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その3  なぜうつ病になり自殺が起きるか [2025年06月19日(Thu)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5649
【マインドフルネス心理療法を活用した「居場所」サービス・ひだまり】
主催:NPO法人マインドフルネス総合研究所
後援:蓮田市教育委員会、ほか(申請中)
◆プログラムのチラシ

 マインドフルネス心理療法、SIMT (13)
 仕事でうつ病になった場合
〜その3  なぜうつ病になり自殺が起きるか

 うつ病が重くなると、死にたいと思う気持ちが起きる。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5670
★私が「死にたくなるほど」「不幸」であること

 うつ病になり、自殺念慮が起きると、自宅に戻っても、以前、趣味で喜びを感じていたことをしても、自殺念慮は消えないことが多い。病気が治っていないのだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5670
◆職場でうつ病になると家庭でもどこでもつらい

 だから、愛してくれる家族がいても、自殺が起きる。

他者からのハラスメントによるうつ病・自殺

 まず、うつ病になる本人に問題がなくて、他者によるハラスメントによるうつ病、自殺のケースを考えたい。

【図5670 どこへ行ってもつらい症状が治っていない 】

西田H01c-ひと5670.jpg

 職場の内(上司、同僚など)と外(顧客など)から、私に苦痛をあたえるものがある。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5671
◆職場で上司・同僚、外の関係者から苦痛を与えられる

 職場では内外から種々の攻撃(精神的な苦痛を与えられる)される。

【図5671 仕事でうつ病になった 】
西田H01c-ひと5671.jpg

彼らはなぜ「わたし」を攻撃するのか

 彼らの評価基準(=本音という)で、私(うつ病になった人)を「嫌い」「不満」と評価して、「わたし」に厳しい言動を与えてく る。そのため、「わたし」は、苦痛を感じる。不快な感情を起こさせる。攻撃とは、言葉、態度、行為、処分、等である。
 通常、法律や人道上、してはならないとされているような言動が、他者に深刻な苦痛を与える。
 それを受け入れることができない「わたし」には、激しい不快な感情が渦巻く。それにより、「わたし」の脳内に炎症が生じて、うつ病になるのだ。(詳しくは別に述べる)

【図5675 他者からの言動の背景に厳しい評価基準】
西田H01c-ひと5675-a.jpg

他者に苦痛を与える言動にある評価基準を「本音」という

 職場における「ハラスメント」が特に、被害者をうつ病、PTSD、適応障害などの精神疾患をおこさせて、自殺も起きるので、これを観察する。嫌悪感や過度・不当な欲求を観察し、言葉、態度、行為に表出することを抑制しなければならない。常に観察しているのが、マインドフルネス心理療法、SIMTである。

 ひとを、「わたし」を苦痛に陥れる「ハラスメント」には、次のようなものがある。

☆パワーハラスメントについて
    職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより労働者の就業環境が害されることがないよう防止措置を講じること
☆セクシュアルハラスメント
    職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者が労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により当該労働者の就業環境が害されることがないよう防止措置を講じること
☆妊娠・出産等ハラスメント
    上司・同僚からの妊娠・出産等に関する言動により妊娠・出産等をした当該女性労働者の就業環境が害されることがないよう防止措置を講じること

    上司・同僚からの育児・介護休業等に関する言動により当該労働者の就業環境が害されることがないよう防止措置を講じること
 ひとを苦悩させる行為は、上記に限らない。差別、誹謗中傷、いじめ、違法な行為を強要、など多数の行為がある。 この時、加害者の側にある評価基準、執着や嫌悪の評価基準があり、自己洞察瞑想療法、SIMTでは「本音」という。(本音については、後で述べる)

(編集中です)

(続く)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5658
【目次】無評価で観察(第1世代マインドフルネス)と
 無評価でない観察(第2世代マインドフルネス)
Posted by MF総研/大田 at 22:42 | 自殺予防対策 | この記事のURL