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50年前にノーベル賞を受賞した江崎玲於奈氏、 〜金もうけでなく未踏の分野を探求することを大事に [2023年10月02日(Mon)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5219
◆募集中です!
10月29日(日)講座
「不登校・ひきこもり・自殺の予防のヒント」
 〜蓮田市社会教育課主催の講座・蓮田市広報でおしらせ

10月10日、24日、蓮田市老人福祉センター、心の健康体操
10月15日(日)13:30〜 治したい人のための会
10月15日(日)15:45〜 マインドフルネスSIMT研究会
10月16日(月)10:00〜 SIMT専門家育成講座第4回(受付完了)
10月27日(金)10:00〜 蓮田市椿山、心の健康クラブ

50年前にノーベル賞を受賞した江崎玲於奈氏、
 〜金もうけでなく未踏の分野を探求することを大事に

 50年前にノーベル賞を受賞した江崎玲於奈氏が語るのを、NHK総合テレビが放映しました。

 「トライアルアンドエラー
 創造力による間違いやネガティブな結果を
 ある程度 社会が認めることも必要」

 「何かこういうことをすると役に立つ
 お金がもうかる うまくいく
 そういう方向に皆さんいくと思いますが
 そうではなくて
 未踏の分野、十分に開拓されていない分野を探求することを大事に」

 日本の文化系の学問には、いつまでも従来説が続き、若手が新しい領域を開拓することが難しい環境にあるようです。 次の指摘とも重なります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3916
★(2018年)これまでの「正統」では社会の変革が遅れる、正統を乗り越える「異端の時代」

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3034
★(2014年)日本の人文社会科学系の学問
 =海外のものを紹介、持ち込み、 「本場」のふんどしで相撲をとらせてもらっている

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2059
★(2010年)種々の社会問題
(イギリスの心理療法の導入について述べましたが、これは「治す」認知行動療法ではなかったようです。日本では認知行動療法を導入すれば治って自殺しないですむのでは? なぜ、そうしないのでしょうか?)

 仏教、禅、精神療法、自己存在の哲学、共生社会の実践哲学などの学問など、日本の大学では、伝統説を超える革新説がなかなかみられない環境にあるようです。なぜなのでしょうか。竹村牧男氏が、従来説を超える説を著作で発表しておられますが、どうして、「その」専門の場で、若手から革新説が出てこないのでしょうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3415
★「日本では、自分が専門とするxxxだけが正しいと思っている人が多いのが特徴的です。」

 若者が時代の変化に適応する革新をゆるさない。自己権益、自己保身、社会益よりも自利。

 若手の革新的な行為を大きな目で抱擁し試行を許し、伝統を好む人は自分が担い、ともに、一つの組織で提供していくデパートのような、共生社会的な組織をめざさない。時代遅れで、沈没へ。

 心の病気が治らない、自殺していかれる、がん告知を受けて闘病中にうつ病を深めて自殺が起きる、ひきこもりにあるうつ、不安を克服する精神療法が普及しない、国民の仏教離れ、カルトに向かう、・・・。

 若手の研究者、若手の担い手(2世、3世、5世)は、時代の深刻な状況なのに、研究の、組織の内外のありかたに満足しておられるのでしょうか。未来に希望があるのですか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461
★「見て見ぬふりをする社会」

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4749
★地方創生SDGsゴール8 働きがい、生きがい、自己および組織、社会の成長

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5224
★地方創SDGsゴール4 公平な教育、古いものを押しつけられない、自ら考え創造できる心


https://blog.canpan.info/jitou/archive/5129
マインドフルネス(自己観察の哲学)の学問はまだ深まっていない  〜 2023年

Posted by MF総研/大田 at 19:35 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL