NHK テレビ こころの時代 で鈴木大拙を語る、岡本美穂子さん [2023年10月01日(Sun)]
NHK テレビ こころの時代 で鈴木大拙を語る、岡本美穂子さん今朝、10月1日の「こころの時代」で、鈴木大拙のことを紹介しました。 最後に、伝えられたように、ラジオ放送の、竹村牧男先生の講座が紹介されました。岡本美穂子さんと金光寿郎さんとの対話の形で、鈴木大拙の言葉、本来の仏教、仏教で目指す、人間の「おおもと」について語られました。 もう、今では、もう、このような深い内容の、仏教、禅のことを語るテレビを見ることはほとんどありません。日本には、過去にあった宝が保存されています。「こころの世界遺産」です。 今月からの竹村先生のラジオ講座は、仏教哲学的に話してくださるので、今朝の岡本さんと金光さんの対話にあった大拙の言葉を理解したいかたは、ぜひ、ラジオをお聴きください。 実は、このテレビは再放送です。2017年の放送のあと、 私は感想を述べたことがありました。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3732 今朝のテレビで取り上げられた言葉を少し、あげてみます(正確でなく、読みちがいがあるかもしれません)。忙しいので、ほんの少し。今回も再放送があるでしょう。 ● 意識が、客観と主観に分けた。その別れる前がある。 ●「時空を超える」。時間と空間を超える。これが分かれる前。 ●無、本来、無分別 ●至道無難禅師の和歌 「生きながら死人となりてなりはてて 思いのままにするわざぞよき」 大拙が「コツン、と机をたたいて、「どこで聴いたか」といった。 全宇宙が聞いたから美穂子さんが聴いたんじゃないか」 西田幾多郎は、「物となって見、物となって考え、物となって働く」といいますね。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/3270 面白い言葉がたくさん、語られました。 昭和の後期には、こういう著作、教育があったためでしょうね。小説、絵画、詩歌、医学などでも、深いレベルのものがたくさんありました。平塚らいてう、武者小路実篤、川端康成、遠藤周作、三浦綾子、東山魁夷、河井寛次郎、 森田正馬、神谷美恵子、など。「マインドフルネス心の世界遺産」です。 ◆マインドフルネス心の世界遺産 https://www.asahi-net.or.jp/~im5k-oot/isan-kouho.htm 遺跡訪問が済んだのに、忙しいために整理できていませんが。 |
Posted by
MF総研/大田
at 13:52
| さまざまなマインドフルネス
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