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うつ病になると治りにくい  〜 深刻であると自殺する症状がある [2025年01月12日(Sun)]

うつ病になると治りにくい
 〜 深刻であると自殺する症状がある

 地方創生SDGsのうちでも、ほとんど多くのNPOがターゲット3.4 「自殺の減少」に取り組むところが少ないです。 内閣府の官民連携プラットフォームにも提案しているのですが、反応が極めて少ないです。なぜ、このような領域にとりくんでいるのか、 「自殺が多いこと」「自殺した人の多くがうつ病になっていたこと」「治療を受けても完治しにくいこと」を知っているからです。
 「抗うつ薬の有効率は60〜70パーセントにとどまっています。 寛解率となると、さらに低く、30パーセント程度とも言われています。」(加藤忠史氏)

 そして、薬で治らないうつ病、非定型うつ病でも、それを治す精神療法SIMTを開発できたこと、によります。SIMTは、現在の瞬間の内面の心理現象を その瞬間に観察する「広義のマインドフルネス」を活用した精神療法です。狭義の「無評価で観察の瞑想」のマインドフルネスではありません。(このことは、別の記事で整理します。)

うつ病のほかにも、不安症(パニック症、広場恐怖症、社交不安症など)、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、過食症なども薬で治らないひとがいますが、精神療法SIMTで治るひとがいます。

 この記事では、薬物療法だけでは治りにくい「うつ病」のことを述べた記事を整理します。

◆治らない患者が多い
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5458
【目次】メンタルクリニックが「治らない患者」であふれ返る深刻な理由

◆完治割合が高くない
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4798
★うつ病が治らない、心理療法の開発の遅れ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4848
★うつ病の治療法の現在と問題
「抗うつ薬の有効率は60〜70パーセントにとどまっています。 寛解率となると、さらに低く、30パーセント程度とも言われています。つまり効果が十分ではあり ません。」(加藤、2014,p170)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4962
★現在のうつ病治療、自殺対策の問題点

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4970
★抗うつ薬の HRQoL 改善効果は持続しない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5140
★うつ病、パニック症など難治性の精神疾患は第3世代の認知行動療 法でも不十分



(編集中です)


この記事は、次の【問題点の展望・目次】の一環です。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5555
【目次】孤独・孤立対策・自殺防止対策・質の高い教育
 〜 治療法・予防法の研究・開発・臨床・教育
Posted by MF総研/大田 at 12:45 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL