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児童相談所、「宗教虐待」に対応経験16% [2024年04月30日(Tue)]

児童相談所、「宗教虐待」に対応経験16%

こども家庭庁が調査結果を公表した。

児童相談所対応の16%が「宗教虐待」 こども庁が初の実態調査 【毎日新聞 2024/4/26】

 宗教虐待について問題になっている。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5074
★宗教2世、親から暴力、自由の束縛

 宗教虐待は、カルトの親によるものとは限らないが、報道されている限りでは、 そういう団体によるものが多いだろう。独特の教義、思想を持つからである。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5058
【カルトに関連する記事の目次】

 4月から孤独・孤立対策推進法が施行されたが、「カルト問題」も「孤独・孤立対策」に関連するのである。

 最近、発行された書籍(注)で宗教学者の島田裕巳氏は、孤独な人がカルトに誘われていく、という。

 「それほどの不幸でなくても、孤独に襲われることがある。この孤独が、人を宗教へと導く決定的な要素になりやすい。」

 「カルトと言うと、恐ろしい集団のイメージが強い。けれども、現実に存在する集団は、新しく入ってくる人間に対してはとくに優しく接してくる。それで孤独を癒される人間はいくらでもいる。孤独に子育てをしている女性も、そうなりやすい。カルトの恐ろしさばかりが強調されると、言われていたのとは違う集団の姿に接して、世間の見方は間違っているとさえ思うようになる。強調がかえって逆効果にもなってしまう。」

 独身だった人、すでに結婚していたひとが、カルトにはいるとその子ども(宗教2世)に「宗教虐待」するかもをしれない。カルトとされない宗教であっても、子ども(これも、宗教2世)に虐待することがあるだろう。

 これから、孤独・孤立対策が強調されると、これに便乗して、「居場所」らしいものもカルトへの勧誘があるかもしれない。だから、自治体との官民連携が安心できるだろう。
 すべての自治体(都道府県、市町村も)がプラットホームを作って、そこに登録し、自治体が状況もチェックする対策が望ましい。大学もそういうプラットホームを作れないものか 。

(注)『日本の10大カルト』幻冬舎新書

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点をー2024年
Posted by MF総研/大田 at 20:20 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
いじめ・不登校に学校側と子ども側とで認識の違い [2024年03月26日(Tue)]

いじめ・不登校に学校側と子ども側とで認識の違い

 いじめや不登校が増加している。学校がその原因を報告していたが、 子ども側の認識の違いがあった。文科省の委託調査の結果が発表された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/35a2c16b854843864f0df77e14f57d0e9e4cb69e
【毎日新聞 3月26日】文科省、不登校調査の項目見直し 学校と児童生徒の認識にずれ

 子ども側学校側
いじめ被害で不登校26.2%4.2%
教員への反抗・反発35.9%3.5%
教員とのトラブル16.7%2.0%
体調不良68.9%18.5%
不安・抑うつ76.5%19.0%

 これまで、学校側の推測しか報告されていなかった。子どもの「体調不良」や「精神的問題」 に原因があると学校側は推測していたが、子ども側から見ると、教員の調査不足や 教員の態度によるものが大きかった。

 下記も似たような懸念があった。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5240
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
「相談しても解決できないと思うから」 「不登校のきっかけは「先生」3割、「合わない・怖い・体罰」

 これでは、不登校がなかなか減らないはずだ。いじめを訴えたり、不登校になった子どもの解決 のためには、教師以外の第三者がはじめから関与する仕組みを導入しないといけないだろう。
 教師が怖いというのは、特定恐怖に類似するが、認知行動療法やエクスポージャー法を 指導すれば、登校できるケースもあるだろう。
 また、教師が忙しすぎることから、感情的になりやすいという構造的な問題もあるだろう。 教師の側の感情の問題認識と過労状態の改善にも関係があるだろう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5372
★子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を
 〜 生徒にいじめ防止の教育を取り入れる



https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】 子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 19:51 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
生徒にいじめ防止の教育を取り入れる [2024年03月09日(Sat)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を
 〜 生徒にいじめ防止の教育を取り入れる

 またか、という感じである。
 横浜市の中学校2年の女子生徒が自殺した問題について、第三者委員会が、女子生徒の自殺は同級生によるいじめが原因とする調査結果を公表した。
 生徒から相談を受けたあとに行った関係する生徒への事実確認が不十分であったとしている。 生徒が訴えたのに、学校側には「いじめ」と認知されておらず、組織的な支援が行えていなかったなどと指摘した。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/cda478669fceaca57ccf545c1988ce64b11314bc
【日テレニュース】横浜の中2自殺の原因は“いじめ” 第三者委が調査結果公表「学校側の事実確認不十分」、市教委の対応も厳しく批判

https://news.yahoo.co.jp/articles/22762668a841832852292e6ecbbbf0f83f397bef
【毎日新聞】横浜の中2自殺 市教委が「いじめ」表記の削除要請、第三者委が指摘

専門家は、悩みを抱えていたら自分だけで解決しようとするのではなく、専門の相談員に話を聞いてもらうなどして欲しいとよびかけている。

 だが、不十分だ。不登校や自殺が多く、どうも、これだけでは不充分だ。担任に訴えたのに、適切な対応をしてもらえないのだ、これも問題だ。教師は忙しくて、自身うつ気味の担任もいるはずだ。対策をとる余裕がないのではないか。生徒には、どこに「専門の相談員」がいると教えられていないのではないか。

 自殺や不登校に追い込む「重大事態」が多すぎる。構造的な問題があるのではないか。新しい対策を義務づける必要があるのではないか。 いじめはいけないという教育を1年に数回は生徒に実施したらどうか。下記のようなことを伝える。

1) いじめは、重大な事態になる。いじめから、うつ病、不登校になるおそれがあること。そうなると、調査が始まり、加害者が特定される。被害者と加害者の双方に、一生影響することがあること。だから、やめよう。

2) いじめは、必ず明らかにされる。加害者が突き止められて、加害した生徒も保護者も責められてつらい状況になるから、やめるように。

3)いじめを耐えるとうつ病になり、「死にたくなる」から、我慢せず、訴えること。もし、「死にたく」なったら、実行せず、休み治せること。相談員、担任、保護者に伝えること。うつ病の特徴について、生徒も教師もよく理解していない。

4) 相談先を担任だけではなくて、必ず相談員にも伝わる仕組みを作る。相談員がフォローする。 口頭で相談しにくいなら、手紙に書いて投函するポストを設置。

5) クラスで、学校で生徒たちが自発的いじめを早い段階でやめるのはどうしたらよいか、生徒で話しあいさせる。

 「重大事態」は、多くの関係者が不幸になるから、教師もうつ病についての教育を受けるのがいいと思う。そして、生徒、教師を守るため、他の専門家の支援を受ける仕組みを考えるといい。

 さらに、家庭でも親子一緒に教育を受けるのがいい。自治体の社会教育で行うところがあるだろう。ちなみに、蓮田市、および、埼玉県は今年、登録制度が発足したので、マインドフルネス総合研究所は「うつ病・自殺予防の心得」として行うと登録した。

 こんなケースもある。

https://president.jp/articles/-/64077
なぜ不登校の子は再び学校へ通い出したのか…"不親切な新担任"が家庭訪問で生徒に伝えた内容

 担任は登校させようとするとか、担任が忙しくて、十分な時間をさいてフォローしないと、いじめが継続して、二度と担任に相談しなくなってしまう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5240
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5220
★いじめによる自殺事件・調査不十分

 学級の担任だけでは、いじめを生徒から相談されても時間を十分とれないで、「重大事態」に追い込んでいる。いじめの訴えは担任以外に必ずスクールカウンセラーや他の専門家がフォローする仕組みが必要だと思う。

 「希死念慮」があれば、うつ病的であるから、治るまでフォローする制度を作ってほしい。相談制度だけではなくて、都道府県に最低1か所は、精神療法で治す場所を作ってください。

【ほかの関連記事】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 18:19 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
(5)子どものいじめ・不登校の特別相談員を都道府県に [2024年03月06日(Wed)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を
 (5)子どものいじめ・不登校の特別相談員を都道府県に

 若者の自殺の源流が小中高の時の、いじめ解決支援が不十分であったため、それ以来、うつ病、不安症、体調不良を引きずって、大学のころや就業後まもなく、自殺することも起きています。

 その間、ずっと悩みがちなのに、薬物療法以外の支援を受けられない状況が続いています。 若者の自殺の源流が小中学生のころのいじめをよく解決してもらえなかったことに関係します。

https://www.asahi.com/articles/DA3S15878867.html
【朝日新聞】 見落とされるいじめ:3=再び登校、平気な様子に見えたが

 このケースは、中学2年のころ、「死ぬことを決めて」ずっと、それが治っていない。長い年数の間に、「希死念慮」(うつ病の症状だろう)を持ち続けて、治らないという異常な状況である。精神療法を受ける機会がないのでしょう。

 子どもが自殺するなんて、異常な社会です。

 こんなケースもある。
https://president.jp/articles/-/64077
なぜ不登校の子は再び学校へ通い出したのか…"不親切な新担任"が家庭訪問で生徒に伝えた内容

 担任は登校させようとするとか、担任が忙しくて、十分な時間をさいてフォローしないと、いじめが継続して、二度と担任に相談しなくなってしまう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5240
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5220
★いじめによる自殺事件・調査不十分

 学級の担任だけでは、いじめを生徒から相談されても時間を十分とれないで、「重大事態」に追い込んでいます。いじめの訴えは担任以外に必ずスクールカウンセラーや他の専門家がフォローする仕組みを作ってください。

 「希死念慮」があれば、うつ病的であるから、治るまでフォローする制度を作ってほしい。相談制度だけではなくて、都道府県に最低1か所は、精神療法で治す場所を作ってください。

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【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 16:26 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
全日制高校の生徒にも自殺防止の教育と治す支援を [2024年03月03日(Sun)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を
(4)全日制高校の生徒にも自殺防止の教育と治す支援を

 前回、定時制・通信制高校の子どもに、うつ病について理解することを中核とした「自殺予防教育」と「臨床支援の対策」を提案しましたが、高校生のすべてにも、同じことが言えます。

 政府が発表した、2023年版の自殺対策で、詳細な分析がありました。

 22年に亡くなった高校生352人のうち、原因・動機では、全日制の高校では、学業不振やいじめなど「学校問題」の占める割合が大きかった。

https://www.asahi.com/articles/ASRBM7QYZRBMUTFL01X.html
【朝日新聞】

2023年 自殺対策白書
第2章第3節 82ページ

 全日制高校の生徒が自殺する原因として「学校問題の占める割合」大きく、「健康問題」が小さい。また、次のように分析されています。
     「女性は男性に比して「学友との不和 (いじめ以外)」、「いじめ」が大きい、男性は女性に比して「入試に関する悩み」が大き い。」

     「高校生について、性別、高校の課程別に通 院の有無の構成比(第2-3-39図)をみる と、女性は男性に比して精神科・心療内科に 通院している割合が大きく、定時制・通信制 は全日制に比して精神科・心療内科に通院している割合が大きい。特に、女性の定時制・ 通信制において精神科・心療内科に通院して いる割合は約7割と顕著に大きく、男性の全 日制における精神科・心療内科通院割合は約 1割と顕著に小さい。」
 要点は、病院に通院しているのは、定時制・通信制のほうが多いです。女性のほうが、病院に通院しています。男性の全日制高校の子は通院が少ない、という特徴が指摘されています。
 原因は何でも、悩みが大きいと、うつ病になります。持続する長期のストレスでも、うつ病になります。急に起きた出来事でも短期間合にうつ病になります。悩み事から、扁桃体、HPA系が亢進して、ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されて、脳の各所に炎症を起こしてうつ病を発症します。

 定時制・通信制の生徒は入学前から通院していた持続的なうつ病である可能性が高いでしょう。全日制の子どもは、入学後に起きた出来事で、うつ病になった可能性が高いでしょう。
 通院していた生徒はうつ病であることがわかっていて通院しながら、治療を受けていたのに、自殺されたのでしょう。通院せずに自殺した生徒は、うつ病であることを知らないとか、急にうつ病になり、治療を受けずに、死なれた可能性があります。

 いずれにしても、高校生に、うつ病、自殺予防対策の教育と、薬で治らない生徒を精神療法で治す支援をする仕組み、制度を作ってほしいです。第2世代の認知行動療法、および、第4世代の認知行動療法ならば、治る患者があいるのですから。

 現在、薬物療法で治らない場合、放置されて、精神科医も心理士(傾聴、相談は「治す」ことを任務としない)からの支援もない状況でしょう。通院していても死なれているのですから。

 今度こそ、自治体、学校で検討してほしいです。

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https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない
 〜 なぜなのか、別な視点からの調査が必要

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5240
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5220
★いじめによる自殺事件・調査不十分


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 20:28 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を(3) [2024年03月02日(Sat)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を
(3)通信制・定時制高校の生徒に自殺防止の教育

 子どもは「ひきこもり状態」や「体調不良が増加」すると、自殺念慮が高まるのです。 もう一つ、気になることがあります。

 政府が発表した、2023年版の自殺対策白書では、 子どもの自殺の中には、定時制・通信制高校の生徒がかなり多かったことです。

 22年に亡くなった高校生352人のうち、4分の1は定時制・通信制の生徒だった。原因・動機では、全日制が学業不振やいじめなど「学校問題」の占める割合が大きかった。定時制・通信制では「健康問題」の占める割合が多かった。

https://www.asahi.com/articles/ASRBM7QYZRBMUTFL01X.html 【朝日新聞】

2023年 自殺対策白書
第2章第3節 82ページ

 埼玉県でも、進学先に定時制・通信制高校への進学が増加していました。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5262
★中学生の進路希望、通信制高校への進学希望が増加

 通信制・定時制高校の生徒が自殺する原因として「健康問題」ですが、これは、うつ病、不安症、ストレスからの身体不調などが含まれているのではないでしょうか。精神科・心療内科に通院していたのですから。

 「特に、女性の定時制・ 通信制において精神科・心療内科に通院して いる割合は約7割と顕著に大きく」となっています。

 精神科・心療内科に通院していても、自殺されています。

 定時制・通信制高校の生徒に、認知行動療法のような治療支援を導入すべきです。在学中に、自殺防止対策の教育を行うことを提案します。
 そして、実際、在学生にうつ病、不安症の生徒がいるはずだから、「治す」支援を導入すべきです。薬物療法、従来の支援法だけでは不十分なのでしょう。

 薬物療法で治らない場合、誰が、実際、生徒に臨床的ケアを行うか。多大のワークロードを必要とします。だから、治療を任務とする特別職を任命しないと、するひとはいないのではないでしょうか。精神科医も心理士(傾聴、相談は「治す」ことを任務としない)も行わないので、この役割はすっぽり抜け落ちています。自治体、学校で検討してほしい。

 では、全日制の高校生は対策不要かとも言えない。数では多い。しかも、どの原因でも抑うつになっていると推測される。

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https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない
 〜 なぜなのか、別な視点からの調査が必要

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★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5220
★いじめによる自殺事件・調査不十分


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 10:34 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を(2) [2024年02月29日(Thu)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を(2)

 子どもは「ひきこもり状態」や「体調不良が増加」すると、自殺念慮が高まるのです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所

 「ひきこもり状態」や「体調不良が増加」は、いじめからも起こるでしょう。 いじめが解決しないので、ひきこもる、またはいじめられても登校し続けるがストレスから体調不良が増加する、そのどちらかでしょう。 担任に訴えても、その対応が不適切だと、いじめは長引く。すると、抑うつ症状が悪化します。
 うつ病が悪化していくと、もう、助けてという気力もなくなるのです。いっても無駄、解決しないと絶望します。 大人でさえも、うつ病が悪化して「助けて」とも言わずに、自殺しています。高齢者も、医師でさえも、うつ病を悪化させて、助けを求めず、自殺しています。

 だから、前の記事でも述べたように、いじめ(担任からの不適切な扱いからも)が訴えられたら、真剣に対応して、長引かせないですむようないじめ対策チームを作ってほしいと思います。いじめは、それほど多くないでしょうから、数か所の学校をカバーした 専門家でいいのではないでしょうか。
 対応がまずくて、「重大事態」にするのは、危ないのです。重大事態となり、長引く再調査の途中で自殺されるおそれがあります。

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★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない
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★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

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★いじめによる自殺事件・調査不十分
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 17:41 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を [2024年02月28日(Wed)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を

 こどもは、自殺念慮の神経生理学の知識がなく、改善の方法もしりません。ひきこもり(不登校)、体調不良からも「自殺念慮」が起きてくることも、改善方法もしりません。 だから、保護者、学校関係者の扱いが不適当だと自殺されてしまいます。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359

 子どものいじめの「重大事態」がなくなりません。いじめのこと自体が苦痛だったのに、訴えたあとの大人の対応に抑うつ症状が悪化して絶望してしまいます。

 いじめに対する大人の不適切な対応に、子どもに自殺されることもあります。 最近でも、札幌でありました。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240214-OYT1T50000/
◆札幌中1自殺、小6当時の校長を懲戒処分…いじめ被害の訴えに組織的対応が不十分
(読売新聞 2/14)

 長期間にわたるいじめなので「死にたい」思いをもっていたはずです。

 担任の不手際も報告されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1747c587ac4aa55160e7dc61dc4baab1b52de84
◆いじめ対応の怠慢も教職員の懲戒処分対象に 中1自殺で札幌市教委

 この結果、いじめ対応の担任教員の怠慢も処罰しようということになりました。

 しかし、教員は通常の勤務だけでもいっぱいであり、過労で休職が多くなっています。 こういう状況では、こどもから 「いじめ」を訴えられても、いじめ対応に十分時間を 割ける状況でないことが多いでしょう。

 このままでは、「重大事態」になることを避けられません。別の対策を作る必要があるでしょう。

 一例です。
◆担任教員は、いじめを伝えられたらすぐに、スクール・カウンセラー(SC)に伝える。
◆SCがフォロー続ける。SCができないアドバイスは専門家(*)に依頼。
◆学校医のほか、うつ病、不安症、希死念慮、体調不良などを「治す」スキルを持つ医師以外の専門家(*)に継続的なフォローを依頼する。
(*)相手と直接対面して、状況を聞き、治すアドバイスをするのは、多大な時間とエネルギーを必要とします。一般の医師がしても診療報酬では生活できない。医師はやらないでしょう。専門家を任命してほしい。 【ほかの関連記事】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5253
★支援に漏れる不登校11万人 専門機関に相談ない児童生徒、急増

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5245
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない
 〜 なぜなのか、別な視点からの調査が必要

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5240
★不登校最多、相談しない子ども4割、解決するとは思わない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5220
★いじめによる自殺事件・調査不十分

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5127
★学校での悪質いじめ、「犯罪」なら警察に通報徹底を…文科省が通知・19の具体例も

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5218
★対策が及ばず不登校の子どもに孤独・孤立、自殺をもたらしているかもしれない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5217
★子どもの不登校には「うつ病」も多いはず

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5216
★不登校の子どもの一部に社交不安症のあることが確認された

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786
★【連続記事】なぜうつ病になるのか なぜ自殺が起きるのか

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3847
★認知行動療法の普及を妨害する専門家の「闇の心」
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 16:48 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連 [2024年02月27日(Tue)]

【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 子ども、若者の自殺、不登校、ひきこもりは、重大な課題になっています。こういう時に、子ども・若者の自殺について、重要な研究が発表されました。

https://medical-tribune.co.jp/news/2024/0226561608/
★思春期の引きこもりと不調が自殺に強く関連 

 東京大学大学院臨床神経精神医学講座の宇野晃人氏、准教授の安藤俊太郎氏らによる研究成果です。

 「持続的な引きこもり」と「身体の不調の増加」は、自殺念慮を持ちやすいという有意な関連が認められた。「ひきこもり」の子どもが自殺念慮を有する割合は、引きこもりなし例に比べて、2.4倍ある。
 「身体不調」が増加してあると、なし例にくらべ増加例で3倍だった。

 「身体不調」とは、「身体的な病気がないにもかかわらず、痛み、疲労感、吐き気、めまいなど身体の不調が生じるこ とは思春期で珍しくありません。心理的なストレスが身体に現れているとも考えられています。 ほとんどの場合は自然に回復しますが、長引くと生活の質を損なうことが知られています。」 (東大のプレスリリースより)

 身体の病気であると診断されていなくても、痛み、疲労感、吐き気、めまいなどがある。うつ病であるとも診断されていなくても、こういう症状が持続すると、「自殺」のリスクが高いわけです。何か悩みを抱えていて、扁桃体、HPA系、交感神経を興奮させている可能性があります。うつ病であると診断されていなくても、自殺念慮を持つリスクが高いのです。

 様々な領域に関連があります。「つらい」と思っていたり、ストレスを感じていることで、脳内に炎症がじわじわと拡大していっているため「死にたい」という自殺念慮の症状が起きているでしょう。そんな時に、何か大きな出来事(家族に何か、いじめ、教師とのトラブルなど)があること、未来に希望がないと、実行されるおそれがあります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2060
★子どものうつ病と自殺
 死にたい気持が長くあって、別なきっかけが引き金になることも
 「うつ病」と診断されていなくても、ひきこもり、体調不良の子どもにも自殺念慮のおそれ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786
★【連続記事】なぜうつ病になるのか なぜ自殺が起きるのか

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害、うつ病・自殺
 〜いじめによって不登校、ひきこもり、体調不良に注意= 自殺されないように

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策
 こどもの不登校、ひきこもり、体調不良で「孤独孤立状態」でないか

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【目次】能登で大地震 〜 長期にわたって うつ病、PTSD、睡眠障害のおそれ
 〜被災地の子どもも「ひきこもり状態」「体調不良」でないか注意を(自殺のリスク)

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【目次】自殺防止対策 
Posted by MF総研/大田 at 17:41 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
子どものいじめ被害、統合失調症・自殺 [2024年02月13日(Tue)]

子どものいじめ被害、統合失調症・自殺
 〜予防のために学校教育と家庭で教育

 子どもの自殺が増加している。深刻な社会問題だ。 そのつもりで対策を考えなければならない。その第2弾である。

 このブログの主催者、日本財団の報告によれば、いじめや家庭問題が関係することを前の記事で述べた。

https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2019/28707
★子ども・若者に自殺を考えさせる多くの原因は「いじめ」、「不登校」経験も強く関連。相談する相手は誰?(日本財団ジャーナル)

 うつ病から自殺の流れは前に述べた。

 最近の研究では、いじめ被害を受けると、脳内に炎症が起きて、後に「統合失調症」のような精神病を発症するリスクが高まるという。そして、いじめられた時、助けを求めていじめが止まると、そういうリスクは高くならないという。そして、統合失調症からは、自殺が起きるリスクが高まる。
 自殺しなくても、統合失調症は深刻な病気だ。長く苦しむことになる。

 いじめられた子どもが高校生とか大学生になるころ、統合失調症になって不登校や自殺などがあるかもしれない。こういう点からも、小中校生時代に、「精神疾患、自殺防止」の教育をすべきだ。その中で、いじめは絶対にいけないこと、いじめられたらすぐに担任やスクールカウンセラーに相談するようにということも教育項目に含めておけばよい。
 不登校、自殺になるいじめの重大事態になるほかに、いじめられても我慢していて卒業して後につらい精神疾患になるおそれがあるのだから、いじめの禁止と相談体制の整備が大切だ。

 子どものうつ病、自殺の予防のために種々の記事。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4077
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4355
【目次】子どものうつ病・自殺



https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】子どものいじめ被害、うつ病など精神疾患・自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 18:05 | 子どもの苦悩 | この記事のURL
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