【セッション7の意図】その1)
創造的世界の創造的要素
[2026年01月18日(Sun)]
マインドフルネス心理療法SIMTの構造【セッション7の意図】 必然の世界で自由意志で生きる 〜 自己と世界はひとつ・非二元観セッション7は、「受け入れ」の心得が重視されている。つらいからといっても、逃避、回避、などせず、依存行為などせず、自分の生きがい価値に向けて意志を決断していく。 後期西田哲学の重要な理念がセッション7の背景には、次のように多くのことがある。 1)創造的世界の創造的要素 2)作られたものから作るものへ 3)非二元観=世界の中に自己、自己の中に世界 4)必然と自由意志 5)価値にも執着しない 【セッション7の意図】その1) 創造的世界の創造的要素後期西田哲学は、自分というものは「創造的世界の創造的要素」であるという。自分は世界(環境、場所=家庭・職場など)の中で、創造や体験をしていく。だから、自分は、世界の一角でその世界を創造するのである。「体験」は、別の自己が「創造」することに参画するから、彼の創造に協調していることになる。製作と消費という逆のものが一つである(絶対矛盾的自己同一という)。 世界は、そのような人間の行動によって作られていく。世界は無数の人間によって作られて、それが他の人間(自己)に迫り行動させて世界(の一角)が変化していく。世界は創造的である。こういう意味で、自己は創造的世界の創造的要素である。自分は、生きていく場所(家庭、職場、体験参加の場)を作る重要な役割を持つことの自覚をもつことができる。 自分の行動が自分の生きていく世界(環境、場所)を作っていく、自己はそういう存在である。責任ある行動をする。自分の行動が世界を変動させるので、同じ場所で共に生きている他者(家族、同僚など)の幸福に大きな影響をする存在である。自己は同じ世界に生きる人の幸福に、重要な役割をもっている存在である。 セッション7で「自分は環境を作る存在」(注1,p131)これを言う。だから、自分は、重要な責任をもつ存在である。これを自覚して、つらいことがあっても、価値崩壊の行為を抑制して、価値実現の行為を決断していくのである。 セッション4で、「価値」を学ぶが、自分の「価値」実現の行為は、世界を創造するのである。
【セッション4の意図】価値の確認と常時の観察発動
★ポイエシスとプラクシス
精神疾患の支援する「精神療法」の視点から
「世界創造」としての、「価値実現」の行動をすると、それが、「脳内の神経生理の世界」を変動させる。患者の価値実現行動は、脳の世界を作り、いっぽう、脳神経の動きが、患者の行動を作り出すのである。
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Posted by
MF総研/大田
at 21:28
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