• もっと見る
«その2〜仕事でうつ病になってしまったケース | Main | 若い女性の自殺が増加しているが、予備軍とでもいう「うつ病」「適応障害」が増加»
自殺念慮を持つ若い女性が、SNSでおびきだされて、殺害される事件 [2025年06月17日(Tue)]

自殺対策・孤独対策の遅れ
 〜自殺念慮を持つ若い女性が、SNSでおびきだされて、殺害される事件

 希死念慮、自殺念慮を持つ若い女性が、SNSでおびきだされて、殺害される事件が報道された。

「小さいころから殺人願望」約7年半前から行方不明の女性(当時21)を殺害か、31歳男を逮捕 自宅に頭蓋骨や足や骨…「合意の上で殺した」 さいたま市
( 6/17 FNNプライムオンライン ) 


◆自宅で女性殺害疑い、逮捕 「SNSで接触、合意の上」 埼玉
(朝日新聞 6/17 )


https://mainichi.jp/articles/20250617/ddm/041/040/064000c
◆7年前 女性殺害容疑 31歳逮捕 「小さい頃から願望」 さいたま
(毎日新聞 2025/6/17)

 「合意」というのが事実ならば、希死念慮のあった若い女性が、地元では支援されず、遠くの人物に、SNSを通しておびきだされて、殺害されるという悲しい事件。
 それでもなお、犯罪である。うつ病による自殺念慮であるかもしれず、うつ病ならば、治療すれば治る可能性もある。それなのに、生命を奪うのは「殺人」である。

 次の事件もあった。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5666
★「死にたい」と苦しむひとを詐欺的に自殺幇助
  うつ病が治らないはずだ

 地元の相談先に相談できる対策を充実してほしい。SNSでは、その人物が、信頼できるひとか、遠くては、わからない。

 SNSによる相談だけではなくて、地元で支援対策を充実してほしい。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5572
【目次】自殺防止対策―2025年
Posted by MF総研/大田 at 08:02 | 自殺予防対策 | この記事のURL