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SDGs(持続可能な開発目標)が危機に瀕している [2024年03月23日(Sat)]

SDGs(持続可能な開発目標)が危機に瀕している

 国連事務次長補のサンダ・オジャンボ氏のインタビュー記事が報道された。 「2030年までの達成を目指すSDGsが危機に瀕している」という。

https://www.asahi.com/articles/ASS3P6H20S3MULBH00G.html
【朝日新聞オンライン 2024/3/22】危機のSDGs「特に5分野に注力を」 オジャンボ国連事務次長補

  国別の達成度ランキングで、日本の達成度は21位であり、後退している。

https://sdgs.media/blog/4130/
【SDGsメディア】2023年日本のSDGs達成度ランキング21位|進捗状況と取組み

 マインドフルネス総合研究所は、次の領域に特に重点的に取り組んでいる。

ゴール3の中のターゲット3.4 自殺の減少
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5352
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5223


ゴール4 質の高い教育をみんなに
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5224
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4719
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4894


 ターゲット3.4について、内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に ソリューションを登録している。
https://match.future-city.go.jp/pages/platform/c301/2200159
「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」

 しかしながら、「官」との連携は進捗していない。

 オジャンボ氏は「認知度は大切だが、SDGsのピンバッジをつけるより、実行することが 重要だ」と話しているという。

 当NPOは、内閣官房(4月から内閣府)と埼玉県の「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」会員でもありますので、これからは、「孤独・孤立対策推進」という視点から、すすめていきたい。
 5月は「強化月間」だから、次を行うことにしている。

http://mindfulness.jp/kodokukoritu/kodokukoritu.htm
【マインドフルネス総合研究所】孤独・孤立対策「強化月間」
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5329
【目次】今年も第2世代マインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5223
【目次】地方創生SDGs 3.4 自殺の減少 〜 2023年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点を

第4世代の認知行動療法を活用します
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5348
【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT
Posted by MF総研/大田 at 21:03 | SDGs | この記事のURL
(13)自分というものの観察には3つの側面〜対象の見方、行為のしかた、自分とは [2022年10月11日(Tue)]
東京で、10月のマインドフルネスSIMTの体験会、近づいています。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5047

11月は、埼玉県蓮田市で、12月は、仙台市で。

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(13)自分というものの観察には3つの側面〜対象の見方、行為のしかた、自分とは

 =認識論、実践論、実在論

 地方創生SDGsに、国をあげて取り組んでいます。私たちの活動の最も重要なSDGsの領域は2つのゴール、ターゲットです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4719
★地方創生SDGs ゴール4 質の高い教育をみんなに

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4714
★地方創生SDGs ターゲット3.4 自殺の減少

 この領域のうち後者については、SDGsに参加する前から、1993年から開始していたので、30年近く、活動しています。 支援のスキルも質の高いものを研究開発してきました。途中から、マインドフルネス心理療法の一つとしての「自己洞察瞑想療法」SIMTと名づけました。

 厳密な西田哲学によります。認識論、実践論、実在論という側面から、人間のありかたの全貌を視野に入れながら、観察方法を体系化します。

(表)観察する意識作用と自己
NEW-pp階層.jpg

(感覚的自己、思惟的自己は、行為を観察しない。罪な行為を犯すかもしれない。)

 SIMTは、この全体を観察する。参照文献のうち、A)とB)は、感覚から行為的直観まで、自己は叡智的自己までを観察する。
 参照文献C)は、感覚から自覚的直観まで、すべてと人格的自己まで観察する。

 そしてこれらは、実務的、実践ガイドの書籍である。西田哲学の学術書ではない。ブームになっている、自己観察のしかたのガイドブックである。

 「認知行動療法」という心理療法があるが、「認知」の部分が、認識論の領域に近い。 「行動」の部分が実践論に近い。
 従来の認知行動療法は、「観察」ということには、弱くて、認知を変える、行動を変えるという方法が前面に出ている心理療法である。
 マインドフルネスは、認知の有様を観察する、行動そのものを観察する心理的手法である。マインドフルネスには、種々の範囲があって、「何かの病気、変えたい症状」を治療できる「療法」になるかどうかは、臨床に用いてみないとわからない。

 意識作用のすべてにおいて、自己中心的な、他人には知られたくない「闇」の心理、エゴイズムの心理が働く。SIMTは、この心理を「本音」といって、その観察、抑制を重視する。しかし、他のマインドフルネスの流派では、こういう観察を強調するものは少ない。
 本音は、次に記載した。三浦綾子もこれに類似することをいう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4589
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3606

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5049
◆三浦綾子もいう

 覇権主義国家における他国侵略、国内の人権抑圧などのエゴイズムが、このエゴイズムの最悪のものである。そして、カルトによる人権侵害もエゴイズムの現れである。
 これ以外に、すべての組織で、団体で、力あるものが弱い立場のひとを苦しめる行為がある。 少数、革新、批判の排除や差別、 内集団びいき、 ハラスメント、誹謗中傷、言論の自由抑圧、など数々のエゴイズムの心理が働き、多くのひとを苦しめ、学問の発展さえも妨害することが起きている。 つらいひとは、うつ病になり、自殺させられる。 人間のエゴイズムは、決してなくならない。だから、常にこのことが教育されるべきである。

 西田哲学の学術書は、哲学者が多数著わしている。入門書として、次の本がある。

小坂国継(2022)『西田幾多郎の哲学』岩波新書
藤田正勝(2007)『西田幾多郎』岩波新書
藤田正勝(2020)『人間・西田幾多郎』岩波書店。 (「日本文化の問題」の深い哲学を理解せずして西田を批判する学者への反論も含まれている。)

(編集中です)



【関連記事】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4937
★世界観・人間観の哲学を確立して自分の力で考え信念を貫いて行動すること

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4834
★一体どういうリソースなのか
 =薬物療法で治らないうつ病などが治るような長期的な支援をして自殺を減少させるのは

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
A)大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
B)大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
C)大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 07:45 | SDGs | この記事のURL
(12)死の苦悩の淵にいる人を救う誠実な宗教が必要 [2022年10月07日(Fri)]

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(12)死の苦悩の淵にいる人を救う誠実な宗教が必要

 =遠藤周作の言葉(2)

 遠藤周作は、キリスト教も、神、仏のような働きが自分の心の中に働いていることを教えているのだと言っています。三浦綾子もキリスト教の教えを説いてくれるひとの教えによって、信じるこができるようになったのです。
 遠藤周作の言葉を一つだけと思ったのですが、 今、日本は、カルトだとも指摘される宗教的な問題で、多くの国民が苦しみ、政治までも大きな影響を受けています。
 そして、がん患者の自殺もあると聞きます。誠実な深い宗教的な教えが必要なひとが多いのです。地方創生SDGsで、国をあげて、自殺の減少にも取り組んでいます。
 こういう時ですから、誠実な、深い宗教があるべきだと思うので、遠藤周作の言葉をもう少し見ておきます。誠実な宗教。西田幾多郎は、救済するのは、生身の人間ではなくて、人間を超えた働き(超個)であるといい、道元や大燈国師などの禅、親鸞の真宗、キリスト教の聖書にあるといい、多くの哲学者(鈴木、井筒、秋月、西谷、藤田、小坂、竹村などの諸氏)が賛同しています。

新しい自己に再生する

 聖書がそうだとは思えない人も多いところを遠藤周作が教えてくれています。

 「現代人が聖書を読む時、イエスの復活の箇所にくるとはなはだ困惑するのは無理もありません。しかしそれは「復活」を「蘇生」と混同しているからで、復活は蘇生ではありません。 イエスの復活とは二つの意味があります。
ひとつは彼が大いなる神の生命のなかで永遠に生きつづけること、もう一つは彼の教えが人々の心のなかに何時までもいきいきと再生していることです。」(注p187)

 「復活とは我々が我々を生かし、我々を包んでいるあの大きな生命に戻り、そのなかで生きるということなのである。この大きな生命を仏教者も禅などによって体で感じている筈だ。そしてそれを悟りとよんでいるが、悟りを更にこえた生命体に参加することを復活というのである。」(p188)

 単なる個人、個、自己、自我の自己と思っていたのに、超個の個であったという、新しい自己に目覚めること。そう自覚するためには、相当に真剣さが求められる。だからこそ、不治の病気の人やうつ病などで死の淵に立った人にこの復活がみられるのだろう。
 遠藤周作は、キリスト教の聖書と深い禅は同じとみている。西田幾多郎と同じである。ただし、キリスト教の中で、この解釈が同じではなくて、キリスト教も多くの分派があって解釈が同ではないようだ。なかには、キリスト教といいながら「カルト」的なものがある。それは気をつけなければならない。うつ病の患者、がん患者、難病の患者が、死の不安、自殺したくなる恐怖、それだけでもつらいのに、「カルト」に引き込まれては、二重苦となってしまう。うつ病、自殺にもなりかねない。だからこそ、誠実な宗教が必要である。

地方創生SDGs 4 質の高い教育

 地方創生SDGsのゴール4として、こういう宗教哲学やうつ病予防法が教育されるべきである。孤独、カルト、うつ病、自殺、不登校、8050問題など関係する。
 今の教育は、偏っている。大学教育や社会人教育でカバーすべきである。義務教育、公立学校での教育は無理かもしれない。家庭の宗教とは違うというとまどいをみせる家庭があるかもしれないので。しかし、うつ病、カルト、自殺予防、ハラスメント被害・加害予防になるような人間哲学は人生の何処かで教育を受けたい。一生、影響するかもしれない。
 そして、深く悩む人には、三浦綾子がそうであったように、短期間の支援で心が定まるわけではない。だからこそ、仏教が病院での支援ができていない理由でもあるだろう。地元の支援者が、対面で、相当の期間の支援が必要になりますので、地元に支援者を作ることを考えるべきです。 各都道府県で、関心ある組織で、どうすればいいか、検討する会議を開催しませんか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4719
★地方創生SDGs ゴール4 質の高い教育をみんなに

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5020
★ここに、会議、シンポジウムなどを提案している。協働で開催してくださるところがあれば全国どこでも検討させていただきます。おしらせください。


『人生の真実を求めて』朝日文庫、2022年6月30日、原文には改行がないところを改行したところがあります。

禅については、学問的な書籍が発行された。もう一度、紹介します。
竹村牧男、2022年『道元の哲学』春秋社
 道元にも、超個の個という哲学があった。西田幾多郎が要点を伝えたものが、本格的に竹村牧男氏によって詳細に解明された。カルト、自殺などの解決のために、こういう道元の哲学も教育されるべきである。

【関連記事】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4834
★一体どういうリソースなのか
 =薬物療法で治らないうつ病などが治るような長期的な支援をして自殺を減少させるのは

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 08:01 | SDGs | この記事のURL
(11)日本には深いマインドフルネス(自己の観察、真の自己探求)が多数あった [2022年10月06日(Thu)]
★内閣府のSDGsプラットホームにソリューションを登録しています。
「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」


★講座 「うつ病・自殺予防の心得」11月12日
 蓮田市養育委員会企画
  他でも開催しますので、ご連絡ください


◆マインドフルネス体験会(東京) 〜 10月29日 
 佼成出版社の企画
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

◆毎月開催、「マインドフルネス心の健康クラブ」(埼玉県蓮田市)
(主催:マインドフルネス総合研究所)
1993年から30年継続している実践会。
 参観したいかたはメールでおしらせください。
★そのほか、こちら 「募集しています」

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(11)日本には深いマインドフルネス(自己の観察、真の自己探求)が多数あった

 =遠藤周作の言葉

 「マインドフルネス」は、真実の自己の探求ですが、無評価で観察の「マインドフルネス」は歴史が浅いものです。日本には、道元以来(竹村牧男氏によれば、空海にも)、禅として長く探求されてきました。前の記事で、宗教レベルのマインドフルネスといいました。

 無評価で観察するのは、対人場面でない時しか、できません。人間は、自己中心的な評価をして、怒り、イライラし、不安になり、恨み、・・・、数々の陰性の感情を起こします。 前の記事で三浦綾子の言葉をみたように、自己ひいき、自己合理化、他者批判に厳しい、他責、不都合なことは見て見ぬふり、など、一言でいえば、エゴイズムです、闇の心です。現在、ブームになっている「マインドフルネス」にも、また、エゴイズムの「評価」で、おかしな行為をするものまであるのです。
 社会生活の場面では、評価の連続です。人の行為を見て、言葉を聞いて、 「評価」して「感情」を起こします。そして、叱責、誹謗中傷、いじめ、暴言、暴力、排除、殺人、戦争などの行動をします。「評価」だらけです。時に、自分を苦しめて、うつ病、PTSD、自殺などが起こります。

 日本人は、多くの人が、禅で、芸術で、深い自己の探求、エゴイズムの批判をしてきた歴史があります。多くのひとがいて、とても追いきれませんが、こちらに一部の人を紹介しています。

「マインドフルネス心の世界遺産」 

 たとえば、
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4908
★茨木のり子さん

 このような人たちは、「マインドフルネス」=心の観察、については、ずいぶん先を行っています。無駄をしないように、参考にすべきです。そういう意味で、無形の遺産です。
 このような偉大な人の研究は面白いのですが、研究は臨床と違います。研究をしていると、臨床の時間をとることができなくなります。

 このような人たちは、この人が生まれた土地の人にとっては、「故郷の偉人」「わがまちの偉人、遺産」です。その土地の人が紹介してほしいと思います。

 このうちの「遠藤周作」です。先の記事で言いましたように、 死が近いと意識する人は、宗教的な問題を求めるそうです。病院に来て教えてくれる伝統が、日本の仏教にはありません。しかし、三浦綾子さんの周囲には、深いことを教えてくれるひとが現れています。キリスト教です。ギブスベッドにねて居る病院に来て、教えを説いてくれます。宗教的な救いを痛切に求める人は病院に多いでしょう。

遠藤周作=神、仏のような働きが自分の心の中に働いている

 キリスト教の人のうち、私が「マインドフルネス心の世界遺産」としたひとのうち、キリスト教の人として、遠藤周作がいます。
 すぐれた心の世界遺産は、多くの人に受け入れられますので、死後も、作品が繰り返し、書籍が発行されます。「遺産」です。遠藤周作も、また新刊が発売されました。( 『人生の真実を求めて』朝日文庫、2022年6月30日)

 すでに、上記の「マインドフルネス心の世界遺産」にも、多く紹介していますので、この新刊からは、ひとつだけ、紹介します(p243)。今、話題にしている、心の観察、最も深い観察のところ。 仏教の専門家でさえも、教えくれることが少ない深いところを見ています。

 「神が存在するという前に、神でも仏でも、自分の心の中にそういうものが働いているかどうかということが問題です。仏教では、仏の働きは心の底にあると言います。 働きがあるというのは、本当にそれがあることだから、神とかキリストとかいうのは、働きだとまず思ったらいいのではないでしょうか。神とは自分の中にある働きだ、と私は考えているのです。」 『私にとって神とは』(エッセイ)

 仏教だと言っています。坐禅するだけとは言っていません。こういうことを教えくれる人ならば、病院にも行くでしょう。三浦綾子が聞いたところと同じでしょうから。

 日本では、病院にきてくれる宗教者が少ないので、死の覚悟をしたひとは、後悔するのです。深い宗教を学ばなかったことを。(『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』p238)

 まだまだ先があるような30代、40代のひとの、うつ病の治療でさえも、マインドフルネスSIMTで1年ほどかかるのです。このレベルは、宗教的レベルではありません。意志作用、行為的直観という「働き」のレベルです。しかし、遠藤周作、三浦綾子がいう「働き」は、自己の働きを超えた働きです。西田哲学は、「自覚的直観」といいます。自分の働きではない。自分を超えたものが働いているということを本当に自覚できるまで。他人をだますことはできても、死が近い自分をだますことはできない。まぎらすことはできない。
 だから、深い働きがわかるまでに、時間がかかりそうに感じるでしょう。だから、がんと宣告された、もう間に合わない、もっと早く宗教を勉強したかったという後悔をする患者が多いのでしょうか。

【関連記事】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3361
★念仏の人にも

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4580
★誠実な「共生」の理念の宗教や学問も

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4651
★ノーベル平和賞を見て「カサンドラ」を思う

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 07:27 | SDGs | この記事のURL
(10)どうしても宗教的レベルの世界観自己観のマインドフルネス探求が必要なひとがいる [2022年10月05日(Wed)]
★内閣府のSDGsプラットホームにソリューションを登録しています。
「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」


★講座 「うつ病・自殺予防の心得」11月12日
 蓮田市養育委員会企画
  他でも開催しますので、ご連絡ください


◆マインドフルネス体験会(東京) 〜 10月29日 
 佼成出版社の企画
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

◆毎月開催、「マインドフルネス心の健康クラブ」(埼玉県蓮田市)
(主催:マインドフルネス総合研究所)
1993年から30年継続している実践会。
 参観したいかたはメールでおしらせください。
★そのほか、こちら 「募集しています」

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(10)どうしても宗教的レベルの世界観自己観のマインドフルネス探求が必要なひとがいる

 作家、三浦綾子さんは、ギブスベッドに7年臥ていた。治る見込みがなかった。

 「わたしには長いこと、ギブスベッドに絶対安静を強いられていた日々があった。ギブスベッドは、石膏の粉の溶液の中に繃帯を浸し、それをうつ伏せにした患者の背中から腰にかけて二十巻ほどのせ、乾かして作る。すなわち体の形のままにできた石のように堅いベッドである。むろん、寝返りをうつことなどはできない。 体は固定されたままである。食事は胸の上に膳を置き、手鏡でそれをうつしながらとる。洗面も排便も、読書も書くことも、一切が仰臥のままである。」(『光あるうちに』新潮文庫p66)

 そのような彼女が生き抜いたのは、恋人の愛と、その人が教えてくれる宗教であった。彼女が入院していた病院に、男性が訪れて、聖書を読むことをすすめて、宗教の教えを説いた。現実の人間を絶対視させるようなカルトではなかった。すべてのひとが包まれている神の愛であった。

 彼女は治って、その人と結婚した。後に小説を書く。

 人生には苦悩がある。耐えきれずに自殺する人も多い。一部の人は他のことでは救われず、どうしても宗教的な救済が必要なひとがいる。重い病気になって治る見込みがなくて、死にたくなっている人や、特に病院に入院するほど重くて死を意識する人がそうだろう。多くの患者を看取った医師がいう。死を意識する患者は、宗教を求めたという。

 治るかわからない、身動きもできない、そのような深刻なひとにも、こころの救いのみちがある。こころの救いであるから、精神科医の領域にも近い。オーストリアの精神科医,フランクル は、ロゴセラピーを開発したことで有名であるが、そういう宗教的な救いがあることを言う。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2635
★精神衛生的観点から宗教による救いも必要

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3194
★宗教的無意識
 人が自分の価値とするものに没頭するのをフランクルは「精神的無意識」というが、その意識作用を西田哲学は「行為的直観」という。これよりも深い働きがあるといい、フランクルは「宗教的無意識」と言っている。
 自分は自分の意識作用よりも深く、自分を超えた働きに包まれているという意識、宗教的であるとされる。日本の哲学者は、超個、絶対無、無分節、東洋的無などという。 西田哲学は、場所的論理と逆対応の論理で説明した。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2338
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3029
 この境地の働きを「自覚的直観」といい、自分の意識が自分のものではなくて、絶対が否定して成ったものとして生きる自己を「人格的自己」という。フランクルの宗教的無意識に生きる自己でもある。筆者の著作(2022年)は、このレベルの実践書である。「マインドフルネス」として、文字で説明することを心がけた。身につけるためには実践が必要である。
 禅、仏教のひとに多いのであるが、キリスト教の人にもいる。作家では、遠藤周作が似たことをいう。



(外出したので、述べる時間がなくなりました。明日以降にします。 作家を紹介します。外国にもおられるので、東西に関わらない真理なのである。 日本には、仏教者に数多くおり、芸術家も多い。哲学者もそれを指摘する。
 こういう深刻な苦悩を救うマインドフルネス(=自己の観察)もあるのだが、それを知らずして、否定したり、それを主張する人を排除する。無知、無理解により、苦悩する人の救済を妨害する罪である。三浦綾子がいう「原罪」である。宗教にかかわらず「原罪」を犯すひとは多い。大学に多いというのが、 オルテガ である。自分が嫌悪するか、または理解できない哲学、宗教学の領域のことを理解せずして否定、排除するのである。苦悩するひとが「カルト」の被害にあう遠因を作ることになる。深い禅を否定することが多いせいか、日本では、病院で死を意識する患者が希望する教えを病院で教える仏教者が少ない。三浦綾子の周囲には、深いキリスト教を教える牧師、信者が多く現れている。)

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

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★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 11:21 | SDGs | この記事のURL
(9)問題に応じた「自己の階層」を洞察するマインドフルネスSIMT [2022年10月04日(Tue)]
★内閣府のSDGsプラットホームにソリューションを登録しています。
「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」


★講座 「うつ病・自殺予防の心得」11月12日
 蓮田市養育委員会企画
  他でも開催しますので、ご連絡ください


◆マインドフルネス体験会(東京) 〜 10月29日 
 佼成出版社の企画
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

◆毎月開催、「マインドフルネス心の健康クラブ」(埼玉県蓮田市)
(主催:マインドフルネス総合研究所)
1993年から30年継続している実践会。
 参観したいかたはメールでおしらせください。
★そのほか、こちら 「募集しています」

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(9)問題に応じた「自己の階層」を洞察するマインドフルネスSIMT

 自分とは何か、生きているということ(意味)、虚無、絶望などについては多くの哲学や宗教学が論じている。その最も深化したのが、日本の禅や西田哲学であろう。
 「マインドフルネス」がブームになってから、「自己」とは何かということについても、記述し実践するものも現れた。アクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)や、弁証法的行動療法(BDT)、そして自己洞察瞑想療法(SIMT)がそうである。
 MBSR,MBCTは、その実践がないので、「自己」が問題になる苦悩には、用いることができない。
 また、観察する自己が真の自己というと、それさえもが、消えるのではないかという「死」の問題についても応えることはできない。「マインドフルネス」でも、問題「に応じて、適切なものを適用することになる。メタファー(たとえ)でいうと、「せき」がある病気でも、かぜ、インフルエンザ、肺炎、結核、コロナ感染症などには、別の治療法でないと効果がないことと似ている。

 自己洞察瞑想療法、SIMTは、西田哲学の実践化であり、種々の段階の自己に取り組む。

自分、自己にも浅いもの、深いものがある

 深い日本の禅は、真の自己を「悟る」といってきた。西田幾多郎も深く実践して、哲学的に記述した。西田哲学によれば、自己は浅いものから深いものまである。次の順序で深くなる。

判断的自己、知的自己、意志的自己、叡智的自己、人格的自己

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3291
★西田哲学による自己の階層

 欧米のマインドフルネスのうち、ACTとDBTによる深い自己は、次のとこころで述べた。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2080
★ACT、文脈としての自己

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2078
★DBT、賢明な自己

 ともに、自分の種々の意識作用を対象的に見ているものを自己としていて、目的を実現する行動まで見ている(観察している)ので意志作用を起こす主体であり、意志作用を見ている主体で、意志的自己である。
 ただし、西田哲学は、対象とそれを作り出す働き(作用)とは、ともに同じ場所に包まれているはずであるという。西田哲学の意志的自己は中身がある。自己の中に、目的、対象、作用をもつ。

 ACTの自己、DBTの自己よりも深い自己があるというのが、西田哲学である。自己が意識されていて、自己を超えるものの探求がない。このような自己も罪を犯し良心の呵責を覚え、虚無とも感じ、死ぬとそれが消えるのではないかという「死」の苦悩を扱うことができないだろう。

 意識される自己を真の自己とする哲学では、解決できない問題がある。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3085
★ジョン・カバット・ジン氏のMBSRは浅い
、 全体性(=人間の根底、真の自己の基礎)に入る扉の前にすぎない
 =ご自身が言っておら れる

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3889
★浅いということは深いものがあるということ
 どうしてMBSRの先の研究がされないのか

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

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★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

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https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 10:15 | SDGs | この記事のURL
(8)自己とは何かを観察・洞察するマインドフルネスSIMT [2022年10月03日(Mon)]
★内閣府のSDGsプラットホームにソリューションを登録しています。
「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」


★講座 「うつ病・自殺予防の心得」11月12日
 蓮田市養育委員会企画
  他でも開催しますので、ご連絡ください


◆マインドフルネス体験会(東京) 〜 10月29日 
 佼成出版社の企画
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

◆毎月開催、「マインドフルネス心の健康クラブ」(埼玉県蓮田市)
(主催:マインドフルネス総合研究所)
1993年から30年継続している実践会。
 参観したいかたはメールでおしらせください。
★そのほか、こちら 「募集しています」

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(8)自己とは何かを観察・洞察するマインドフルネスSIMT

 人間とは何か、自分とは何かを探求する禅やマインドフルネス。 禅は真の自己とは何かを探求して、悩みを解決するという。 マインドフルネスのうちにアクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)も真の自己は「文脈としての自己」だという。

 深刻な苦悩をかかえる人には、自己とは何かという探求が求められる。 難病をかかえ、寝ているだけで家族に迷惑をかけていると思った三浦綾子も「虚無」に襲われた・・・。結核、脊椎カリエスにかかり、ギブスベッドに寝て、全く動けない。治る治療法がなかった、治る保障がなかった。「それでも生きる意味があるのか」「それでも生きる自分は何か」。痛切な苦悩。
 今も、生きづらくて、自殺していく人も多い。現代でも、治る治療法がまだない難病で苦しむ人もいるだろう。生きている意味を痛切に感じるだろう。
 今も、「死」を意識する人は多い。暴力、虐待の被害者、親からさえも愛されない、がんの宣告、難病の宣告、 うつ病が治らずいつまでも復帰できない、罪深い自分、・・。そして、最近では、コロナ感染症の後遺症が治らない、・・・。

 深い禅は、自己とは何かを探求した。しかし、深い禅が失われて、「マインドフルネス」がブームになった。しかし、しかし、と言わざるを得ない。
 最もブームの「無評価で観察」のマインドフルネスは、この問題には、全く触れていない。MBSR,MBCTには、自己とは何かの問題は含まれていない。
 ほかの、「自己の哲学」を用いるしかない。
 ACTは、別の哲学から、「文脈としての自己」をいう。弁証法的行動療法も、「賢明な自己」をいう。日本で多くの禅僧が探求した深い禅とは違うようである。
 日本からほとんど失われた深い禅には、西田哲学、鈴木禅哲学が解明した、深い自己があった。別に説明したが、自己を超えた働き、超個が内奥から働き、「私」(個)は超個が自己を否定して成ったもの、超個の個という意識になる。道元は「現成」といった。自己だけではなくて、対象的に現れるもの、見るもの、聞くもの、痛み、苦悩も、すべてが、超個の現成となる。
 そこは、最も深い自己であり、「死」「虚無」「生きる意味の喪失」「醜い自分」「汚い自分」「罪深い自分」を深刻に意識して苦しむ人には、そこまで必要であるが、うつ病や他の悩みの人には、そこまで深い自己でなくて、やや浅い自己の探求で、解決する。自己には、浅い自己から深い自己まで、自己の階層がある。

 ACTも、自己の階層をいうが、途中まで西田哲学の階層と一致するが、深くなると違ってくる。

 (この深い超個の個を「悟る」という深い禅を指導するひとはいまでもごく少数おられるが、その指導法は、「言葉」の少ない方法、たとえば、公案を用いるだろう。難病で寝ている人には無理であろう。)

(続く)



SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

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★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

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★評価、判断とは

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★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

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プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

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★暗いボタン。闇の心だ。

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★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

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★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

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★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

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★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

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 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

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★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

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★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

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★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

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★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

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★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

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★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

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★マインドフルネス支援者の倫理

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★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

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力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

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★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


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【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

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【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 07:13 | SDGs | この記事のURL
(7)禅やマインドフルネスの人が見ようとしない「罪」とは [2022年09月30日(Fri)]
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「自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防」


★講座 「うつ病・自殺予防の心得」11月12日
 蓮田市養育委員会企画
  他でも開催しますので、ご連絡ください


◆マインドフルネス体験会(東京) 〜 10月29日 
 佼成出版社の企画
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

◆毎月開催、「マインドフルネス心の健康クラブ」(埼玉県蓮田市)
(主催:マインドフルネス総合研究所)
1993年から30年継続している実践会。
 参観したいかたはメールでおしらせください。
★そのほか、こちら 「募集しています」

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(7)禅やマインドフルネスの人が見ようとしない「罪」とは

 人間とは何か、自分とは何かを探求する禅やマインドフルネス。 禅は真の自己とは何かを探求して、悩みを解決するという。 マインドフルネスのうちにアクセプタンス・コミットメント・セラピー(ACT)も真の自己は「文脈としての自己」だという。

 ところで、禅やマインドフルネスは瞑想技術そのものを尊重するものがある。禅の人は、ただ40分くらい坐禅するだけのものが多い。無評価の「マインドフルネス」も同様だ。これでは、真実、苦しむひとは救われない。他国の侵略の批判も出てこない。うつ病のひとの支援はできない。
 「無評価で観察」は自分の見方、考え方、発言・行為が自己中心的であることを評価しないことになる。キリスト教のいう罪を自覚しないことになる。
 自分のエゴイズムが自分や周囲の人を傷つけていることに自覚がないものが多い。そのことが傷つけるのだから、自分が罪深いことをする自己中心的な心理を観察するのだとSIMTはいう。西田哲学、鈴木禅哲学、社会心理学などが指摘していることだ。

 日本の禅の人や学者がそれを指摘しない。だから、これらが、実際、苦悩するひとを救済できないのだと思う。

自己中心的なものさし、SIMTでいう「本音」

 この点については、キリスト教は真剣に教えているように見える。前の記事に続いて、さらに、三浦綾子の言葉を挙げる。今度は『光あるうちに』(三浦綾子、新潮文庫)からである。

 「わたしたちの心には二つの尺度があって、自分の過失を咎める尺度と自分以外の人の過失を咎める尺度とは全く違うのだ。」P29

 「わたしたちは、自分を「罪人」だなどと思ってはいない。 罪深いなどと考えたりはしない。
「わたしは、人様に指一本指されることもしていません」
 わたしたちは、大ていそう思っている。それは、そうなのだ。なぜなら、前にも記したように、わたしたちは常に、尺度を二つ持っているからだ。
「人のすることは大変悪い」
「自分のすることは、そう悪くない」
 この二つの、はかりが心の中にあるからだ。
 つまり、「自己中心」なのだ。「自己中心」の尺度で、ものごとをはかる限り、 自分は悪くないのである。なぜなら、それは、
「自分のすることは、そう、悪くはない」
というものさしなのだから。
 それどころか、
「自分のすることはすべてよい」
 というものさしを持っている人さえいる。」P32

 これは、キリスト教の人、三浦綾子の言葉である。キリスト教の人は、自分の醜さ、エゴイズムに気づくことをいう。
 自分の罪を自覚しない人間は、大学や企業にも多いのは、 オルテガ マアルーフや、 社会心理学者が指摘している。
 日本の禅やマインドフルネスは言わない。SIMTでは、自分独自の評価基準を「本音」といって、観察することを重視する。このような面倒な方法は、この団体には、無用だ、と排除されたことがある。うつ病を治したい人には必要なのに、罪つくりの学者がいる。心理療法は無用という、無知からの 原罪」であろう。

 うつ病、PTSDなどの深刻な苦悩は、自分独特の評価基準があるという本音の探求をすれば治ることがあることが、我々の30年近くの実際支援の経験の結果、判明した。自分の評価基準が感情を起こして、脳の炎症をひきおこし症状が現れるようである。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3162
★西田哲学の生活の指針は「至誠」

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2393
★独断と我執を否定すべき

 禅の人、大学でマインドフルネスを教えている先生がたは、理解しなかったが、キリスト教の人は理解してくれるだろう。
 三浦綾子の言葉を見ると類似点があるようで、これからは、キリスト教の人が理解してくださるかもしれない。
 日本は、孤独、ひきこもり、いじめ、ハラスメント、過労、虐待、カルト、などで苦悩し、うつ病、自殺が多い。薬物治療だけでは治らない人がいるが、自己中心的な本音、三浦がいう「罪」が影響しているという理由がわかって理解していただけるだろうか。
 三浦綾子の作品を読むと、実に誠実なキリスト教の人が多い。こういうかたがたが、孤独、うつ病、自殺の問題の解決に動いてくださるかもしれないと期待する。
 三浦綾子の誠実なキリスト教は、カルトではない。ただし、キリスト教系のカルトもあるので、注意しなければならない。

 種々の問題で苦しむひとたちに、自分をかえって苦しめる自己中心的な本音を観察するマインドフルネスSIMT、権力ある者が罪の意識なくうつ病に追い込んでしまう権力者が それをやめるために罪、エゴイズムを観察し抑制するSIMTのような方法が普及していくことを期待する。 宗教者や学者も、日本のことを思うならば、罪の意識なく妨害することになる行為は慎んでいただきたいものだ。「難病」の治療法も、「難問題」の解決法も必要だということになる。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理〜学者・医師・宗教者・マインドフルネス者
 自分に甘い、浅い、多数派、批判排除、臨床しない、批判されない地位

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4653
★ここにも、自分の罪に気づかない人のことが

(続く)

 キリスト教でいう自己中心的な心理の抑制をいうが、道元禅では、こういう形で強く警告している。現代の教えでは捨てられていて、ただ、坐禅をいうのみのものが多い。これでは、国内外のエゴイズムが渦巻く現代の危機的な状況に貢献できるはずがないであろう。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4960

 西洋の人は、キリスト教に失望して、東洋・日本の禅に期待して日本を訪れるというが、劣化を知り失望するだろう。むしろ、逆ではないか。禅の宗教、学問は、キリスト教における自己のエゴイズムの批判を学び、従来の宗教、学問が捨ててきた日本の宝を再発掘すべきでは? それとも、このまま衰退、消滅か? 中国、インドの禅の消滅のように。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2014)『 不安、ストレスが消える心の鍛え方――マインドフルネス入門』清流出版
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
 以下、関連記事です。

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瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

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★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

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★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

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プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教(大乗仏教) もキリスト教もおしえているようです。人間は、自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。メンバーの幾人かは、自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。そこにあてはまらない問題が出てくるので、従来説を超える説をいう革新説は排除される、変化は起こらない。このようであると、社会問題や難病の解決策が排除される。だから、大乗仏教の龍樹は、どこんも定義づけするなといった。それが宗教なのだろう。
 大乗仏教にも日本仏教にも深い人間哲学があったようで、新しい問題、難しい苦悩に取り組まないと苦しみ続ける人を救済せず活躍の機会を奪い、国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

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★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

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★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

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★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

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★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

SIMT=自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT)
【SIMTの参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4905
【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 17:12 | SDGs | この記事のURL
(6)闇の本音を自覚しない日本の禅, マインドフルネス=キリスト教はこの点誠実 [2022年09月29日(Thu)]
孤独、不安、つらい人は、始めは正体を隠した誘い(アンケート、占い、相談、ヨーガ、ボランティア活動など)からカルトにはいっていくリスクがあります。
「カルト」が問題になっています。こちらに「カルト」について情報があります。


https://blog.canpan.info/jitou/archive/3073
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4911
★事件が起きる前に、カルトについて論じていました

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
(6)闇の本音を自覚しない日本の禅、マインドフルネス=キリスト教はこの点誠実

 日本のマインドフルネスは、西田哲学、鈴木禅哲学を理論的な背景にしています。前の記事で、本音、エゴイズム、闇の心理を意識して抑制するのだといいました。日本の禅は、無評価で観察のマインドフルネスに似ていて、瞑想時、坐禅時だけのことが重視されるので、家庭や職場などでのエゴイズム、本音の観察はわからないかもしれません。

 しかし、キリスト教の人は、よくおわかりだと思います。三浦綾子記念文学館に行きましたが、彼女の小説には、それがよく描かれます。日本人も、たくさんの罪を犯しているのですが、 自覚が薄いようです。

 彼女の自伝的作品『道ありき』(新潮文庫)からの言葉を引用してみます。

 「わたしには、人の心を傷つけているという自覚がそれまで全くなかった。」p211

 「罪の意識がないということほど、人間にとって恐ろしいことがあるだろうか。 殺人をしても平気でいる。泥棒をしても何ら良心の呵責がない。 同様にそれと、わたしもまた、人の心を傷つける行為をして胸が痛まないのだ。
    こう思ったわたしは、
    (罪の意識のないのが、最大の罪ではないだろうか)
     と、思った。」P212
 人間は不完全な存在です。

 「わたしはこの世に、自分の意志よりも更に強固な、大きな意志のあることを感じずにはいられなかった。その大いなる意志に気づいてみると、 平凡な日常生活の一日にも、確かに自分の意志以外の、何かが加わっていることを認めないわけにはいかなかった。」P123

 前川正さんは、実に「至誠」の人です。綾子さんがはじめに愛した人です。病気で亡くなりました。

 「前川正は、
「ぼくはねえ、形だけは品行方正ですよ。だけど、心の中はそれだけに妄想で渦まいているのです。」
 とも言った。」P130

 前川正さんは、実在の人ですが、このように誠実な人をみたことがありません。 それなのに、自分の罪を意識しておられます。

 現代の日本の禅の人、禅の学問は、こうした罪の自覚をいいませんね。道元は繰り返えし、言っていますが。

 日本の禅やマインドフルネスは、キリスト教のこうした深い罪の意識、つまり、自己中心的な、闇の心、エゴイズムの意識の観察、自己洞察がされず、浅いものに思われてしかたがありません。
 ジョン・カバットジン氏のマインドフルネスストレス低減プログラムの7つの態度、全体性は、それを示唆していますが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3251
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3277

 三浦作品を読むと、キリスト教の人の誠実さがうかがわれます。自分の小さいこと、罪びとであることは、親鸞聖人の言葉にもみられます。しかし、禅のひとは偉いですね、自分の解釈に自信満々を感じます。自分が審判者ですね。

(続く)


 以下、関連記事です。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4653
★意識せずして評価した思考、発言、行為で他者を苦しめる「原罪」

【参考】坐禅のほかにも大切なことがある仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2687

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3589
★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4146
★評価、判断とは

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2787
★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2424
プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教もキリスト教もおしえているようです。自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。革新は排除される、変化は起こらない。社会問題が解決しません。国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3795
★暗いボタン。闇の心だ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2669
★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4922
★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5021
★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4583
★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3616
★専門家のエゴイズム、闇のこころ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★みてみぬふりする

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4067
★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2367
★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5018
★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2425
★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4417
★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4859
★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

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★マインドフルネス支援者の倫理

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3099
★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3853
★正しさをごり押しする人間

力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3002
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3577
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4903
★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

【参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5042
【連続記事】マインドフルネス心理療法、SIMTとは

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【連続記事】マインドフルネス心の世界遺産ー2022年
Posted by MF総研/大田 at 20:56 | SDGs | この記事のURL
(5)本音=自分の立場からの評価基準 [2022年09月28日(Wed)]

マインドフルネス心理療法、SIMTとは
 (5)本音=自分の立場からの評価基準

 前の記事のように、家庭でも、職場でも、自分を苦しめ、相手を苦しめ、組織の評価を落とすようなことを起こしがちです。政治家、宗教者、学者でも、いざとなったら、闇の心を発動させて、ハラスメント、裏切り、誠実なものの排除をしています。人間は、いざとなったら、何をするかわからない罪なことをするもの。夏目漱石の小説「こころ」もそれを扱っています。三浦綾子の小説は、みなこのことを扱っています。

 賢明な反応に変えなければなりません。どうしたら、いいでしょうか。 種々の心理療法や哲学も扱っていますが、自己洞察瞑想療法、SIMTでは、西田哲学、各種の哲学、社会心理学や脳神経科学などにより、次のように実践します。

不快な感情が起きる本音を理解する

 瞑想しながら、思考、感情に気づいたら、本音を観察します。

 感情が起きるのは、自分の好き(執着)、嫌いの評価基準(本音といいます)で評価したのです。好き嫌い、すべき・すべきではないという評価基準が各人によって違います。自己中心的です。瞑想や坐禅の時に、観察して「なるほど、これは私の本音だ」と理解します。

 そして、瞑想でない時、生活のすべてにおいても、感情が起きた時は、現在進行形で、自分の評価基準(本音)は何かと気づく実践を続けます。みな、違う本音をもっていることがわかってきて、つらい出来事があっても、生き抜いていく心を成長させます。

 自分が生きる世界には、自分のほかに種々の関係者(他者)がいます。他者が動いた様子を自分は見ます、他者の声をききます。そのように自分に見えるもの、聞こえる声を含めて5感覚で受けた情報で、考えて不快な感情が起きます。怒り、不満、イライラ、不安、後悔、悲しみなどの感情を起こします。この時、自分の本音が働いています。相手の示す行動や声が自分の基準、期待(SIMTでは本音という)に合致しないためです。

 不快な感情が起きたら、即座に発言、行動しないで、「あっ! イライラしている(怒りが出ている)。私の本音が動いているのだ。何だ。」と本音をその瞬間に意識します。すると冷静になっています。おだやかな、反応ができるはずです。

 すぐには、身につきません。一生、続けます。うつ病などは、このトレーニングで、1年ほどで治ります。自分がうつ病にならなくても、家族、職場、学校、他国などにいる人を自国だけの利益、自分だけの利己主義的な本音で、苦しめることがあるので、そうしないように、本音を観察して、賢明な発言、態度、行為を表現します。

 カルトのトップ、幹部は、特殊な思想に執着して、自分の利益に執着して、組織内外の他者を苦しめる行為をするものです。

 他の国の侵略は、特殊な世界観を持つ者が自分の世界観に執着して、よこしまな欲求を起こして侵略という行動を起こすのです。
 自己中心的な本音はひとがすべて持っており、感情が起きるのはさけられません。感情は起きるが、反応は、自分と他者の価値を崩壊させない賢明な反応を、その瞬間に選択します。今、ここ、が正念場です。あとでではなくて。

(続く)
 以下、関連記事です。

瞑想でない場面では必ず評価するされるのが人生

 家庭でも、職場でも、ネット空間でも、言葉が飛んできます。身体行為も来ます。その瞬間、自分の本音で評価するから感情が起きます。

 評価して感情が起きるのは、当然です。家屋、職業を持たない出家ならば、感情が起きない時間が多いでしょうが、そうでないひとは、感情が起きます。当然です、周囲のひとが、自分を評価して、言葉、態度、行為を表出してくるからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3605
★本音と感情
 本音=自分の立場からの好き(執着・依存)と嫌悪
 五感覚で知るものから思想、歴史観・世界観・宗教観まで。

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★対人場面、仕事の現場の感覚思考行動は価値的に評価

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★評価、判断とは

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★人間の本質は、叡智的自己。自分の地位、収入を得るものを重視する。他者のものを侵害しても自分のものを執着するエゴイストが多い。だからこそ、家庭や学校教育で、多様性、共生を尊重する心を成させるべきだが、日本は、それをしなくなっている。自己中心的な人間が多い。

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プラクシス、自己成長ー職業で必要なスキル、技術、概念ではない

どの領域にでもあるエゴイズム

 人はみな、自己中心的な見方をするものだということを、仏教もキリスト教もおしえているようです。自分の命を保護するため、そこから、派生して、自分の地位、名誉、職業、職場を執着します。宗教者、学者もまぬかれません。批判説を許さない、排除する。自分の身があやういので、トップ、幹部に忖度する、追従する。彼らも幹部になる。いつまでも、従来のものが多数派を形成して、継続される。革新は排除される、変化は起こらない。社会問題が解決しません。国全体の力が衰退します。世界における日本全体の力が衰えていきます。
 大学の学者のエゴイズムは、オルテガ、ほか多数の社会心理学者が教えています。

 力のない立場のひとが力を持つ者から苦しめられます。うつ病、ひきこもり、過労(幹部が配慮がない)、過労死、自殺に追い込まれる傾向があります。

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★暗いボタン。闇の心だ。

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★専門家の還元主義によって犠牲になっている市民

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★シニア、長老が若者を搾取、伸ばさない。

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★誠実な少数派を排除し、自分たちの利益を重視する多数派、それが社会を害することを「自覚がない」 〜 外よりも内をひいきする闇の心

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★社会に数々の本音、つまり、我利、我執、独断、偏見、権力への忖度、多数派による誠実なものの排除、いじめ、自分の生きがいや好きなものさえ守ればいいというエゴイズムが横行

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★専門家のエゴイズム、闇のこころ

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★みてみぬふりする

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★無視、傍観される病、うつ病
 専門家はほかのことに関心を持って人生の価値として「幸福だ」と感じている。「うつ病を治す」「自殺をなくす」ということを人生価値にする専門家が大変少ない。

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★西田哲学もまた現実に生かされていない
禅も深いものがある。世界的にエゴイズムが爆発して、世界中が不幸になっているが、現代の世界に貢献するかもしれないのに。 理解せずに西田幾多郎、鈴木大拙を否定する学者も。日本のすぐれた心の遺産を何と日本人が否定する。「自分が一番わかっている」という驕り。そういうことを批判した大乗仏教のはずなのに。 人間とは実に複雑。わからないことだらけ。わかれば、世界から紛争がなくなるのだが。どうしてあんなことをするのだろうか、やめられないのだろうか。

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★オルテガ=大学人がエゴイズム的になりやすい 〜 学生から批判されない、専門でない他の教授から批判されない、一般から批判されない 〜 何をしてもしなくても倒産することがない 地位、収入が安定している

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★専門家の倫理
 実際、臨床せずに、文字だけいう者が多かったので、批判された
 論文を書ける者が実際の臨床ができるわけではない
 実際臨床は(生身の人間との対面行動)難しくて時間を多くさくので、研究や著作(思考作用を使うにすぎない)する余裕がない

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★大乗仏教−龍樹。とどまるな、押しつけるな。そこはらはずれたところで苦悩があるのだ。

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★普遍的真理、誰ももらさない救済をせず、内部でしか通用しない論理で執着し、メンバーにおしつけて、他者の苦をみない、自己満足。

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★学問的な議論も許さないない〜批判、新説を排除する長老。結果、古い学説が続く。企業なら時代や周囲の求めるものからずれて、倒産するのだが。

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★心理療法やマインドフルネスの領域でも、支援者側のエゴイズムが働く

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力ある者によるエゴイズムを無くすために

 いい思いをしているのは、権力者の一部。多数の国民は苦しんでいます。状況を改善して、みな幸福になるためには、正当な批判、革新説を受け入れる。そのために、することは?

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★権力は腐敗し自分の利益をはかる〜それを監視するジャーナリズム

 ジャーナリズムでなくても、革新、批判が活かされる場をどうしたらできるのだろうか?

 家庭における教育、学校教育、社会人教育、???

 今の学校教育は偏っている。エゴイズムの批判のある倫理(仏教にあるが)、哲学、社会心理学などを教えていない。

【参照文献】
大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


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