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(10)うつ病になると脳の種々の領域に炎症が起きている [2024年09月12日(Thu)]

(10)うつ病になると脳の種々の領域に炎症が起きている
 〜 「島皮質」も

 うつ病が「完治」しないひとがいる。月1で、何年も通院される。つらいことと思う。

 うつ病になると脳の種々の領域に炎症が起きている
 前頭前野、前帯状皮質、島皮質、眼窩前頭皮質などに炎症があるという。 これが回復しないと「完治」という感じにならないのだろうか。

 島皮質については、昔、ある研究者から教えていただいたことがある。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3358

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4867
◆うつ病になると種々の脳の領域に炎症

 マインドフルネス心理療法的な実践支援によって、うつ病やPTSDなどを「完治」する支援ができないものか研究をしている。
 「認知行動療法」になる。当然、脳神経の研究を考慮しなければならない。

 島皮質は生きていくうえで、高度な働きをしているようだ。感覚でとらえたものが、自分の生命や生きがい価値に関係あるかどうか「評価」しているようだ。こんな、記事があった。

https://toyokeizai.net/articles/-/383379

 いかに生きるかという人生哲学があるが、それに深く関係しているようにも見える。
【連続記事】メンタルクリニックが「治らない患者」であふれ返る深刻な理由
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5458


Posted by MF総研/大田 at 10:28 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL