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孤独・孤立対策と地方創生SDGs3.4自殺防止の支援者の養成 [2024年04月04日(Thu)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5393
マインドフルネス総合研究所の事業が内閣府のプラットフォームに掲載
 〜 孤独・孤立対策の5月「強化月間」の事業

孤独・孤立対策と地方創生SDGs3.4自殺防止の支援者の養成

 4月1日から、孤独・孤立対策推進法が施行されました。 以前から、自殺対策推進法があり、地方創生SDGsの活動が継続されています。

 そこには、種々のストレスからメンタルを病み、うつ病、不安症、PTSDなどが関連して、治らないで自殺も起きていました。長い間、知られている事実です。

 すべての都道府県に、マインドフルネス瞑想療法士レジスタードマークによる支援団体ができれば、少しお役に立てると思われます。
 うつ病などの患者さん、不登校、ひきこもり、孤独・孤立の状態の人、種々のメンタル支援の方法があるでしょう。SIMTも一つのスキル、ノウハウとして活用したい。他の方法も研究していただきたい。うつ病、不安症、PTSDの支援は普遍性のある問題です。

 東日本大震災の被災地、石巻で支援者の講座を開催しましたが、その教訓もいかさなければなりません。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3041
【2014/11/9】石巻での支援者講座の終了

 この時まで、支援者は「マインドフルネス心理相談員」という資格名称でした。講座は6回でした。どこの助成も求めず資金面での限界もありました。

 この時、種々の教訓を得て、支援者の養成講座は、10回に拡張し、さいたま市で第1期を開始しました。主催者は、日本マインドフルネス精神療法協会となり、資格も変わり「マインドフルネス瞑想療法士レジスタードマーク」(登録商標)となりました。マインドフルネス瞑想療法士レジスタードマークは、MMTと略します。Mindfulness Meditation Therapist。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4988
【2022/5/23】ここに振り返りの記事

 能登に大地震があり、沖縄県でもまた地震がありました。被災地に限らず、うつ病、不安症、PTSDなどが治らないひとが全国におられます。不登校、ひきこもりが長引きます。 全国に、メンタルな支援があったほうがいい状況にあります。精神科医のいない地域もあります。
 これまで、30年、この活動をしてきて、地元に住んでいるマインドフルネス瞑想療法士でないと、タイミングをはずさず地域のニーズを把握し必要な活動を十分にできないと感じています。

どこかの県にマインドフルネス心理療法センターのモデルを

 だから、ここ1,2年に、埼玉県と、どこか要請のある府県で1,2か所、数名が協働して活動するセンターの設立を目指して、支援者の養成講座を開催したいと考えています。
 このセンターは、数名のMMTが協働で運営していく。任意団体、または、NPO法人として(それは参加者が決める)。(私、大田は参画しない。高齢の私はまもなく引退)。
毎月、各人が1日か2、3日、輪番で、SIMTを提供する活動する。協調性あり団体行動ができる人。
 1年目は、MMTの講座を受けてNPOなどを作りたい人たち数人(?)をみつけて、団体(任意団体かNPO法人)をつくる。2年目、講座を受ける(助成金を得ると自己負担が小さい)。3年目から支援活動を開始、大田が背後からスーパーバイザーとなって活動していく。4年目にみなさんだけで運営していく。これは、支援者に報酬がないと難しいから、助成制度を活用して、MMTには報酬が得られるように助成団体や自治体の協力を求めたほうがいい。だから、参加者の中で、そういう事務、ITサービス、当番を決めていくまとめ役、代表、会計などを分担してできるひとが必要です。(大田は現地人でないから参画しない、埼玉県でも高齢だから参画しない)

 この仕事は、自分からやる気(=人生価値とする)のあるひとでないとできません。「死にたい」という精神症状をかかえた人に、1年間支援し続ける支援活動だからです。ただし、全面的でなく、数名が自分のできる範囲(毎月、1〜数日)でこの団体に参画する共同体にすればいい。 これは、それぞれの地元で自治体と住人のかた双方が真剣になって、必要だといってくださらないと実現しません。

 新しい年度となり、県や助成団体が助成の事業を募集しています。今年1年かけて同志を集めて、埼玉県を対象とする活動の助成事業のプログラムに来年は応募していただければいいと考えています。(必要だと思い、この事業に加わりたいというひとがおられるのかは、今はわかっていません。早い段階から共同してくださるかたがいればありがたいです。メールでご連絡ください。)

 今の時点では、参加者がわかりませんので、埼玉県内の助成団体への居場所サービスに関しても、助成金申請は断念します。必要としているのは私どもではないから、申請は無理です。

 どこかの都道府県でも、カウンセラー養成講座を希望するひとが多数おられるといいのですが。SDGsでも 孤独・孤立対策でも、これまでにない、モデル事業になるのですが。

(注)SIMT=Self Insight Meditation Therapy。自己洞察瞑想療法。「無評価で観察の瞑想」(第1世代のマインドフルネス)を超えた第2世代のマインドフルネス。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5329
【目次】今年も第2世代マインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5223
【目次】地方創生SDGs 3.4 自殺の減少 〜 2023年

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
【SDGsターゲット3.4 自殺の問題】種々の問題がここに集約されています

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5338
【目次】孤独孤立対策にうつ病の視点を

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5210
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5225
☆このような領域に「孤独・孤立対策」

第4世代の認知行動療法を活用します
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5348
【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT


Posted by MF総研/大田 at 07:27 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL