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科学者への信頼が低い日本〜科学者への信頼度を高めないと [2025年03月23日(Sun)]
我が家族、わが自治体からは、あんな自殺は起こらないように!
防ぐことができる自殺です。
★痛ましい「自殺」が起きています。個人や家族がうつ病、自殺について理解しておくと、「 思いどおりにならないこと」「つらい出来事」「ハラスメントされること」が起きた時に、家族の自殺を防止できる可能性が高まります。うつ病になってしまって孤独・孤立のうちに自殺されます。
★家族全員がうつ病について理解しておいて、家族がつらそうであれば、対策をとってください。できることがあります。
★3月は、自殺対策の強化月間です。
★5月は、「孤独・孤立対策」の強化月間です。どこか、私どもと共同で、自殺防止の勉強をしませんか。こういう教育はどこもされていないでしょう。防ぐことができる自殺があります。
http://mindfulness.jp/kodokukoritu/kodokukoritu.htm
☆これは昨年の5月のプログラムです。今年も実施します。5月、ごいっしょに勉強しませんか.

★これがうつ病です。自殺されるひとの多くがうつ病になっているのに、治療せずに、亡くなることがあるのです。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5618
【全体展望】 どの領域にうつ病・自殺のリスクがあるか
 〜 不安症、PTSDも

科学者への信頼が低い日本
 〜科学者への信頼度を高めないと

 世界各国で、科学者の信頼度が調査された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee9a373f5050a44c3236c610a7df708651617f96
◆科学者の信頼、日本は下位 コロナ後68の国・地域調査

 「ほとんどの国で科学者は信頼されている」と結論づけている。ただ日本は3.37で、全体の59番目と下位だった。」

 「科学者の能力、誠実さ、透明性といった側面から信頼度を数値化」したという。

 「日本は下から10番目。「他者への思いやりがあるかどうか」や「透明性」の評価が低く、スコアを押し下げた。」

 前の記事でも、そうだが、日本はアメリカよりも、国民全体として、他者への思いやりが低いという。「科学者」にも、「他者への思いやりがあるかどうか」や「透明性」の評価が低いのだ。

 「誠実さ」とか「他者への思いやり」とかは、どうすれば向上するのだろうか。 西田哲学では「至誠」ということが類似するだろう。
 自分だけの利益、自分の立場だけで判断しないことだ。相手の利益、相手の立場を配慮して、自分、相手を包んだ位置から見て、判断することだろう。自分、相手だけでは、まだ不十分で、世界の立場でという。「物となって」という。

 これに近いことをいう芸術家(注1)が日本には多いのに、科学者への「信頼」は低いという不思議な現象だ。なぜなのだろう。

 日本の「科学者」の弱点が色々と指摘されている。

 仏教やマインドフルネスの学問をする人も、信頼されているのだろうか。 鈴木大拙や西田幾多郎は、自利でなく、相手も包含した、世界の立場で判断することの宗教的な立場を明らかにしたと思う。しかし、これを否定する学者もいるが、一体どういう方向へいけというのだろう。

 現代日本は精神的に荒廃しているようです。多くのひとが苦しんでいます。西田幾多郎、鈴木大拙も科学者であり、現代の西田哲学の研究者も科学者であり、そのかたがたを信頼していただかないと、その実践化によって、うつ病、自殺問題の救い手になるはずと若手に参加していただけないでしょう。

(注1) 金子みすゞ、武者小路実篤、河井寛次郎、東山魁夷、など

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2369
★専門家の倫理=大乗仏教は厳しい

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2194
★マインドフルネス心理療法は実際臨床なのだ
 マインドフルネス心理療法者は自分も体験すべき

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4916
★金子みすゞ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5578
【目次】 どの領域にうつ病・自殺のリスクがあるか  〜 不安症、PTSDも
Posted by MF総研/大田 at 17:45 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL