• もっと見る
«和田氏=精神療法でないと治らない病気がある | Main | 能登半島の被災地に洪水  〜 復興中の人々にさらなる苦悩»
国民の生命を守るために  〜 精神療法でも治ることがあること [2024年09月20日(Fri)]

6)地方創生SDGs 自殺対策と孤独・孤立対策からも
 〜 国民の生命を守るために教育の充実も
 〜 うつ病は精神療法でも
    治ることがあること
 〜 仏教、禅、マインドフルネス、
    人生価値・自己の哲学なども
    少数説の教育の大切さ

 なぜ、うつ病になるのか、なぜ自殺するのか。
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786

 どうしたらうつ病にならないように予防できるか、どうしたら、うつ病になったひとを治せるか。
 薬で治らない場合でも、精神療法(心理療法)で治ることもあるという事実は、学校教育でも社会教育でも、十分教育されるべきです。
 うつ病などを治して、活躍していただくべきです。自殺をしないでいただきたいはずです。  うつ病などを治すのは、地方創生SDGsの3−4の悲願でもあります。
 精神療法もあることを教育するのは、SDGs4での使命でもあります。カルトの被害にあわないためにも。
 人生価値哲学、西田哲学、仏教学や禅学、マインドフルネス学などで、伝統の多数派説だけに偏らない教育を。
 多数説、伝統説では解決できそうもない、現代のひとの生命をおびやかす問題が広く起きているのです。多数派説、伝統説では解決しない問題が起きているのです。時代が変わっています。
 少数説にも現代の問題を解決する可能性がある領域があること、未開拓の領域があること、若い世代に取り組んでもらう領域があることを理解していただくことがいいからです。

 また、始まったばかりの、孤独・孤立対策でも重要なテーマであるはずです。うつ病など薬で治らずに孤独孤立しておられるひとが多いことを理解すべきだからです。  何とかうつ病、PTSD、パニック症、依存症などを治したいというのは、国策であるはずです。

◇「地方創生SDGs」には、3−4に「自殺の減少」があります。若者に増加していて深刻な状況です。

◇過労、ハラスメント、いじめ、人間関係、がんや深刻な病気や障害になる、等強い心理的ストレスから、医療関係者でさえも、うつ病、自殺が多い。誰でもなるかもしれない下記の精神疾患など「相談」だけでは治らないです。「治療」しないと長引きます。

◇薬物療法で治らない場合、就職困難・就学困難となり「ひきこもり」そして「孤独・孤立」状況になるひとが多いようです。

薬物療法で治らない疾患でも
  精神療法で治る事例

 薬物療法で「完治」しなくても「認知行動療法=CBT」等で「完治」する例が多数報告されています。(注1)
 SIMTは、少数派の第2世代のマインドフルネスを活用したものですが、SIMTは、仏教、禅、マインドフルネス、自己の哲学などの学問においては、少数説になりますが、それにささえられています。これを教える高校、大学はほとんどないでしょう。進路、人生に影響します。若い世代に、少数説の教育の大切さを痛く感じます。SDGsゴール4です。
 何度も再発を繰り返し、自殺念慮の強まったひとたちが精神療法で治っていくのを見るのは、 「非常にやりがいのある仕事」(和田氏、p145、注3)です。

 また、ほかの精神療法も研究していかないと、種々の問題が解決しないでしょう。
 下記は、SIMTの場合です。

◇非定型うつ病
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4790

◇うつ病
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4786

◇適応障害
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4810

◇双極性障害(双極症)(注2)
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5197

◇痛み
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4867

◇パニック症、広場恐怖症
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4563
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2313

◇心的外傷後ストレス障害(PTSD)
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3899
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2235
 https://blog.canpan.info/jitou/archive/1897
  その他、こちらのホームページに多数の記事リンクと情報

ほかに、
◇ホームページに記事あります。
◆SIMTでの改善事例
『マインドフルネス精神療法』第7号にも改善事例の論文があります
◆執筆者=佐藤福男
◆執筆者=大田健次郎

(注1)マインドフルネス総合研究所は、深いマインドフルネスを用いた自己洞察瞑想療法=SIMTで、回復支援を行っています。第4世代の認知行動療法(CBT)の一つです。CBTー4は、SIMTでないほかの研究者も開発していく可能性があります。今後、期待できます。社会のため家族のために生きてください。

(注2)「双極症」は今のところ、CBTで「完治」するかは不明ですが、うつ病が発症した時にCBTで治すと双極症の発症を予防できるかもしれません。また、双極症には心理的サポートで、症状が軽くなると言われています。支援対策を研究し普及すべきです。 (注3)「精神療法は、実際にやってみると、医者にとっても非常にやりがいのある仕事です。治せないと思っていた患者さんが治っていくのを目の当たりにすると、医者冥利に尽きます。」(和田秀樹著、『「精神医療」崩壊 メンタルの不調が・・・』p145)
【連続記事】メンタルクリニックが「治らない患者」であふれ返る深刻な理由
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5458
Posted by MF総研/大田 at 21:53 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL