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子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を(2) [2024年02月29日(Thu)]

子どもの不登校、いじめ、自殺の問題には新しい対策を(2)

 子どもは「ひきこもり状態」や「体調不良が増加」すると、自殺念慮が高まるのです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5359
【重要】こども(思春期)の「ひきこもり」や「身体の不調」が自殺に強く関連

 こういう研究報告もあります。抑うつ症状が悪化すると助けを求めない。

https://www.igakuken.or.jp/topics/2023/0904.html
◆うつ症状悪化で相談したい気持ちも低下 思春期の追跡調査で解明
 東京都医学総合研究所

 「ひきこもり状態」や「体調不良が増加」は、いじめからも起こるでしょう。 いじめが解決しないので、ひきこもる、またはいじめられても登校し続けるがストレスから体調不良が増加する、そのどちらかでしょう。 担任に訴えても、その対応が不適切だと、いじめは長引く。すると、抑うつ症状が悪化します。
 うつ病が悪化していくと、もう、助けてという気力もなくなるのです。いっても無駄、解決しないと絶望します。 大人でさえも、うつ病が悪化して「助けて」とも言わずに、自殺しています。高齢者も、医師でさえも、うつ病を悪化させて、助けを求めず、自殺しています。

 だから、前の記事でも述べたように、いじめ(担任からの不適切な扱いからも)が訴えられたら、真剣に対応して、長引かせないですむようないじめ対策チームを作ってほしいと思います。いじめは、それほど多くないでしょうから、数か所の学校をカバーした 専門家でいいのではないでしょうか。
 対応がまずくて、「重大事態」にするのは、危ないのです。重大事態となり、長引く再調査の途中で自殺されるおそれがあります。

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Posted by MF総研/大田 at 17:41 | 子どもの苦悩 | この記事のURL