• もっと見る
«孤独感はつらくてうつ病になり自殺も起きる | Main | 5月は「孤独・孤立対策強化月間」です»
児童相談所、「宗教虐待」に対応経験16% [2024年04月30日(Tue)]

児童相談所、「宗教虐待」に対応経験16%

こども家庭庁が調査結果を公表した。

児童相談所対応の16%が「宗教虐待」 こども庁が初の実態調査 【毎日新聞 2024/4/26】

 宗教虐待について問題になっている。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5074
★宗教2世、親から暴力、自由の束縛

 宗教虐待は、カルトの親によるものとは限らないが、報道されている限りでは、 そういう団体によるものが多いだろう。独特の教義、思想を持つからである。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5058
【カルトに関連する記事の目次】

 4月から孤独・孤立対策推進法が施行されたが、「カルト問題」も「孤独・孤立対策」に関連するのである。

 最近、発行された書籍(注)で宗教学者の島田裕巳氏は、孤独な人がカルトに誘われていく、という。

 「それほどの不幸でなくても、孤独に襲われることがある。この孤独が、人を宗教へと導く決定的な要素になりやすい。」

 「カルトと言うと、恐ろしい集団のイメージが強い。けれども、現実に存在する集団は、新しく入ってくる人間に対してはとくに優しく接してくる。それで孤独を癒される人間はいくらでもいる。孤独に子育てをしている女性も、そうなりやすい。カルトの恐ろしさばかりが強調されると、言われていたのとは違う集団の姿に接して、世間の見方は間違っているとさえ思うようになる。強調がかえって逆効果にもなってしまう。」

 独身だった人、すでに結婚していたひとが、カルトにはいるとその子ども(宗教2世)に「宗教虐待」するかもをしれない。カルトとされない宗教であっても、子ども(これも、宗教2世)に虐待することがあるだろう。

 これから、孤独・孤立対策が強調されると、これに便乗して、「居場所」らしいものもカルトへの勧誘があるかもしれない。だから、自治体との官民連携が安心できるだろう。
 すべての自治体(都道府県、市町村も)がプラットホームを作って、そこに登録し、自治体が状況もチェックする対策が望ましい。大学もそういうプラットホームを作れないものか 。

(注)『日本の10大カルト』幻冬舎新書

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点をー2024年
Posted by MF総研/大田 at 20:20 | 子どもの苦悩 | この記事のURL