13年前、石川県にある西田哲学記念館で講演 [2023年10月24日(Tue)]
13年前、石川県かほく市にある、西田幾多郎記念哲学館で講演後期西田哲学の実践化の反応パターは、うつ病などを治して、自殺しないですむと、活動して30年。その後、マインドフルネスSIMTと称し、10年前には、ほぼ現在の形になりました。2013年に、本にまとめました。(『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』)出版する前、今から13年前、西田哲学の故郷石川県かほく市で、講演させていただきました。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2063 ★この記事の下の囲み記事です 今もなお、うつ病などが治らずに、死んでいくひとが多数おられます。うつ病は、脳に炎症が生じているというのが最近の学説です。相談だけでは治らないうつ病も多いでしょう。自殺が減少しません。ひきこもりのひとのなかにも、うつ病が治らないために復帰をためらう人もおられるでしょう。 マインドフルネス心理療法SIMTは、まだまだ改善の余地(原因や年齢によってきめ細かい方法を開発すればいい)もありますが、標準の方法で、一定の「完治」の効果があったのはまぎれもない事実です。 この13年には、支援者になる希望を持つ人は多くは現れせんでした。職業にならないからでしょう。支援者には、国の予算で、収入を保証し、患者さんは格安の費用で認知行動療法を受けられる制度ができればいいのですが。 年間、1千万円予算をさけば(認知行動療法の専門家を雇用)、年間何十人もの人に提供できるでしょう。 SIMTで治る人がいますので、10年後にも、20年後にも、SIMTで支援できる人がいてほしいと願っています。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/2050 ★同じころ、福井県のシンポジウムに参加しました。このころは、自殺防止に新しい心理療法に関心が高かったですね。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4900 ★日本マインドフルライフ協会 新しい潮流「マインドフルネス」は広く研究されていました。「無評価で観察の瞑想」だけではありませんでした。しかし、活動を休止しています。 ここに、SIMTの名称、「マインドフルネス」から抜ける名称を考えています。「マインドフルネス」は、うつ病などは治せないことが明確になったので、SIMTは、もう「マインドフルネス」の一派とは言わないほうが、皆さんの誤解を招かないかもしれません。「第4世代の認知行動療法」の一つになりますが、多数開発されるでしょうから、独自の名称がいいのでしょう。 うつ病などを支援する心理療法の科学的な研究は少しも進展していないようです。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5168 【連続記事】孤独・孤立の対策& 不登校・ひきこもり・自殺念慮対策(SDGs3.4) |
Posted by
MF総研/大田
at 07:39
| さまざまなマインドフルネス
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