第4世代の認知行動療法 [2024年02月17日(Sat)]
自己洞察瞑想療法
第4世代の認知行動療法とされた「無評価で観察瞑想のマインドフルネス」(瞑想時)は、
うつ病、不安症、PTSDなどの「治療」には、あまり効果が報告されていません。
そういうマインドフルネスが日本でもブームになっているのに、うつ病に効果がなく、自殺防止などに、用いられていません。 |
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5236 ★マインドフルネス心理療法SIMTの改善効果 うつ病、非定型うつ病、不安症(パニック症を含む)、PTSD、過食症などが完治する事例が多い |
◆精神疾患・自殺の予防
すべての高齢者のうつ病の予防の効果があるでしょう。市立老人福祉センターで「心の健康体操」、自治会館で「心の健康クラブ」で定期的に開催しています。グループの開催です。回数を多くすれば孤独孤立対策としての「居場所」になる。
また、大震災の被災地でのうつ病、PTSDなどの予防、自殺の減少の効果があるでしょう。

◆家族の関係が改善
自分勝手な基準で、不快な思いをさせていた家族関係が改善します。
◆がん患者の闘病のささえ
がん患者の場合、「死」の不安が変化し、闘病しながら生活するので、うつ病にもならずに生活するでしょう。自己を超えた超越レベルの宗教的な救済を得る人もいます。
◆企業などがハラスメント、不正で批判されることの防止
なお、弱い立場の人を苦しめる場合、被害者の苦悩は、被害者がSIMTの訓練で、うつ病などを発症を予防する効果があるでしょうが、限界があります。
重大な社会問題ですから、加害者にやめてもらいたいのですが、現実には、大変厳しい状況です。
いじめ、虐待、政治ビジネスの現場のエゴイズム、ハラスメントの言葉、行為で苦しめらる弱者が多いですね。宗教、大学などの組織内でも、学問、表現の自由がないですね。革新説が生まれません。
責任者、加害者がSIMTを実践すれば、苦しむひとがなくなるのですが、残念ながら、そういうことをするひとは、実践しません。残念なことです。自殺者が出て、遺族から訴えられて、やっと気づくのですが、変化できるのかわかりません。
企業、組織のトップが、構成員に教育(社内教育)すれば、少しは減少するでしょうか。
◆学校におけるいじめ
小中高生のいじめは、重大事態になればいじめの加害してことが明らかにされて、いじめが加害者にも不都合なことになると教育すれば、減少する可能性があるでしょうか。
いじめられると「死にたくなる」が、うつ病だということを教育して、保護者、担任、スクールカウンセラーなどに相談して「自殺」を減少させることができるでしょう。
(注)SIMT:Self Insight Meditation Therapy=自己洞察瞑想療法
関連記事
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5215
【目次】第4世代の認知行動療法の一つ、SIMT
〜 孤独・孤立対策に、SDGs3.4自殺の減少に
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5312
【目次】マインドフルネスは、第1世代から第2世代へ
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5348
【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT
Posted by
MF総研/大田
at 19:46
| さまざまなマインドフルネス
| この記事のURL