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孤独・孤立対策推進法が施行されて1年経過 [2025年04月21日(Mon)]
★★ どこかの県に支援組織を作ります ★★
下記の
「どこかの県に支援組織を作ります」
をご覧になって、心理士数人で、新しい組織を作りませんか。

孤独・孤立対策推進法が施行されて1年経過

 〜治りにくいうつ病の人を支援する居場所の構築

 昨年、孤独・孤立対策推進法が施行されて、1年が経過しました。

 特に、5月は強化月間です。昨年5月には、ほかの月にはないプログラムが全国で行われました。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5417
★電話、メール、メタバース空間での相談が始まりました
 〜 5月は「孤独・孤立対策強化月間」の一環です

 当方は、内閣府の孤独・孤立対策官民連携プラットフォームの会員として活動しています。  そして、もう一つ、内閣府(そして、埼玉県、さいたま市の)地方創生SDGs官民連携プラットフォームの会員であり、内閣府のポータルサイトに、「ソリューション」を提案、掲載しています。

内閣府のサイト
地方創生SDGs官民連携プラットフォーム
https://match.future-city.go.jp/pages/platform/c301/2200159
◆自殺の減少のため治りにくいうつ病やパニック症などを回復、予防

 「孤独・孤立」と、「自殺」は相互に密接に関係しているからです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5368
★【目次】孤独とうつ病・自殺は相互関係

 強い孤独感は人をうつ病に、そして自殺に追い込むことがあります。兵庫県の死んだ人も、友達からも疑われたといって、孤独・孤立の状態になったのでしょうか。
 愛する配偶者に死なれて、うつ病になる人も多いです。孤独感におそわれてしまうでしょう。
 ほかの出来事でうつ病となり、治らなくて、孤独感を感じるひとも多いでしょう。
 うつ病にならないような心を持つこと、うつ病になっても治るコツを身につけたいものです。うつ病の人が多く、自殺も多いです。支援を必要とする人が多いのです。

 上記を含めて、5月は、孤独・孤立対策の「強化月間」です。まもなく、始まります。全国の県、市町村が、孤独・孤立対策をすすめていくはずです。

 薬物療法で治らない人も多いですから、精神療法も必要です。しかし、心理士で治すスキルを持つ人をみつけるのは難しいです。だからこそ、薬物療法を受けたのに自殺する人も多いのです。薬物療法で治るとは思えずに、自殺する人もいるのです。医療を受けずに死ぬ人も多いでしょう。

マインドフルネス総合研究所のプログラム
http://mindfulness.jp/kodokukoritu/kodokukoritu-2025-may.htm

治りにくいうつ病、PTSDなどを治す支援をする拠点

 「地方創生」の視点から、どこかの県に、メンタルな視点から支援する団体を作り、全国の支援者育成、自殺したくなるように苦悩するひとをメンタルな視点から支援を受けいれる「居場所」を作りませんか。これこそ「地方創生」です。全国のモデルとなる「居場所」のNPOを作り、全国から支援者と治したい人を受け入れる場(組織の意味)を作るのです。
 宿泊して、うつ病、PTSDなどが治らないひとを受けいれて治す支援をする。また、そういうことができるスキルを持つ支援者(=マインドフルネス瞑想療法士、MMT)を育成する。そういう拠点、居場所をどこかに作る。
 自然の豊かな地方、宿泊施設、みなで瞑想する場、作業療法のための場(農作業、手工芸作業など)のあるところが向いていると思います。関連の団体と連携です。
 現地の数人のMMTが共同で運営していく。それぞれのMMTの活動できる範囲で、毎月1回程度、このプログラムを実施していくのです。つまり、他の時間は、他の仕事(たとえば、スクールカウンセラー)をすればよい。当研究所のものは、高齢ですから、運営者にはなりません。意欲のある現地の心理士、数人が運営していくのです。当研究所のものは、2,3年、裏方として、支援します。
    https://blog.canpan.info/jitou/archive/5633
    ★新しい支援員の制度を
     県や市から自立した組織で
     (県や市町村での支援は不十分なところがある。国が支援してほしい。)
 なお、用いる手法は、最初は、第2世代マインドフルネス=第4世代認知行動療法、としてのマインドフルネス心理療法である、自己洞察瞑想療法(SIMT)です。第1世代マインドフルネスは、「治療法」にはなりませんが、SIMTは、うつ病、PTSDなどを、パニック症などを「完治」する効果が見られました。
 精神療法は進化していくでしょう。将来は、SIMTよりすぐれた精神療法を研究して、それに移っていけばいいです。SIMTは、固定化した「宗教」ではありません。
 SIMTは、後期西田哲学の「自己とは何か」の哲学の実践化であり、脳神経生理学の成果との融合ですから。  必要な資金は、数人が共同で提案すれば、どこかの助成金を獲得できるでしょう。うつ病などが治らず、不登校、ひきこもりなどで、苦悩し、自殺なさるかたが多いのは国家的に明らかな事態です。助成金を出してくださるところがあるでしょう。
 しかし、だめかもしれません、助成金は期待できないかもしれません。わかりません。薬物療法でも治らない患者さんが、精神療法SIMTで治る(もちろん一部の患者さんですが)患者さんもいるということを知らない(信じてくれない)状況が続くかもしれません。

どこかの県に支援組織を作ります

 私は高齢ですので、まもなく引退します。そこで、後継の組織を作っていただきたい。
 皆さまの県に上記の場を作ることに関心あるかた、当研究所にメールでご連絡ください。具体的な構想をご相談していきます。どこかの助成金を提供する団体に申請して、みなさんの負担金をゼロまたは少額で、マインドフルネス瞑想療法士の資格認定講座を受けて、共同で治す支援をしていく組織(NPOなど)をどこかの県に作りたいという心理士の方、数人、おられませんか。
 1年目は、対面で、そちらの県の会場で、講座を提供しますが、そちらの会場までの交通費、宿泊費、テキスト代などの費用を助成団体から提供していただきます。講座と、並行して、うつ病などの人の支援を行いますが、受講希望者も、それにも参加していただきます。そうして、支援方法を実際に参加しながら学びます。
 2年目、3年目は、皆様が支援活動を開始し、私がスーパーバイザーとなります。 3年目が終われば、私は撤退します。みなさんだけですすめていきます。
 その後は、助成金を出してくださるところがあれば、申請して、うつ病などのかたの負担金を低額にして、運営していけばいいです。心理士(マインドフルネス瞑想療法士)は、支援活動の時間に応じて報酬を得るようにすべきです。「自殺念慮」をお持ちで難治性のうつ病などを治す支援はとても大きなエネルギーを要します。ボランティアでするようなことで行うことは難しいです。この20年以上の活動で知りました。これからは、それなりの報酬をいただく職業としてやっていただくべきです。
 この組織は、内閣府の孤独・孤立対策官民連携プラットフォームの会員となって、「治す」活動をになっていければいいですね。孤独から起きるうつ病の回復、自殺の防止に貢献していく組織があっていいはずです。
 5月中に、具体的なご相談をして、6月に申請したいと思います。
 5月15日までに、ご連絡ください。

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Posted by MF総研/大田 at 07:20 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL