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瞑想は大きな効果が期待できる その2 [2024年04月07日(Sun)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5393
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 〜 孤独・孤立対策の5月「強化月間」の事業

NHKが14年前とりあげたうつ病の実態(6)
 〜 瞑想は大きな効果が期待できる その2
 ブームのマインドフルネスは治す効果はない

 14年前の、うつ病の治療法の実情に関連して、当時の期待とそれが実現したかどうか現状を比較しました。

 現状ではどうだろうかということで、西城有朋氏の著書で見ている。

『精神科医に、ご用心!』西城有朋、PHP文庫、2022年12月

 西城氏は、やはり、CBTに期待もしている。第9章は「精神科医に頼らずにできること」を見たが、この章の最後に瞑想への期待をあげている。

(6)瞑想は大きな期待ができる〜その2
 ブームのマインドフルネスは治す効果はない

 「マインドフルネスを活用したCBT」すなわち「マインドフルネス認知療法」(MBCT)は、寛解になったうつ病患者の再発予防効果があるとされている。
 しかし、ブームのマインドフルネスは、寛解になっていない患者を治す効果は十分ではない。
 西城氏は、こういう。

 「一方、本格的なうつ病への抗うつ効果となると、マインドフルネスの効果は、現在の医学的見解では否定的である。これを裏づけるエピソードとしては、禅宗の最高峰の僧侶であってもうつ病で自殺した南禅寺の話に留意してほしい。
 昭和58年11月、南禅寺派管長で道場の師家、勝平宗徹老師(室名、南虎室)が首を吊って死んでいるのが発見された。臨済宗で師家といえば、お釈迦様の法を継いだ人物として、お釈迦様と同格の扱いを受ける立場である。だが、その師家ともあろうお方が自殺したのである。このように重いうつ病は、やはりぜひ受診してほしい。」(p257)

 このかたのことは、別の本で知ったことがある。この方は、高血圧であって、血圧降下剤を服用されていた。その副作用でうつ病を発症したのだ。随分、昔で、そういう副作用をご存知なかったのだ。うつ病についても、まだよく知られていない当時で、この方は「うつ病」についても、全く知識がなかったと思われる。
 このように、「悟り」を得た禅僧であっても、うつ病という病気を知らないと、頭脳が回転せず仕事ができず、「自殺念慮」に襲われることを知らないと、死んでしまう衝動が起きる。
 だから、現代の人もすべて、うつ病について理解しておくべきであるし、薬物療法で治らないこともあるが、さらに、認知行動療法で治るひともいることを知っておくべきである。大切な生命であるから、ビジネス、職業的技術、知識だけではなくて、うつ病の詳しい教育を受けていたほうがいい。これは、学校教育、社会教育では不十分である地域もあるから、家族が判断したほうがいい。
 それでも、西城氏は、深い瞑想に期待している。次の記事で。


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【目次】今年も第2世代マインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を

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【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT
Posted by MF総研/大田 at 18:33 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL