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自殺対策白書が決定された(2) [2023年10月26日(Thu)]

自殺対策白書が決定された(2)

 自殺対策白書が決定された。小中高生は過去最多となった。「ウェルテル効果」が指摘されている。  子どもはうつ病を知らないだろう。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/2060
★死にたい気持が長くあって、別なきっかけが引き金になることも

 「死にたい」ところまで来ていた、そこまでおいつめたのは、メディアではない。虐待する親か、教育虐待の親か、教師か、いじめるクラスメートか、または、何かの障害のために苦しんでいたか。その支援を十分受けられたのか。 。

 うつ病は、脳の各種領域に炎症が起きている。ストレスなどによって、免疫細胞ミクログリアから炎症性サイトカインが分泌されて、これが脳を傷つける。これが最近の有力学説である。セロトニン神経ではない。
 これを十分回復させる治療法が提供されているのか。「いいえ」であろう。
 未成年のころの抑うつ、不安症、PTSDを完治しきらないで、脆弱性が残る。
 有名人の出来事の前に、すでに追いつめられていて、十分な支援が得られていない。学校の内外の相談機関に相談しても解決するとは思えないという保護者、子どもが多い。
 相談しても、有効な治療をしないと、治らないうつ病もある。たとえば、いじめられてうつ病になり、いじめられない環境に避難しても、脳の炎症が回復するとは限らない。
 大人も同様だ。ハラスメント行為でうつ病になった人が現場から逃れても、うつ病が治らないと自殺も起きる。
 今度こそ、原因と対策をマッチングして、適切な対策にしないといけないだろう。
 従来なかった、全く新しい対策も必要であろう。
 「官民連携」「民民連携」は、すでに実施中のものを広げていく方策のように見える。成功している事例を拡大していく。
 そのほか、全く見えないのが、新しい治療法だ。これは、どこでも行われていないのであれば、「官民、民民連携している」と報告できない。
 うつ病の新しい治療法をどこの研究機関、大学、学会などで、研究開発を行っているのか教えてほしい。開発中の治療法を網羅するプラットホームが作れないか。または、メディアが調査できることか。
 難治性の精神疾患の患者家族は、どこまで待てばいいのか。
 今は連携できていなくても、有望な新しい試みがわかれば、連携でなくて、他も追随すればいい。あるいは、・・。
 内閣府の地方創生SDGs ターゲット3.4 自殺の減少、に新しい対策をとろうとういう自治体がない?? 
 新しい治療法の研究をしているところで有望なものがどこもないのであれば、政府は新しい対策を要する。長老、中堅は今のことで忙しいのだ、若手に期限つきでなく従来にない方法を研究する道を開いてほしい。生命ほど大切なものはない。未来をになう若者、働き盛りの人、産後うつ病の若い母を自殺で失ってはいけない。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3889
★【日本では、なぜうつ病などの心理療法が普及しないのか】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4988
★自殺対策 〜 心理職に期待

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5163
https://blog.canpan.info/jitou/archive/2305
★10年前、自殺者数が3万人以上だったころ
 この時からも心理療法は研究されない、支援に導入されない。繰り返すが、うつ病は希死念慮が深刻。「薬物療法で治らないうつ病だが」というのに、「相談」だけで治るという論理はない。「こうしたら治る」ということをアドバイスしているのだろうか。脳内の炎症を回復させる必要がある。

 「相談」したい人は、ブログ5254に記載した朝日新聞の記事に多くの相談先が記載されています。
【目次】孤独・孤立の対策&
  不登校・ひきこもり・自殺念慮対策(SDGs3.4)

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5168


【目次】 自殺防止対策へー2023年
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119
Posted by MF総研/大田 at 07:39 | 孤独孤立自殺うつ病不安症 | この記事のURL