後期西田哲学の「実践論」を具体化したSIMTで双極症にとりくむ [2023年08月26日(Sat)]
双極性障害(双極症)には、第4世代の認知行動療法SIMTを〜 後期西田哲学の「実践論」を具体化したSIMTで双極症にとりくむ双極性障害が、マインドフルネス心理療法SIMT、第4世代の認知行動療法で治るかどうか試験してみたいと思っています。 これまで、薬物療法で治らないうつ病(非定型うつ病を含む)、不安症、PTSD、過食症などには効果がありました。 呼吸法や日常生活での課題の実践を1年近く続けます。 これまでと違う反応をすると、変調を起こしていた脳神経の部位が回復して「治る」という期待があると信じることができて、実践する人は治るひとがいたのです。1年実践して「治る」という褒美を得る。これは、長期報酬課題、です。遊びたい(欲求)けれど、それを抑制して勉強をすると、1年後に合格する喜び(=報酬という)を得ることと似ています。 うつ病、過食症などのために治らず「このような生活状態にあった」が、治したいので、これまでの生活のしかたとは違う生活(SIMT課題の実践)をすることを1年実践すると、脳回路に徐々に変化が起きて「治る」という褒美をもらえるのです。 双極性障害、のSIMT課題の方針は、大きく分類すると2種です。 一つは「扁桃体」(恐怖、嫌悪、不快系)に関連。つらい感情が起きた時、こんな反応をしている(逃避・回避・衝動的な行動)ので脳回路の回復を起こさないのだと自覚し(この局面が「認知」の局面にあたります)、治る効果がありそうな別の行動をする(この局面が「行動」の局面です)。その神経回路が動きます。 もう一つは「側坐核」(やる気、欲求、執着系)に関連。躁的(結局価値崩壊的)な活発な活動欲求が起きた時、そのままに行動すると治らないと「結果推測」して、「行動を抑制」して、治る効果がありそうな行為(「価値実現の行動」)をするのです。 これまで効果があった疾患の人は、呼吸法、運動や行動活性化法、行動時自己洞察法、等を実践しました。 #双極性障害、の場合も前の2つの方針で、同様のこと(脳神経回路に変化の効果ありそうなこと)をやっていくのです。これまでの反応とは違う反応をするのです。 うつ病、不安症、PTSD、過食症などは、1−2年の実践で再発しないようになって「完治」しますが、双極症の場合、数年実践して経過を見る必要があるでしょう。SIMTを数か月実践すると一度、抑うつエピソードを抜けるでしょうが、軽躁エピソードにはいるかもしれません。そこでも、実践を続けても、また、抑うつエピソードに入る可能性があります。抑うつエピソードの期間に、抑うつエピソードを引き起こす脳回路が十分に(完治レベル)回復していないうちに、軽躁エピソードに、入る可能性があります。それでも、SIMTを続けると、2つの期間が短縮、症状の軽減が起きるのではないかと期待されます。日本うつ病学会のガイドラインでも、世界中の研究者から双極症に精神療法は再発予防効果があると認識されています。SIMTもそうであると確信しています。 第4世代の認知行動療法は、次をご覧ください。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5215 (続)
★日本うつ病学会診療ガイドライン 双極性障害(双極症)2023) 第5章 ★林(高木朗子)・加藤忠史編著『「心の病」の脳科学』講談社 ★大田健次郎『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社 ★大田健次郎『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社 (がん患者のための、第4世代認知行動療法です。宗教レベルです。) ★SIMT=マインドフルネス自己洞察瞑想療法。Self Insight Meditation Therapy(SIMT) http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-07/44-satou-all.pdf http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-07/ohta6-kaizenrei.pdf 非定型うつ病も(p49〜) https://blog.canpan.info/jitou/archive/5197 【目次ー双極性障害(双極症)に、マインドフルネス自己洞察瞑想療法SIMT |
Posted by
MF総研/大田
at 06:47
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