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孤独・孤立対策として「うつ病を治す」居場所の事業はオンラインでは行わない [2025年05月23日(Fri)]

孤独・孤立対策として「うつ病を治す」居場所の事業はオンラインでは行わない

 〜相談事業だけでは自殺のリスクあるうつ病のひとをうまく治せない

 孤独・孤立対策と地方創生SDGsターゲット3.4の自殺防止対策の新しい事業を開始します。

http://mindfulness.jp/kodokukoritu/2025-7-ibasho.pdf
◆うつ病を治し自殺を予防する
【マインドフルネスSIMTを活用した居場所】

 これは、薬物療法を受けても治らない人が主な対象である「つながり継続の居場所」プログラムです。

 オンラインでなく、直の対面で行う事業です。食事をいっしょに食べるプログラムもオンラインでは実行できません。 「居場所プログラム」もオンラインではできません。

 うつ病の患者さんの脳内に炎症が生じています。これを回復させるためには、オンラインでは、参加者(うつ病の人)同志と支援スタッフとに 間に、共感・協調・協力関係などの脳領域が活性化されないからです。 まさに、うつ病の患者さんの脳のこういう領域がうまく機能しにくくなっています。

 ところが、直の対面だとこういう領域が活性化するのです。 このことで、うつ病が治りやすくなるでしょう。

 川島隆太東北大学教授が著書で次のように述べています。

 「他者の気持ちを読みとったり、他者に共感したりするとき、脳で働く場所は、大脳におもに 3か所あります。」(p39)    <ブログ5648>

 「スマホやパソコンによる「オンラインコミュニケーション」は、 情報を伝達できても心が通いあわず、対面によるコミュニケーション で自然に生じるような互いの共感・協調・協力関係などを、うまく築くことができない。」 (p163)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5648
【連続記事 目次】対面の精神療法・居場所参加が効果的
〜うつ病を治すためには、「オンライン脳」に学ぶ
〜川島隆太教授『オンライン脳』(出版社はアスコム)


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5572
【目次】自殺防止対策ー2025年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5555
【目次】孤独・孤立対策・自殺防止対策・質の高い教育
 〜 治療法・予防法の研究・開発・臨床・教育


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5557
質の高い教育をみんなに=SDGs 4

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5578
【目次】どの領域にうつ病・自殺のリスクがあるか  〜 不安症、PTSDも

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5587
【目次】どのような支援プログラムを提供するか
 〜 第2世代のマインドフルネスも一つ
Posted by MF総研/大田 at 19:56 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL