高齢者の自殺
〜 同居人がいても自殺されている
〜 家族に「うつ病・自殺防止」の教育が必要
[2025年11月19日(Wed)]
高齢者の自殺
〜 同居人がいても自殺されている
〜 家族に「うつ病・自殺防止」の教育が必要
人数では、高齢者の自殺が多いです。
「孤独・孤立」からも、自殺が起きます。人は、創造価値、体験価値を生きがいとすることが知られているが、
存在価値はもっと根源的な価値です。誰かを愛し、誰かから愛されることにより、
生きる喜びを持つので、生きていくのです。
だから、愛するひとがそばにいない「孤独・孤立」は、厳しいです。愛する、愛される家族がいないのだから、「存在価値」の喪失です。
ところが、不思議なことが起きています。自殺した人には、同居の家族がいたひとが多いのです。孤独・孤立状態ではなかったのです。
厚労省が発表した、令和6年版自殺対策白書に、令和5年に、自殺したひとに、同居人がいたかどうか、分析したデータがあります。
そのうちから、60歳以上のひとについてグラフにしたのが、図です。
(自殺の原因が、すべてうつ病の診断を受けていたわけではありません。しかし、ほかの原因とされたケースでも、そこからうつ病になっていたけれど、医師の診断を受けていないケースが多いと思います。)
自殺した人には、同居人がいない人よりも、同居人がいたほうが、多いのです。特に、配偶者がいたのが多いのです。配偶者と同居していたのに、
自殺されているのです。孤独・孤立を苦にした自殺ではないようです。
和田秀樹氏は次のようにいいます。
https://news.livedoor.com/article/detail/24749739/
「家族に迷惑をかけている」、もしくは「家族の重荷になりたくない」という思いが、高年者は強くなりやすい傾向にあります。その思いが「自分には生きている価値がない」という深い悩みにつながり、老人性うつ発症の契機にもなります。それが、「子どもたちに迷惑をかけるくらいならば」と自ら命を絶つ選択につながりやすいのです。」
(livedoor News)
さらに、ほかにも、理由があるのではないでしょうか。
配偶者と同居していたのに、なぜ、自殺に至るのでしょうか。60歳になるまで、同居しているのだから、ひどい不和状態ではないでしょう。
うつ病の「自殺念慮」は大変厳しい症状であり、愛する人がいても自殺してしまいます。うつ病は、それほど、
生きる意味を喪失させてしまいます。そこで、私の推測です、うつ病は治療すれば治る病気であることを知らないせいだと思います。治る見込みがあると知っていれば、自殺しないと思います。
特に「うつ病」のことをよく、教育されておらず、うつ病、自殺を理解していないのではないでしょうか。薬物療法があること、それで治らなくても、認知行動療法があることを知っていないからではないでしょうか。
まさか、配偶者に自殺されるとは??? 青天の霹靂で、遺族の
後悔、苦しみは大きいでしょう。
みなさんも、知っていてほしいです。薬物療法で治らなくても、ロゴセラピーや認知行動療法で治るひともいるのです。
◆「教育不足」
まだ、うつ病にならないうちに、よく理解しておいたほうがいいと思います。
「家族に自殺されないように」というテーマで講演をします。
これだけ、同居していても配偶者に自殺されているのだから、学校教育でも社会教育でも、熱心に行われているとは思えません。うつ病にならないうちに、学生時代に教育を受けたほうがいいと思います。
◆蓮田市で講演
蓮田市では、毎年春、教育委員会が、市民から講演を募集するので、来年は、「家族に自殺されないように」というような
題目で、応募したいと思います。最近、すでにうつ病が治らないひとへの講演を企画しても
参加者がいない。うつ病になってからは、本人はなかなか参加されません。うつ病になると視野狭窄、理解困難になるので、
医者が治せないうつ病を、精神療法で治せるはずがないと思い込むのではないでしょうか。「認知のゆがみ」です。また、気力が低下しているので、
出かける気にもならないでしょう。何かの口実をつけて治療を回避するところもありそうです。
しかし、それでは危ないです。配偶者がいても、自殺されるほどつらいのがうつ病です。
まだ、うつ病にならない間に、教育を受けて、理解しておくと、うつ病になった時に、理解していたことを思いだして
治療をうけるかもしれません。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
◆地方創生SDGs ターゲット3.4 自殺の減少、および、
ゴール4 質の高い教育を
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5572
【目次】自殺防止 2025年
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5555
【目次】今年も「孤独・孤立対策・自殺防止対策・質の高い教育」
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Posted by
MF総研/大田
at 21:47
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孤独孤立自殺うつ病不安症
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