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能登半島地震の被災者 〜 2年たっても、分散した被災者 支援難題 [2025年12月26日(Fri)]

能登半島地震の被災者
〜 2年たっても、分散した被災者 支援難題

 昨年の元旦に起きた能登半島地震、あれから2年。復旧状況が、朝日新聞に掲載されています。

 被災者は、仮設住宅、みなし仮設住宅に分散して住む状況が続いていて、孤独・孤立の状況を伝えています。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16371547.html
◆朝日新聞 能登半島地震

 金沢市内のアパートを自治体が借り受けて、被災した人が住む「みなし仮設住宅」に大勢が暮らしている。元のコミュニティから離れて暮らしている。

 元のコミュニティから離れて暮らしているため、現在も「孤独感」を抱えて暮らしている。ひきこもりがちだという。

 災害関連死もある。肉体的・精神的負担、心血管疾患、肺炎などにより死亡、自殺も。

 「集いの場」の必要性が説かれている。

 孤独・孤立の状態からは、身体的ストレス、精神的ストレスが強くて、身体疾患、精神疾患、足が不自由になるリスクがあります。

 前の記事では、被災地でない、ここでの、高齢者の「居場所」があり、種々のプログラムがあることをお伝えしましたが、被災地には、こういうプログラムを集いの場所を設けて、参加していただくこともいいのではないかと思います。

 東日本大震災の時には、石巻の被災のかたから、要請がありましたので、見知らぬところでも、活動させていただくことができました。そのころよりも、支援の手法が進化してきていると思うので、現地の人がマインドフルネス心理療法、SIMTのスキル(もちろん、他の療法があればそれでも)を持つ支援者になっていただくことを提案したいと思います。

 気晴らしになる種々のプログラムに加えて、精神疾患の予防プログラム、治療支援プログラムを現地に住むひとが行う居場所を作ることは、ひとつの支援の形にならないでしょうか。

 「集いの場」があれば、住宅の再建、コミュニティの復活ができるまでの間の「生きがい」を感じて、「孤独」を和らげてくれるかもしれません。仮設に住むひとが、参加してくれるようなそのような場を提供するのも、一つの対策にできればいいのですが。

 被災地はすべてのインフラが激変しているので、再建が落ち着いても、10年近く、精神疾患のリスクが高まるので、復興がなった新しい生活の場においても、医療関係者による治療のほか、メンタルな方面の支援が継続してできるのは現地に住む人ではないかと思います。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5564
【目次】大震災の後、長期間にわたり身心のケアが求められる

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5683
★大震災の後、長期間にわたり身心のケアが求められる
Posted by MF総研/大田 at 22:04 | 災害とストレス | この記事のURL