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学者、官(自治体)は最初にはできない、まずNPOがするしかない(その2) [2024年04月14日(Sun)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5393
マインドフルネス総合研究所の事業が内閣府のプラットフォームに掲載
 〜 孤独・孤立対策の5月「強化月間」の事業
5月12日の【居場所サービス・ひだまり】は、蓮田市教育委員会、および、埼玉新聞社のご後援をいただいています。

NHKが14年前とりあげたうつ病の実態
 〜 新しい治療法がすすんでいないから自殺が起きる
 学者、官(自治体)は最初にはできない、まずNPOがするしかない(その2)

 14年前の、うつ病の治療法の実情に関連して、当時の期待とそれが実現したかどうか現状を比較しました。

 現場で動いている個人、NPOから見れば、学者、官庁は、見て見ぬふりせざるを得ないのが理解できる。特に、苦悩するひとに直接会うことに大部分の時間とエネルギーを注ぐのが、現場のひとだ。臨床現場にいない学者は、そういうことはしない。
 村木厚子さんがそんなことを言っている。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3928
★村木厚子さん・まず現場の活動者、それから学者

 もうあと何年、活動できるかわからない「後期高齢者」の私。学者(および、宗教者)のエゴイズムに苦言を呈しておく。思考、言動が後退しないうちに「本音」を表出しておきたい。
 はっきりしている。新しい精神的なケアのしかたは、現場から生まれる。なぜなら、学者が新しい方法を主張したら、「あなたがまずやってみせてくれ」と言われるに決まっている。

 現場の人は、従来の学者の本、学術書に書いていなくても、苦悩する人自身が何かする。うまくいくと他の苦悩する人に直面すると、何かしてあげたくなる。それが新しいことである場合がある。自分の経験から試行錯誤で、何とか苦しみが軽くならないかと、助言する。なかには、おもいがけなく、苦痛が軽くなるものが偶然にみつかる。
 それをさらに、もう少し他のひとにも、やってもらう。100パーセントではないが、ある程度の割合で効果がみられる。それを少しづつ広げる。やがて、評判になり、出版社や学者が取り上げる。学者はなぜ効果があるのか、理屈も考えて著書、論文にする。
 精神的、心理的問題の解決法は、現場での試行錯誤が先である、学者ではない。 こうであるのに、現場には苦悩が充満しているのに、学者がエゴイズム的な行動をすることがある。 私が、30年の支援活動と、それ以前の10年近くの苦悩からの回復への道への模索、試行錯誤の経験、過去の書籍からの研究の過程で、数々の専門家と言われるひとのエゴイズムを見聞きし体験してきた。

 社会の問題の解決、つまり社会の利益よりも、自己の利益、自己の集団の立場利益に執着しすぎて、社会の苦悩の解決をおくらせる傾向がある。幾人かのひとが教えてくれている次のことが、 この領域に特に強いように感じる。

★みてみぬふりする社会

★わたしとちがうのはゆるさない社会

 「あなたは一体、何のためにそれをしているのですか」
 「単に自分だけの利益のためですか」
 「あなたのものがすべての人の求めるものですか」
 「もう、日本には、すべてのことが解決していますか」
 「あなたがしていなくても、必要とする苦悩するひとがいるのを共感できないのですか」

 鈴木大拙が教えてくれた「共生」の哲学(注)を理解し、現実に実践しようと教えるひとが本当に少ないのでは。金子みすゞが詩で教えていることが。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2363
https://blog.canpan.info/jitou/archive/3594

 金子みすゞは、世界全体の苦悩をみていた。各人の違いを肯定的にみていた。「みんなちがってみんないい」。
 しかし「おれとちがうのはゆるさない」 というひとが多い。新しいことは日本の研究室から、日本の集団から生まれない。
 「あたらしいものは西洋から」

 十分、推敲したのではない。なぐりがきだ。「無評価で観察」という社会ではないから、批判という「評価」を受けるだろう。そしたら「訂正」していきたい。

 14年前とあまり変わっていない「うつ病」の治療法、不安症の治療法。
 自殺、不登校、ひきこもり、いじめ、数々のハラスメント、8050問題、依存、虐待、DVには、精神疾患や心の問題があるはず。苦しんで孤独・孤立になるひとが多いのではないか。解決策の方向が見えているのだろうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4976
★皆さんの地元に薬物療法で治らないひとを支援するマインドフルネス心理療法のカウンセラーは不要ですか
ここもまもなくいなくなります!

(注)
鈴木大拙の「共生」については、この記事の中に触れています。全体は拙著で紹介しました。 SIMTも「共生」が背景にあります。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4902
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5329
【目次】今年も第2世代マインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5223
【目次】地方創生SDGs 3.4 自殺の減少 〜 2023年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
【SDGsターゲット3.4 自殺の問題】種々の問題がここに集約されています

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点を

第4世代の認知行動療法を活用します
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5348
【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT
Posted by MF総研/大田 at 11:56 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL