• もっと見る
«マインドフルネス心理療法SIMTの可能性〜他のマインドフルネスは無評価である限り限界〜「うつ病」の治療法にならない【仙台市での10月の講演】  〜蓮田市での10月の講演 | Main | 日本にある宝、西田哲学が海外から注目されている»
【仙台市での10月の講演】一般向け [2025年10月04日(Sat)]
【危機】国立大学病院の赤字過去最高285億円 収益増でも…なぜ? 〜シリーズどうなるニッポンの医療〜

◆自治体病院の9割近くが経常赤字という異常事態の中、入院基本料の大幅引き上げ、緊急の経営支援などを要望−全自病・望月会長

◆病院の6割が赤字経営…倒産寸前の危機的状況に「もう手だてはない。全てやりつくした」背景に何が?

マインドフルネス心理療法SIMTの可能性
 〜薬物療法で治らないうつ病、不安症など
 〜SIMTを実践してほしい
 【仙台市での10月26日の講演】

専門家向けには、次の【演題】です。内容は、別の記事でご紹介。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5742
★10月仙台市での専門家向け講演

 一般向けの演題は、

◆ マインドフルネス実践による効果
〜日本独自のマインドフルネスの可能性

一般向け

 専門家向けは、哲学、禅哲学、神経生理学、マインドフルネス学などの専門的な内容ですが、一般向けはこのような内容ではなくて、うつ病、不安症、PTSD、過食症などが薬物療法や他の心理的支援で治らなくても、 深いマインドフルネス心理療法、SIMTでは治る可能性があることを理解していただきます。
 たった、1回きりの人生です。カルトなどの被害にあわないように、日本には、西田哲学、鈴木禅哲学の生き方があることを知っていただきます。本当にそうだと納得するのは、実際に実践(数ケ月実行する=行動)していただくことが必要です。今回は、やってみる価値があるかどうか理解していただく(思考作用)動機づけです。
 やっていくうえで、テキストをみて自分で実行できないから、支援を受けたいという人には、全国にマインドフルネス瞑想療法士がいます。

 一般向けの内容。

@ SIMTの概要(一般向け)
    ◇ 宗教者の坐禅と違うところ(理論的なこと)
      ・自分に起きる種々の意識作用の観察
      ・感情を起こす評価基準の観察も
    ◇ うつ病、不安症、PTSD,過食症などは、治る可能性がある。
      ・脳内に生じる炎症
      ・SIMTのトレーニングで、炎症部位が回復
    ◇ 双極症、統合失調症は、精神社会的な支援が、闘病に有効。これには、うつ病に似た期間があるので、SIMTの心得で、つらい症状を受けいれて生き抜いていく実践的智慧を身につける。
    ◇ ほかの障害の悩み、「孤独」の苦しみも、心の対処によって、「うつ病」になる。しかし、いきぬいていく心得はSIMTが似ている。(西田哲学では、叡智的自己として、行為的直観で生きていくといいうのですが、やさしく説明。)
A 他のマインドフルネスや坐禅との違い
    ◇意識作用、自己の哲学の違い
    ◇実践方法の違い
    ◇実践の場所の違い
    ◇他のカウンセリング、他の認知行動療法(CBT、第1世代、2,3世代CBT)で治らなくても、SIMTを実践するメリット
B 海外マインドフルネスの限界・危険性
    ◇ ブームになっているマインドフルネス(無評価で観察の瞑想)は、うつ病のひとは受けないほうがいい。もっと悪化する可能性がある。自殺も。その、理由。
    ◇ 小中学生も「無評価で観察の瞑想」は受けないほうがいい。その理由。
C マインドフルネスへの厳しい批判はなぜか 
    ◇ これも、やさしく説明。
D 注意していただきたいこと(一般向け)
    ◇ たった1回きりの人生、大切に。
    ◇ 他のマインドフルネスでだめだったからと、あきらめないで。もっと深く長期間、観察するSIMTがあるのだから。
    ◇ どうして、SIMTがあることを専門家が教えてくれないか、その理由。
     (治して、いきぬいて、その理不尽な社会を変えていってください)
    ◇ 薬物療法で1,2年治らない場合、SIMTを受けたほうがいい、治る可能性がある。(他のマインドフルネスはやめたほうがいい=理由は詳しく説明します)
    ◇薬物療法で完治しないでいると、大きな出来事で悪化させて、自殺の恐れ。
    ◇ 薬物療法を数年続けていると、副作用で、双極症になるおそれもある。SIMTを受けるほうがいい。
    ◇ 双極症、統合失調症などは、治らないものでも、長生きできる人が多いです。 やがて、治療法ができるかもしれません。うつ病に似た症状の期間を生き抜いていくのに、SIMTは、効果的でしょう。生き抜いていく心の智慧である東洋の哲学、西田哲学が背景にあります。西洋でも、ヴィクトール・フランクルの哲学が似ています。


(編集中です)
 何をお話しするか、準備しています。多少、変更があります。

【参考】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5056
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5696
★カルトの被害防止

【第1世代マインドフルネスの批判】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5308
★組織構造的、社会的問題の不可視化  〜日本における「マインドフルネス」周辺の学者、医師などにある構造的な問題の不可視化(3)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5309
★スピリチュアル・バイパッシングの危険性

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5572
【目次】自殺防止 2025年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5564
【目次】被災地の心のケア

Posted by MF総研/大田 at 08:05 | 自殺防止対策 | この記事のURL