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うつ、不安による「不登校」 [2024年04月27日(Sat)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5393
マインドフルネス総合研究所の事業が内閣府のプラットフォームに掲載
 〜 孤独・孤立対策の5月「強化月間」の事業
☆5月12日の【居場所サービス・ひだまり】は、蓮田市教育委員会、および、埼玉新聞社のご後援をいただいています。

☆つらいひとに情報が伝わりにくいと思われるので、朝日新聞にもお願いしました。
4月26日、朝日新聞、埼玉版「埼玉マリオン」に掲載していただきました。参加希望者は、E-mail か電話でお願いします。

うつ、不安による「不登校」

 不登校の子どもが増加しています。「不登校」も、うつ的なこと、不安傾向(教員への不安、恐怖)によるもの が多いはずです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5388
★子どもの不登校の原因には、教員との関係が多い

 こういう原因による不登校は、教員による説得では解決しないでしょう。不登校が長引いてしまいます。

 このタイプの「不登校」は、子どもの本当の原因を教師以外のカウンセラーが聴き取る制度でないと、本当の原因がわからず、解決しないでしょう。

 子どもの本心を聴き取り子どもが納得する対策でないと、ひとり家にいて孤独・孤立感を深めて、うつも発症してしまうおそれがあります。そこから、自殺もあり得ます。不登校の原因がいじめであったケースでも、調査が加害側や学校に忖度された調査も指摘され、調査報告に納得できない被害児童がうつ病を深めて自殺したケースがあります。

 子どもの本心(本音)がわかれば、同じ学校に復帰でするか、別の学校に転校するか、そのまま不登校を続けて卒業まで待つか、子どもと保護者の希望をきいて選択できます。

 マインドフルネス心理療法(SIMT)の心得も実践してもらうのもいいでしょう。学校に行こうとすると、どうして動悸が激しくなるのか理解し、取り扱いのトレーニングもできるでしょう。 必ずしも同じ学校への復帰でなくても、動悸、不安、登校できなくなるか観察することを実際に試してもらうこともするのがいいでしょう。将来の生活に役に立つでしょう。

 不登校の原因は、ほかに種々あるでしょう。いじめ、起立性調節障害、何かの原因によるうつ病、不安症、PTSD、・・・。
 本当の原因がわからず、回復が 遅れては、その後の人生に大きな影響が 続くでしょう。

 うつ病、不安障害が重症化すると、不登校のあと、「ひきこもり」になる場合もあるでしょう。 通信制の学校の卒業後に、「ひきこもる」ひとがいます。 早い段階で、確かな原因をつきとめて、適切な対策をとったほうがいいのです。

 5月は「孤独・孤立対策強化月間」です。

http://mindfulness.jp/kodokukoritu/2024-5-soudan.pdf
★相談〜不登校のご相談も http://mindfulness.jp/kodokukoritu/512hidamari.pdf
★5月は12日、遠くのかたはメール、zoomで。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5346
【目次】 子どものいじめ被害・うつ病など精神疾患、自殺防止対策ー2024年
Posted by MF総研/大田 at 19:58 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL