッチしようとしても、情報共有ができず困り果ててしまうことも多々あると思いますが、自予活クラブのフォローアップを上手に活用しながら、Twitterで悩み相談の活動が継続的に続くよう祈っております。

(4)現在の部員の男女比を知りたい

2020年12月1日現時点で、自予活クラブ部員は計80名おり、そのうち27名が男性で、53名が女性です。

(5)同じ地域にどのくらいの部員がいるのか知りたい

次の通りですが、2018年3月に帯広市役所と共同主催で開講した回については、申込者リストを持っていないため、自予活クラブの部員に登録できておりません。悪しからず。また、必ずしも開講地と受講者の住居地はイコールではないため、受講地ではなく部員の住居地に基づいて計算しております。
 ・札幌市内 38名
 ・旭川市内 1名
 ・滝川市内 1名
 ・深川市内 3名
 ・砂川市内 1名
 ・小樽市内 5名
 ・帯広市内 2名
 ・江別市内 2名
 ・千歳市内 2名
 ・栗山町内 1名
 ・比布町内 1名
 ・岩見沢市内 7名
 ・北広島市内 2名
 ・道  外 3名
 ・不  明 11名
___________
  総計 80名

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4.その他の質問
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(1)ゲートキーパーとしての最も重要な心得を知りたい

ひとりぼっちではないこと・悩みを聴くことなどを相手に伝えることだと思います。SNS上でお互いの顔や声がわからない状況でも、悩んでいる気持ち・感情・思いを理解できるよう努めて寄り添う態度を、相談者にまず伝えることが重要だと思います。同感や同情ではなく「共感」です。共感=empathy、同感=sympathy。

(2)自殺念慮者や企図者を助けられなかった際の心得を知りたい

助けられなかった際というのは、自分がゲートキーパーとして関わった相手が自殺を遂げてしまった場合もありますが、悩み相談を受けている途中で自分から離れてしまったり電話を切られてしまったりした場合などもあるでしょう。ゲートキーパーとして自分にできる範囲で一生懸命になって行動したのであれば、助けられなかったとしても「致し方無い」「自分にできる精いっぱいの支援はした」と諦めて下さい。自分を責める必要はありません。

(3)新型コロナの影響を除いて日本の自殺者数は減っていないのか

新型コロナの影響を除くならば、日本の自殺者数は減少傾向にあります。政府・都道府県・市町村が自殺対策に真剣に取り組むようになってきたことで、国民ひとりひとりの自殺問題に対する意識(危機感)が、啓発されてきました。

(4)地域の自殺念慮者や企図者を支援に繋げるにはどうすればよいか

地域の自殺念慮者や企図者を支援に繋げるために手っ取り早いのは、地域にある相談窓口や支援機関の存在を分かりやすく示す(=案内する)ことです。精神保健福祉センター・保健センター・保健所などの精神保健福祉の相談窓口を示して下さい。現にいま困りごとを抱えている市民でも、意外とこうした相談窓口が存在すること自体知らないという方も少なくありません。

もし、親しい間柄であれば、一緒に相談窓口に電話してみたり、一緒に訪問してみることをおすすめします。「〇〇駅の近くにA相談窓口があるから行ってみたら?」よりも「〇〇駅の近くにA相談窓口があるから一緒に行ってみないかい?」のほうが、支援に繋がり易いと思います。

(5)自分の大切な人に予め自分がゲートキーパーになることを伝えておくべきか

うーん、伝え方次第で恩着せがましくもなれば、失礼だなと思われてしまうようにもなります…。例えば友人に「お前が自殺したい気持ちになるようなことが将来的に起きた時は、俺がお前の命を守るゲートキーパーになるからな♪」という伝え方をするのは好ましくないと思います。自分が自殺したい気持ちになるような出来事が今後起こることになるかもしれないなんて縁起でもない…って思っちゃいます。

もし伝えておきたいのであれば、何か雑談している時などに「そういえば俺ゲートキーパーっていう自殺予防の勉強し始めたんだ〜」と何気なく日常のエピソードのひとつとして話しておくくらいで良いと思います。つまり、直球で伝えておく必要はあまりなく、日常的にちょこっと伏線を張っておくくらい。すると、その友人に"もしもの時"が万が一にでも訪れて、自分の自殺したいほどのつらい気持ちや悩みを真剣に聞いてくれる奴いないかな…と思うような場面で、あなたの顔が脳裏に浮かぶでしょう。そういえば以前あいつ自殺予防の勉強してるとか話してたっけな…、あいつならもしかしたら聞いてくれるかもしれないな…、と。

補足ですが、既に今が"もしもの時"なのであれば、一秒でも早く直球で伝えて下さい。「お前が抱えている自殺したいほどのつらい気持ち・悩み、俺が聞くよ」と。

(6)駅前などで自殺予防の啓発活動を行う際に何を配布したらよいか

初めてご自身で制作〜配布まで一貫してやってみたい方は「お住まいの地域にある精神保健福祉の相談窓口ご案内」のパンフレットをおすすめします。先述しましたが、地域の自殺念慮者や企図者を支援に繋げるために手っ取り早いのは、地域にある相談窓口や支援機関の存在を分かりやすく示す運動を行うことです。駅前や大型ショッピングモールの出入口で、行き交う市民たちにパンフレットを配布することによって、効率よく叶います。予算に余裕があればポケットティッシュとセットで配布すると受け取ってもらい易いです。

(7)先進諸国の中でも日本の自殺者数が未だ多い要因として何が考えられるか

大きな要因の1つには「精神障害者」「精神疾患」に対する偏見や差別が、世の中にまだ根強く残っていることが関係していると考えられます。自殺と深い関係のある精神疾患に「うつ病」「統合失調症」「双極性障害」などが存在します。専門の医療機関で治療することによって、自殺を回避できる可能性はあります。しかしながら、日本では精神障害者に対する偏見や差別が強くあり、自殺防止の妨げになっているのではないかと思います。家族や友達や勤務先から適切なサポートやケアを受けることができないと、自殺に追い込まれるリスクは高まります。

(8)土屋講師が自殺対策従事者としての活動を続けてこれた原動力を知りたい

現在、「ゲートキーパー養成講習」の講師として活動をしています。受講者から届く講習の感想を読むことによって、私は自分自身が救われていることを感じることができています。私は「人を助けたい精神」を持っていません。自殺未遂者であり、友達を自殺で亡くした当事者として「自分自身を救うため」に活動しています。その精神が、原動力です。

(9)内田講師が自殺対策従事者としての活動を続けてこれた原動力を知りたい

僕が自殺対策に携わり始めてかれこれ10年目に突入するでしょうか。最初は我が国が抱える深刻な社会問題のひとつとして自殺問題に関心を持ち、高校時代からの親友と一緒に勉強するようになったのが始まりでした。2013年に自殺予防団体-SPbyMD-を設立させて、現在のような自殺予防活動を続けてこれた原動力は使命感です。幸せに生きて幸せに死ぬことのできる北海道をつくることが、僕が生まれてきた理由でもあり、僕の人生の意義でもあります。そうした使命感に満ち溢れているからこそ、自殺対策従事者としての活動を続けてこれたと思います。

(10)竹内講師が自殺対策従事者としての活動を続けてこれた原動力を知りたい

それは教え子や大学時代の後輩の自殺が一番大きいです。彼らの死をむだにしたくありません。死を選ばざるを得ないほど、彼らを追い込んだものが何なのか、これからも探り続けていきたいです。そして1人でも多くの人が、死ではなく、生を選ぶような社会を、みんなでつくっていきたいです。

★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記「新型コロナによる自殺者を増やさないためには」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
新型コロナは一時的に終息したように思えても必ず第2波・第3波が続いてきます。新型コロナよりも歴史の長い「インフルエンザ」や「ノロウイルス」を見るに明らかです。波のように増えてきたらガツンと対策を打ち出し、国民一人ひとりの心掛けにより、わずかな期間その波が穏やかになります。そこですかさず、GoToキャンペーンのような大々的な経済活動を全国各地で活発に盛り上げることで、生きていくために必要なお金を作り出していくことになります。もちろん、新型コロナは全く消滅したわけではないため、また第3波が訪れてしまうことは必然的です。

しかしながら、新型コロナがまた増えてしまうからといって、「全国各地を巻き込む大きな経済活動は永遠に自粛したままであるべきだ」などという主張は、国が現在よりも強固な社会保障制度を完成させていない限りはただの暴論となります。経済活動自粛とは、生きていくために必要なお金を作り出せないということです。国がしっかりと国民一人ひとりが安心して生きていけるだけの社会保障制度を整えていかない限りは、新型コロナによる自殺者増加を防ぐことは大変に困難でありましょう。ここからも分かるように、社会福祉は自殺対策のひとつです。

「今後も一日も早い終息を祈るばかり」との声、確かにそうですが、現在の第2波が終息しても必ず第3波が訪れてしますことは確定しています。筆者は自殺対策従事者として「一日も早く現在よりも力強い頼もしい安心できる社会保障制度を組みあげることを祈りばかり」との想いを持ちます。もとい、祈るばかりではなく、我々一人ひとりが国に対して呼び掛けていく、声を届けていく活動を行うことも必要なのではないかと思う日々です。そして言うまでもなく、自殺対策に積極的に携わりたいという強い気持ちを持っている部員の皆様が、悩める人たち、困っている人たちのゲートキーパーとして地道に自殺予防活動を行うことも、新型コロナによる自殺者を増やさないために欠かせない行動ではないかと思っています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SPbyMDグループ
共益系NPO・自予活クラブ
【当記事の文責】講師陣:内田貴之
【HP】https://jiyokatsu-spbymd.jimdofree.com/
【E-mail】jiyokatsu.spbymd@gmail.com
【拠点】北海道札幌市北区に所在
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2020年11月05日

1/9・10 部活のお知らせ

自予活クラブ主催合宿研修会2021
こころの通う悩みの聴き方〈対話法〉
〜スキルを磨こう!!フォローアップ!!〜


前回2020年1月末に行なった自殺予防団体-SPbyMD-主催の合宿研修会が大変好評だったため、今回は自予活クラブ主催で部員のフォローアップを目的とした合宿研修会を行います。前回同様、群馬県から〈対話法〉の生みの親「浅野良雄」先生をお招きします。可能な限り宿泊をし、部員同士の親睦も深め合いながら、共にスキルを磨きましょう!!さらに1日目(1/9)は、札幌市社会福祉総合センターで開講する「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を浅野先生と一緒に受講できるまたと無い稀少なチャンスです。

【日にち】
2021年1月9・10日(土日)
※土日が難しい方は前日18時以降にぜひお越し下さい

【会場】
道民の自殺予防拠点~めいめい~
地下室きたきたルーム
(札幌市北区北27条西8丁目)

【参加費】
2,000円
(当日徴収)

【対象者】
自予活クラブ部員
自殺予防団体-SPbyMD-メンバー
1/9のGK養成講習を受講修了する方もOK!!

【定員】
最大10名

【申込】
https://is.gd/3tlFlk
※申込締切は2020年12月31日まで
※QRコードでも申込可能です
申込みQR.png
タグ:合宿
posted by 内田 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 各種研修会

2020年07月28日

部活の報告

こんばんは、自予活クラブ講師陣の内田です。今日も札幌は程よい暖かさで過ごしやすい一日でした。さて、先日オンラインで行われた部活を報告します。

2020年7月24日(祝金)13時〜15時まで、オンライン(zoom)で部活を行いました。講師陣から内田・浅野の2名、部員から2名の計4名が集まり、コミュニケーション理論〈対話法〉を使いながらお互いに近況などを語り合いました。

自殺予防団体-SPbyMD-が主催する「ゲートキーパー養成講習」で学ぶ〈対話法〉、その受講から丸1年も経過された部員もいらっしゃったので、最初おさらいから始めましたが、練習をひと通り行ううちに感覚を取り戻して、バッチリでした!難しい傾聴技法とは異なり、一般市民でも少し学べばすぐ対話に取り入れて楽しめることが〈対話法〉の醍醐味なのです。

次回の部活日時はまだ調整中ですが、今回参加した2名からのリクエストを受けて「ゲートキーパーとして、より適切な反応型応答を相手に返すコツと練習」をテーマとします。それでは乞うご期待。

以上
自予活クラブ講師陣・内田

2020年07月20日

7/24(祝金)部活のお知らせ

自予活クラブ、部員の皆さま。
今月の4連休はまさかの雨天という予報で、
ガッカリした方もいらっしゃることでしょう。

ご自宅にいて、
特にやることが決まっていないなぁ...という部員に朗報です!!

下記の通り、
オンラインで〈対話法〉トレーニングという名の部活を行います。
お暇であれば、ぜひ奮ってご参加下さい。

もしかしたら、
〈対話法〉の産みの親である浅野良雄さんも
参加できるかもしれません♪

部活のお知らせ.png

【日程】
・2020年7月24日(金)13時〜15時
・オンライン(zoom使用)
・参加無料
・定員数なし

スマホではなくパソコンから接続して下さい。
スマホだと、画面に全員の顔が表示されないため、
今回のトレーニングには非常に不向きです。

参加希望の部員は、
当日の朝までにメールでご一報下さい。
折り返し、zoomのURLを返信します。
jiyokatsu.spbymd@gmail.com

以上
自予活クラブ講師陣・内田
posted by 内田 at 20:17| 〈対話法〉トレーニング

2020年07月18日

次回の養成講習に関するお知らせ

自殺予防団体-SPbyMD-が主催する「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」を2020年は、リアルの会場とオンライン会場とを併用して開講していく方向性でした。実際に、2020年6月に北海道小樽市で開講した際もオンライン会場を併用したことによって、北海道外からも受講いただくことができました。

次回のゲートキーパー養成講習は、2020年9月26日(土)です。しかしながら、オンライン会場を併用するためのパソコンが故障してしまったため、リアルの会場(※深川市生きがい文化センター)だけで開講せざるを得なくなりました。

深川市生きがい文化センターまで、足を運んでご受講下さい。自予活クラブの部員がますます増え、自殺対策が盛り上がっていくことを願っています。

自予活クラブ
講師陣
posted by 内田 at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ全般

2020年06月22日

自予活クラブ発足のお知らせ

この度2020年6月、「自予活クラブ」は、自殺予防団体-SPbyMD-の事業統括チームから分離し、新たなる組織として下記のとおり生まれ変わりましたことを、自殺予防団体-SPbyMD-主催事業「ゲートキーパー養成講習」受講修了者の皆様に、お知らせ申し上げます。既にメンバー登録されていた方々はそのまま情報を移行致しました。そして、ゲートキーパー養成講習の受講修了者のうち、お名前と連絡先が明確に分かる方々につきましては、新規に自動登録致しました。

ゲートキーパー養成講習の受講修了者は少なくとも100名以上いらっしゃるのですが、申込受付の記録が中途半端だったり既に破棄していたりで、半数の50名しか自動登録できませんでした。誠に申し訳ございません。つきましては、ご自身が自動登録済みか否かについて確認されたい場合は、大変お手数ですが下記記載の連絡先までお問合せくださいますようお願い申し上げます。

また、ゲートキーパー養成講習のほか以下のイベントに参加された方も、ゲートキーパー養成講習には劣りますが、ほぼ同等の受講内容を学習されておりますので、部員の対象とさせていただきます。
 ・自殺予防週間セミナー@江別
 ・いのちの日セミナー@めいめい

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【団体名】
自予活クラブ

【団体名カナ】
ジヨカツクラブ

【所在地】
北海道札幌市

【活動分野】
・保健医療または福祉の推進を図る活動
・社会教育の推進を図る活動
・助言または援助の活動

【団体活動目的】
自殺予防団体-SPbyMD-の下部組織として2020年6月、理事全員の了承を得て正式に設立されました。ゲートキーパー養成講習の受講修了者および講師陣で構成され、スキルアップに励みながら、こころの通う対話のできるゲートキーパーとして自信をもって活躍し続けられるよう継続的にフォローアップを行うことを目的とした「共益性」の高い組織です。

【団体活動内容】
部員に対してフォローアップを目的とした次の活動を行います。
(1)解説や講義を含む質疑応答
(2)〈対話法〉トレーニング
(3)パステルアート教室
(4)各種研修会
(5)その他付随する活動

【設立年】
2020年6月

【会費等】
一切なし

【活動地域】
北海道内

【活動PR】
「自分の大切な人を自殺から守りたい」という真剣な想いを持っている北海道民の皆様。こころの通う対話のできるゲートキーパーを目指して、自殺予防団体-SPbyMD-の養成講習を受講しませんか?道内各地で年間3〜4回の頻度で開講し続けています。

以上
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お問合せ方法:
宛先 jiyokatsu.spbymd@gmail.com
件名 自予活クラブに関するお問合せ
本文 フルネーム・受講修了日・お問合せの内容
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posted by 内田 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ全般

2019年06月02日

報告:自予活クラブ第3回フォローアップ研修会

本日、2019年6月1日(土)10時〜15時まで、エルプラザにて開かれた「自予活クラブ第3回フォローアップ研修会」について、かいつまんで報告いたします。



【〈対話法〉トレーニングの学び】



1)オープンクエスチョン・クローズドクエスチョン

反応型応答と確認型応答は、それぞれオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンと同意義だと理解して良いか、についてディスカッションを行いました。



オープンクエスチョンとは「開いた質問」とも称され、質問された相手が「はい」「いいえ」では応答できないものを指します。5W1Hの質問がオープンクエスチョンに該当します。クローズドクエスチョンとは「閉じた質問」とも称され、質問された相手が「はい」「いいえ」で応答できるものを指します。



これを踏まえ、確認型応答は相手が「はい」「いいえ」で応答できるような確認の質問をするわけなので、確かにクローズドクエスチョンに該当するといえるかもしれない、という結論に至りました。



ところが、反応型応答をオープンクエスチョンと同意義とはできないとされました。確かに、反応型応答は5W1Hの質問が含まれているため、オープンクエスチョンと言えそうに見えます。しかしながら、反応型応答には「質問」のほか、「アドバイス」「賛同」「同感」「批判」などの応答も含まれています。これらはクエスチョン(質問)ではないことから、反応型応答とオープンクエスチョンは同意義とはできない、という結論が導き出されました。



そして、これらは次のように、分類の目的が異なることが明確化されました。



『応答』の分類が目的:反応型応答と確認型応答

『質問』の分類が目的:オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン



2)反応型と確認型を見分ける

次の発言に対する応答を見てください。



発言: 『図書館へ行こうかな』

応答:

A 『何か調べたいことがあるんですか?』

B 『何を調べたいんですか?』



ゲートキーパー養成講習@札幌では、似たような練習問題を出して、どちらも反応型応答だと解答しました。理由は、5W1Hの「What(何)」に該当する質問文だからとしました。



しかしながら、ここで思わぬ指摘がありました。『何か』を英訳すると5W1Hの「What(何)」ではなく「Something」だという事実です。僕は『何=全てWhat』だと思い込んでいたため非常に驚愕しましたし、まさかここで中学英語を全く勉強しなかったことが露呈されるとは思いもしませんでした(苦笑)「Something」という英単語の意味すら知りませんでした。



さて、上記のA『何か調べたいことがあるんですか?』の「何か」はWhatではなくSomethingだと明らかになったため、この時点で、5W1Hの「What(何)」に該当する質問文では完全に無くなりました。



そして語尾が「〜なんですね」にはなっていないものの、Aの応答は、反応型応答ではなく確認型応答だと判明しました。



もっと腑に落ちた解説は次のとおりです。『何を調べたいんですか?』は「何を調べたいのか」について関心を強く持って相手に質問しているわけです。「何を調べたいのかを知りたい」という関心です。そのため、明確な反応型応答だと見分けることができます。



一方で、『何か調べたいことがあるんですか?』は「図書館へ行こうかな」という発言に対して、「図書館へ行こうとしている動機は何だろう」と聞き手が思っていて、「もしかしたら何か調べたいことがあるのかしら」と動機を推測したので、それを言葉に出して相手に確認しているわけです。そのため、確認型応答だと見分けることができる、という解説です。腑に落ちました。

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まるで、アハ体験のようでした。



3)ここまで高度なディスカッションをしたのは初めて

考案者の浅野さんから、〈対話法〉について、ここまで高度なディスカッションをしたのは初めてだと評価を受けました。反応型応答をオープンクエスチョンと同意義とは言えない根拠について丁寧に深掘りして、その結論を導き出すことができ、「何か調べたいことがあるんですか?」という応答を反応型ではなく確認型だと正確に見分けられるポイントを、全員が納得理解できるまで、懇切丁寧に言葉や文法を分解して、勉強することができました。



【グループワークの学び】



1)改めて考えることの大切さ

本日のグループワークは、普段は意義について特に改めて考えることをしないようなテーマについて、あえて改めて考えることで、新たな発見や課題を見つけようとしました。発想法の1つ『KJ法』を活用しました。



2)そもそも自殺予防活動をやる必要性とは…?

今回は「そもそも自殺予防活動をやる必要性とは…?」をテーマに掲げました。まずは、個々人が自由な発想でポストイットにその必要性を書き出しました。実際に出されたものには、『人との繋がり』『傾聴できる人を世の中に増やす』『労働力の確保』『助けられた人が助ける』『自分らしさの発見』『役割を見つける』...など、他にも様々な、自殺予防活動をやる必要性がポストイットで出されました。



次に、それらを全員でよく読み、意味として共通しているポストイットを重ねていきました。重ねた共通するポストイットを丸で囲み、タイトルをディスカッションしながら決めていきました。

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このようにして、今回私たちが導き出した「そもそも自殺予防活動をやる必要性とは」をまとめるとこうなりました。



『セーフティネットの網目を濃くすることで、自殺や孤独死といった最悪な結末に陥ってしまう状況を防ぎ、そのセーフティネットによって助かった人たちが学びの機会を得て生きる意味を見い出す。その結果、誰もが健康元気な社会づくりができるのではないか。それによって、明るい社会となり、経済を維持できるのではないか。さらに、そうしてセーフティネットの網目をより濃くして、網目から抜け落ちてしまう人を防げるようになるのではないか。』



以上が、本日のグループワークによって、私たちが導き出した、「そもそも自殺予防活動をやる必要性とは」の回答です。

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自予活クラブ第3回フォローアップ研修会は、4.5時間の非常に密度の高い有意義な時間となりました。全員が積極的にディスカッションに臨む姿勢を持っていたことが、素晴らしかったと思います。一人ひとりが、『スキルアップを目指したい』『苦手意識を克服したい』『仕事に最大限活かせるようになりたい』といった強い意識をもって、参加していただきました。



お互いに学びあうことができ、かつ、一緒に難題について掘り下げて考えて答えを導き出すワークができ、非常に楽しむことができました。感謝します!



次回のフォローアップ研修会の日時は、現時点では未定です。メンバーのスケジュールを上手く調整して、第4回目を開きたいと思います。本日はお疲れ様でした。



以上
自予活クラブ