コロナ感染症はミクログリアによる炎症か [2023年04月02日(Sun)]
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MF総研/大田
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新型コロナ感染症の人の精神的ケア |
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(3)うつ病は炎症性サイトカインが前頭葉に炎症を起こす [2022年11月28日(Mon)]
(3)感染しないように注意して!
新型コロナ感染症は後遺症として
持続的うつ病等を残す
(3)うつ病は炎症性サイトカインが前頭葉に炎症を起こす
新型コロナ感染症のウイルスも免疫細胞から炎症性サイトカインを分泌させて後遺症を残したと推測
うつ病は、精神的ストレス(悩みから)、過労、睡眠不足などから発症しますが、うつ病になるのは、免疫細胞ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されるため、前頭前野などに炎症を生じて、社会的な行動が難しくなったというのが最近の説です。
これと似たことがコロナ感染症の患者にも起きた、つまり、新型コロナ感染症のウイルスが引き起こした可能性があるのです。アメリカの研究者が推測したのもここでしょう。そうなると、コロナ後遺症が治らないひとには、うつ病の心理療法、とくに、マインドフルネスSIMTが効果がある可能性があるのです。
医師は、薬物療法だけで精一杯であり(和田秀樹氏)、心理職や看護職による精神療法を受けられる制度を作らないと、うつ病もコロナ後遺症も長引くおそれがあるのです。
ストレスがHPA系を亢進、ストレスホルモンが分泌され、免疫細胞を刺激し炎症性サイトカインが前頭前野などに炎症
今、社会の環境が厳しくて、職場ではつらいことが多いです。個人の対処能力を超えるようなストレスが多いようです。種々の悩ましいことがあって、「つらい、つらい」「いやだ、いやだ」などのつらい思考を渦まかせてしまいそうですが、HPA系の亢進、交感神経が亢進します。ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されます。
「外部的なストレッサー(ストレス源)によって精神的・肉体的な負荷がかかると、視床下部や脳下垂体、最終的には副腎が副腎皮質ホルモン(コルチゾール)やアドレナリンを作る反応。「ストレス応答」ともいう。」
(近藤一博『うつ病の原因はウイルスだった!』扶桑社、p120)
「身体のどこかでひどい炎症が起きると、炎症性サイトカインが大量に生まれます。血中を自由に移動できるサイトカインは脳に入り、グリア細胞に「炎症を起こせ!」のメッセージを伝達。
こうして神経細胞が炎症を起こし、グリア細胞が放出する有毒物質が神経細胞を傷つけることで、抑うつ症状が起きると考えられています。」(同p48)
副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン、コルチゾール)も、血液脳関門を突破して脳にはいるといいます。また、身体の臓器に炎症が起きると、血中の免疫細胞の炎症性サイトカインを分泌します。これも、脳に入ります。
これが、脳内にある免疫細部(グリア細胞、ミクログリア)が、脳の組織に、炎症を起こします。
うつ病の患者の脳のうち、前頭前野、前帯状皮質、島皮質などに炎症反応がみられるという研究を紹介しています(注1)。
そのほか、自殺念慮の重いうつ病の患者は、背外側前頭前野、腹外側前頭前野、前部帯状回、眼窩前頭前野、島、海馬、偏桃体、基底核の異常が認められ(注2)ています。
前の記事で見たのは、ウイルスHHV-6が潜伏しているひとは、ストレス反応が増幅されて、上記の炎症が大きくなるということです。HHV-6だけでは、うつ病にならないが、その感染している人が、ストレスを受けるとか、過労になると、そうでないひとに比べて、12倍、炎症反応を強く起こして、うつ病になりやすいわけです。
コロナ後遺症も、コロナのウイルスが炎症性サイトカインによる機能障害を起こして、その炎症がいつまでも回復しにくいのではないかと推測されます。
近藤一博氏の研究によって、HHV-6ウイルスの働きを抑制する新しい薬の開発が期待されます。しかし、全部、解決というわけにもいかないでしょう。薬で治らないが、認知行動療法(ベックの認知療法、マインドフルネスSIMTも、その一種(注3))でなら治る(もちろん一部です)疾患や問題がまだ残ります。次の記事で、神経炎症説を確認してから、新薬の可能性と
、まだ残る課題を考えます。
注1)乾敏郎『感情とはそもそも何なのか』ミネルヴァ書房、p88
注2)原田舟・上村永・松尾幸治「神経画像研究からみた気分障害と自殺関連行動の最新知見」(精神科治療学、2021年9月、星和書店)
注3)マインドフルネスSIMTは、「自己洞察瞑想療法」。見る局面だけではなくて、
見る、考える、欲求する、行為する、などすべての局面において、それらを動かす背後にある個人の評価基準である本音を観察して、価値実現の行動を選択することを習うことを通じて、
生きがいのある人生を生きていく手法。精神疾患の改善、予防、再発予防、人間関係の改善などに効果がみられる。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5011
★マインドフルネスSIMTの特徴
3つの公刊がある。
大田健次郎『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
また、SIMTによる支援者を「マインドフルネス瞑想療法士」といい、かれらの研究論文が
「マインドフルネス精神療法」で発表されている。
(以下、前の記事の主要部分)
http://www.jikei.ac.jp/branding/2017/topics/21.html
◆慈恵医科大学
ウイルス学講座・近藤一博教授らが、うつ病の原因遺伝子を発見し、論文がiScience誌(Cell Press)に掲載されました。
https://diamond.jp/articles/-/289323
◆Diamond Online
炎症性サイトカインについて紹介する前に、うつ病になりやすいウイルス(HHV-6)に感染しているひとがいるということが発見されました。こちらにわかりやすく紹介されています。
「セロトニン説は、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が劇的に効いたことを根拠にブームになったもので、当初は「うつ病の原因はセロトニン不足による」と説明されていましたが間違いです。
理由はいくつかありますが、一つはSSRIを抗うつ薬として投与し、セロトニンを補っても半分は治らないこと。もう一つは、うつ病患者の脳内物質を測った結果、セロトニンは減っていなかったことです。
」
近藤一博氏らは、うつ病にかかりやすくするウイルス(HHV-6)が脳内に潜伏していることを発見しました。このウイルスを持つひとは、12倍、かかりやすいというのです。
「この嗅球のアストロサイトでHHV-6が作り出すのが、潜伏感染タンパク質にして遺伝子情報も保有するSITH-1で、このSITH-1抗体が陽性の人はうつ病に約12倍なりやすくなります。」
勘違いされたくないのは、HHV-6がうつ病の原因とは言っていないということです。HHV-6がやっているのはストレスを増幅する働きで、ストレスを増幅することによって起こる病気の代表格がうつ病です。」
このウイルスが、うつ病の直接の原因ではなくて、ストレスにより、免疫細胞、ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されて、背外側前頭前野、島皮質、眼窩前頭皮質などに炎症を起こしている(これは、次の記事で)。その時、ウイルスHHV-6に感染している人は、それが、ストレスを増強させて、うつ病になりやすいといいます。
うつ病になるのは、免疫細胞ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されるためです。(次の記事)
感染しないように注意して!
新型コロナ感染症は後遺症として
持続的うつ病等を残す
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5092
この連続テーマの(1)
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5093
(2)あるウイルス(新型コロナ感染症のウイルスではない)が、うつ病にかかりやすくする
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5094
(3)うつ病の神経炎症説(この記事)
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5095
(4)別のウイルスHHV-6の悪影響
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5096
(5)新薬の期待となお残る課題
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(2)うつ病にかかりやすくするウイルスがいる [2022年11月25日(Fri)]
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NHK総合テレビ、新型コロナ感染症の後遺症 [2022年11月16日(Wed)]
NHK総合テレビ、新型コロナ感染症の後遺症
本日(11月16日)、NHK総合テレビの「おはよう日本」で、新型コロナ感染症の後遺症についての報道がありました。1年後も続いているひとがおられるそうです。
医師にかかっても、いうことがバラバラだそうで、なにをしたらいいかわからず不安だったとか。
下記の連続記事に後遺症についての、報道を集めています。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
★新型コロナ感染症の後遺症に精神的なケア
これで推測されるのは、次のことです。
うつ病に似た症状が後遺症にある。うつ病は、心理的ストレス、睡眠障害、過労、ある種の病気などから、副腎皮質からストレスホルモンが分泌される。それが、脳内に入り、免疫細胞から炎症性サイトカインが分泌される。
それが、脳内の各種の部位に炎症を起こす。背外側前頭前野、眼窩前頭皮質、前部帯状回、島皮質など。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4846
★心理的ストレスからも免疫細胞ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されて、うつ病に
新型コロナ感染症は、ウイルスによって、同様の炎症が起きて、そのために、ウイルスがなくなっても、うつ病に似た症状は、残ると推測されます。
以上のことから、「何をしたらよいかわからない」のであれば、マインドフルネス心理療法のうちのSIMT、自己洞察瞑想療法を実践していただくことをすすめます。
全国にSIMTの指導者がいます。
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/senmonka/list-mmt.htm
私も蓮田市(埼玉県)で、2月から開催します。コロナ後遺症の続くひとも試してみてください。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5082
SIMTは、つらいことに伴う感情(嫌悪、ゆううつ、つらい、悲しい、不安、怒り、など)を観察し、価値崩壊の行動を抑制し、価値実現の反応を瞬間的に観察するので、眼窩前頭皮質を活性化すると推測されます。
集中力の問題ではなくて、陰性の感情の処理の問題です。
眼窩前頭皮質は、うつ病だけではなくて、社会不安症、パニック症、PTSDでも、機能低下が報告されています。不安傾向の人、うつ傾向のひとに、SIMTをおすすめしています。
一生の間に、つらい出来事がたくさん起こります。がんになることもそうです。
家族でさえも、暴力、虐待、暴言、宗教の押し付けなどによって、家族をうつ病、自殺に追い込みます。
学校の教師でさえも、生徒の苦を共感せず、不登校、うつ病、自殺においこむこともあります。ハラスメントをする人、他者を苦しめる人も、眼窩前頭皮質の機能が低下しています。我欲による行為、衝動的な怒りを抑制しないのです。眼窩前頭皮質の機能低下です。そういう人は、怒りっぽいはずです。瞬間的に起きるイライラ、怒りの感情が起きた時、不当な欲望が起きた時、結果を予測せず、他者の苦を共感せずに、衝動的な行為を表出するのです。
犯罪を犯した人に、無評価で観察のマインドフルネスを実践してもらうことが発表されていたこともありましたが、最近はどうしたのでしょうか。感情や(他者を傷つける)欲望を観察し、抑制する(これこそ眼窩前頭皮質の機能)SIMTならば、効果が高いと思われます。
すべての人がSIMTをやってもらいたいのです。
(ここから、追記するうちに大きくなりました。)
別の記事にします。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5086
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
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沖縄で10万人がコロナ後遺症かと推計 [2022年11月11日(Fri)]
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うつ、不安、心配、ストレス、孤独感のひとは新型コロナ感染症の
後遺症が起きやすい [2022年09月15日(Thu)]
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
うつ、不安、心配、ストレス、孤独感のひとは新型コロナ感染症の
後遺症が起きやすい
新型コロナ感染症に罹患した人のうち、後遺症に苦しむひとがられるということが時々報道されます。後遺症については、しばしばふれました。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】
新型コロナ感染症の症状がおさまった後、数か月から1年も、倦怠感/睡眠障害/頭痛/胸痛/不安/抑うつ症状などが続くひとがあり、新型コロナ感染症とされています。
新しい研究が報告されました。
https://medical.jiji.com/news/54200
★コロナ感染前のメンタル不調は後遺症リスク
コロナ感染前にメンタル不調のあった人は後遺症が起きるリスクが高いということです。
感染する前に、
うつ、不安、ストレス、孤独感を抱えた人で後遺症のリスクが増加するのです。
「予防法や治療法は確立されていない」とされます。
4割超がLong COVIDを発症、症状は疲労感が最多
複数の苦痛あると約50%リスク上昇
「感染前に複数の心理的苦痛を有していた者は、「全くない」者と比べて50%近くの有意なリスク上昇が認められた」
抑うつ症状、不安症、新型コロナ感染症に関する心配、ストレスの自覚、孤独感が津陽、などの精神的な不調を抱えていた人に、後遺症が起きるリスクが高いというのです。
どういう仕組みで後遺症が起きるのかも研究中でしょうが、30年近く、うつ病のひとの回復支援をしてきた私は、感染症については専門家ではありませんが、次のように推測します。
通常のうつ病は、心理的ストレスや身体的ストレス(過労、睡眠障害など)は、陰性の感情、交感神経の過剰な反応をひきおこし、免疫細胞から炎症性サイトカインが分泌されて、これが、脳の種々の部位(背外側前頭前野、眼窩前頭皮質、島皮質など)に炎症をひきおこして、うつ病を発症するわけです。
これと似たことであろうと、すなわち、感染症のウイルスに感染したことにより免疫細胞が炎症性サイトカインを分泌したので、うつ病の場合と同じような脳の部位に炎症をもたらして後遺症が残ったのではないか。そして、もともと、心理的にうつ、不安過敏傾向だったのですから、感染症にかかったことを心理的に悩むでしょうから、心理的に感情的になることにより、免疫細胞から炎症性サイトカインが分泌されることも加わって、うつ病のような後遺症が起きたのであろうと推測されます。ウイルスと心理的ストレスの両方により、免疫細胞から炎症性サイトカインが分泌されたのでしょう。
治療しても抑うつに似た後遺症が治らない人はマインドフルネス心理療法SIMTも
後遺症の治療が続けられているそうですが、まだ画期的な治療法はわからず、手探り状態のようですが、うつ病に似た症状が治らない場合には、マインドフルネス心理療法のうちの、自己洞察瞑想療法(SIMT)を試していただきたいと思います。
これについては、次の記事に詳しく述べています。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4942
SIMTでの臨床試験はしていませんが、それは、他の治療法でも同様です。効果が確認されていない治療が試されている現状です。それで、数カ月治療しても治らないのであれば、SIMTを試してみる価値があると思うのです。
なぜなら、通常のうつ病が従来の治療で数年も治らない人でも、SIMTで治る例があるからです。
原理は、SIMTの課題が、炎症を起こしている部位を動かすことにより、そこにBDNF(脳由来神経栄養因子)をもたらして、炎症が回復するのではないかと推測されます。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/2474
★自己洞察瞑想療法(SIMT)による10段階のトレーニング
【マインドフルネス心理療法SIMTの参考書】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
【新型コロナ感染症に関する記事】
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/gaiyou.pdf
★新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査の結果
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
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新型コロナ治ってから1年後も精神疾患リスク上昇 [2022年03月01日(Tue)]
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コロナのワクチン接種の副反応も心理的要因のものも多い [2022年02月18日(Fri)]
コロナのワクチン接種の副反応も心理的要因のものも多い
新型コロナ感染症の「ワクチン」の接種をすると種々の副反応がおきると言われているが、ワクチンによる反応ではなくて、心理的要因で起きているものも多いという。
埼玉新聞、2月16日で見たが、ネットでは、沖縄タイムスでみられる。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/911234
★沖縄タイムス
こちらには、WHOの提唱が報道されている。
https://www.47news.jp/6157249.html
「病気の予防のために多くの人がワクチンを接種すると、さまざまな有害事象が時に起きる。なかには接種した人の「不安」によって生じるものがあり、世界保健機関(WHO)は「予防接種ストレス関連反応(ISRR)」という概念を提唱し、医療関係者らに周知を呼び掛けている。
全身性のアレルギーが起きるアナフィラキシーなどの「副反応」とは異なる。」
ワクチンの臨床試験の時に、生理的食塩水などを注射した人にも、多くの症状が現れたというのである。ハーバード大学の調査報告である。
「もともと不安や恐怖心が強い人や、過去の注射で痛い経験をした人は反応が起きやすい。ソーシャルメディアでワクチンに否定的な情報に多くさらされた人も影響を受けやすいと考えられている。」
こういうことが報告されている。生徒が学校でいじめられていたり、ほかのことで学校がいやだと感じている時に、朝、症状を訴える子がいるが、それも心理的要因で起きている。登校時間を過ぎると、症状が消えることでも、心理的要因であることがわかる。
子どもにワクチンを打つ時にも、同様のことがおきるだろう。
大人になっても、不安の強い人は、マインドフルネスなどをやっておくのもいいことだと思う。人生には、多くのつらい出来事がある。不安が強いと、似たような症状が起きるだろうから。心理的ストレスは、慢性の痛みをもたらしやすいこともある。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4867
★ 「痛覚変調性疼痛」
「この痛みは、痛みへの恐怖、不安、怒りやストレスといった社会心理的な要因が大きく関係する。それらの影響で、神経回路が変化し、痛みを長引かせ、悪化させるとみられている。」
まったく別件であるが、新型コロナ感染症の後遺症でも、心理的ストレスを起こして、後遺症とされているものもあるだろう。うつ病の症状と似ている症状もある。
これは、後遺症ではなくて、ワクチン接種時の副反応である。下記は感染した人の後遺症である。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症
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MF総研/大田
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新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア(5)
味覚障害はうつ病にもある [2021年01月30日(Sat)]
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア(5)
味覚障害はうつ病にもある
新型コロナ感染症の後遺症として、味覚障害も多いようです。それが、どうなるのか不明であると、つらい、不安、食事が作れないなどと悩む「精神的なストレス、心理的苦痛」であり、それが長期間生じると、抑うつ症状が憎悪するおそれがあるでしょう。だから、味覚障害の後遺症が続くひとにも、精神的なケア必要でしょう。
味覚障害は、うつ病にもある症状です。私もそういう患者(クライアント)さんのうつ病を改善するマインドフルネスSIMTの支援したことがあります。その人は、味覚障害も治っています。
うつ病には実にいろいろな症状があります。
「うつ病」「味覚障害」で検索してみてください。説明しているサイトがあります。味覚障害はうつ病にもある症状です。
新型コロナ感染症の後遺症としての「味覚障害」が、ウイルスによるものなのか、精神的なストレスによるものなのか、まだ、わかっていません。
原因がどちらであっても、絶望しない心理的なケアが望まれます。マインドフルネスSIMTもお役にたてるかどうかわかりませんが、一つの希望ではあります。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4722
【連続記事・目次】死なないで! 自殺防止−2021年
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4724
【連続記事】新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア
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MF総研/大田
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新型コロナ感染症の後遺症に苦しむ人に精神的なケア(4)
重い倦怠感・PEM [2021年01月29日(Fri)]
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MF総研/大田
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