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地元に特任心理カウンセラーの配置を 〜うつ病を予防し薬物療法で治らない人を回復支援する [2024年02月15日(Thu)]

地元に特任心理カウンセラーの配置を
 〜うつ病を予防し薬物療法で治らない人を回復支援する

 能登半島地震では多くのひとが心理的ストレスを深めていかれます。

 これは、東日本大震災のケースです。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2291
★大震災の後に続くうつ病、PTSD、自殺のおそれ

 私どもは、東日本大震災の場合、2年後に、現地のかたから要請があって、 宮城県石巻で、カウンセラーの育成講座とうつ病・PTSDを回復支援するプログラムを数ケ月間実施しました。

 能登半島地震でも、北陸の数県に、うつ病、PTSD、不眠症などの心理的なケア支援が 必要なかたがたが生じる可能性があります。

 このような事業は、現地のかたの要請がないとできません。このような内容のサービスを自分の今後の 重要な貢献事業(職業としても、ボランティアベースでも)にするという決意のあるひとがいないとできないからです。
 したいひと、できるひとは多くはいません。
 希死念慮のある住民の生命に直接かかわる仕事になるからです。信頼できるカウンセラーでないと心を開いてくださらないからです。長期間かかるからです。避難所などへアウトリーチでも行う必要があるからです。
 地元のカウンセラーの長年月の支援が必要です。難しい仕事をやる気のある人でないとできません。

 自治体や地元の住民の心の健康を憂慮する企業、団体は、特任心理カウンセラー(うつ病を予防し薬物療法で治らない人を回復支援する)の配置を検討していただきたいと思います。
 企業や県のどこかの組織が社会貢献事業として行うことも考えてくださるところがないでしょうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5313
【目次】能登で大地震 〜 長期にわたり
 うつ病、PTSD、睡眠障害のおそれ

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5348
【目次】第4世代の認知行動療法としての自己洞察瞑想療法SIMT
Posted by MF総研/大田 at 08:24 | 災害とストレス | この記事のURL