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精神疾患の予防、治療の対策に  〜医師以外の人材が参画すべき時 [2025年04月30日(Wed)]
★★ どこかの県に支援組織を作ります ★★
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5636
の下部の
「どこかの県に支援組織を作ります」
をご覧になって、心理士数人で、新しい組織を作りませんか。

第4世代CBT(自己洞察瞑想療法、SIMT)の支援者の資格認定講座を創始者が行うのは、ここまでかもしれません。高齢のための引退が近づいていますので。

精神疾患の予防、治療の対策に
 〜医師以外の人材が参画すべき時

 精神疾患が治らずに苦しむ人、孤独孤立している人、新しい対策が必要です。こんなニュースもあります。

◆「精神疾患を抱える相談者が増えている」貧困問題の相談会で浮き彫り 今も尾を引く“コロナ禍”の影響とは
(弁護士.jpニュース 4/29/2025)
https://news.yahoo.co.jp/articles/91584f77967c2ca0bcbea63663fd2d376c1955ca

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5109
★「いのちの電話」…メール4割弱に自殺恐れ

 現在の段階では、薬物療法では「治せない」と思われている精神疾患のうちには、認知行動療法では「完治」に至る疾患もあります。

 うつ病、非定型うつ病、PTSD、パニック症、過食症(過食嘔吐の繰り返しも)などは、第4世代の認知行動療法=第2世代マインドフルネスで、治るひとがいます。
 完治しないでいると、何かの出来事で抑うつ症状を深めて、自殺したくなることも起きるでしょう。毎年、2万人前後の人が自殺なさっていますが、こういう病気が完治しない人も含まれています。治療法があるならば、救済プログラムの対策を導入してほしいです。
 他の病気の薬ならば、高額の薬でも保険で使えることがあるのですから、精神療法にも政府の予算を回してもいいはずです。
 医師がCBTを提供しないならば、他の人材が提供して政府の予算で、低額で受けられる制度を作ってほしいです。人口が減少する状況になったのに、救える生命を自殺させるのは、実に悲しいことです。自分の家族が、うつ病などで治らないならば、どんなにつらいことかと、他者の苦の共感をしてほしい。政治家、議員が、組織の高い地位ある者が、ハラスメントで、関連する人、周囲の人をうつ、PTSD、自殺に追い込むなど、あってはならないことです。

 自己洞察瞑想療法(SIMT)は、第4世代の認知行動療法です。第1世代マインドフルネス(無評価で観察)は、精神疾患の治療法にはなりませんが、それを超えた観察手法が、「治療法」になります。SIMTは、その一つです。

改善事例
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5236
★SIMTで改善した事例の紹介記事

★2011年以前から、SIMTで治るひとがいました。このブログで紹介してきました。 折をみて、索引の記事(ブログ56XX)で、索引だけの記事を作ります。一部は、ホームページで紹介しています。
マインドフルネス心理療法SIMTによる改善事例
http://mindfulness.jp/simt-evidence.htm
「寛解」ではなくて、「完治」します。抗うつ薬、抗不安薬を完全に断つところまで。

 PTSDについては、外国の人が開発した手法を学ぶ機会があったと報道されました。

 医師以外の人材がこれらの疾患の「治療」に参画できる=職業にできる、対策を作ってほしいです。治らないと思い込み、社会で活躍するのをあきらめさせられている人がいるようです。

 薬物療法で治らないので、「もう治らない」とあきらめさせるのは早すぎます。
 自分の身になって考えてほしいものです。治るものなら、なんとか治りたいはずです。
 上記の精神疾患ならば、「相談のその先」の選択肢として「精神療法」もあることを学校教育で、社会教育で、伝えてほしいです。
 たとえば、うつ病は、セロトニン仮説での薬ですが、現実には、「神経炎症説」が有力です。その薬では、前頭前野や前部帯状回の炎症を十分に回復させることができないのです。だから、いつまでも薬の服用が続く人がいます。
 炎症を起こして機能が低下している箇所を何とか動かす精神的な療法で、少しづつ回復していきます。認知行動療法(CBT)がそれです。CBTは第4世代まであります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5563
★第4世代の認知行動療法(CBT)

 5月は「孤独・孤立対策強化月間」です。
 「相談」を受けたら、上記のような疾患なら、CBTがあるとアドバイスしてほしいです。治りたいと切に思う患者さんと家族なら、必死にさがすでしょう。
 内閣府の孤独・孤立対策の強化月間は、「相談のその先」の「つなぎ先」を紹介しています。

◆内閣府 「5月は「孤独孤立強化月間」です」
https://www.notalone-cao.go.jp/main-monthly/

★NPO法人マインドフルネス総合研究所は、次のプログラムを行います。参加したい人は、 メールでお知らせください。

◆マインドフルネス総合研究所の「5月は孤独・孤立対策強化月間」です。
http://mindfulness.jp/kodokukoritu/kodokukoritu-2025-may.htm
相談、治す、予防する実践=SIMTで
☆うつ病、非定型うつ病、PTSD、パニック症、過食症・過食嘔吐、など。
 薬物療法で治らなくても、CBTで治るひとがいます。


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5572
【目次】自殺防止対策ー2025年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5555
【目次】孤独・孤立対策・自殺防止対策・質の高い教育
 〜 治療法・予防法の研究・開発・臨床・教育


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5557
質の高い教育をみんなに=SDGs 4

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5578
【目次】どの領域にうつ病・自殺のリスクがあるか  〜 不安症、PTSDも
Posted by MF総研/大田 at 07:06 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL