医師の自殺、医師の上司でさえも「うつ病」の可能性を予見しない [2023年08月18日(Fri)]
医師の自殺、医師の上司でさえも「うつ病」の可能性を予見しない過労自殺した若手医師、「限界です」両親へ遺書https://www.m3.com/news/general/1159246 ★「自殺の原因はわからない」と繰り返す。 https://www.m3.com/news/general/1159245 ★専攻医の過労自殺、第三者委が「労務管理」を問題視…調査報告書は遺族に開示されず これでは、再発防止の対策も打てない。医師でさえも、これでは、官庁や企業、学校はどうなるであろうか。医師以外の専門家も、自殺の多い「うつ病」「双極性障害」「パーソナリティ障害」などの支援に加わる制度を作るべきだ。医師だけでは、自殺防止に限界があるのは、明白だ。 うつ病が医師からも理解されておらず、通能な若手医師に自殺される。うつ病のむつかしさがある。 うつ病は、残業時間の多さが注目されるが、「時間」ばかりではない。仕事の質が手を抜けないならば、残業命令がなくてもせざるを得ない仕事もある。「心理的ストレス」にもなってしまうのも発症の大きな要因である。他の人たちの、うつ病を見れば、わかる。いじめ、差別、ハラスメント、見知らぬ海外での生活でも、「うつ病」になる。 この件は、遺族が納得できず、遺族が運営する公益財団法人などを西宮労基署に刑事告訴するまでに至っている。 上司は、部下が悩みを抱えていないか、何かで追い込まれていないか、人事管理が重要だ。 自殺は突然起きるのではない。脳の炎症が徐々に進行する。うつ病が進行すると、仕事や学業をこなすことができなくなる。頭が回転しないから、学会の発表もまとめられなくなるだろう。うつ病の真の原因は、セロトニン神経の機能低下ではないからだ。これほど、家族が注意していたのに、自殺された。職場の人事管理を徹底してもらいたい。 学校の教師の、うつ病、休職、離職、自殺も、手を抜きにくいこと、保護者からのストレスがある職業であるために起きるようだから、特別の対策が必要だ。 こどもの場合は、学業成績の低下、死にたくなるのが、病気の症状であることも知らず、治る可能性も知らず、自殺される。教師も家族も注意しなければならない。 誰もが、うつ病にならないように気をつけないと、薬物療法で治りにくく、つらい状況に追い込まれる場合がある。 【参考】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4683 ★過労自殺は発症からひと月以内に https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119 【目次ー自殺予防2023年】 |
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Posted by
MF総研/大田
at 12:31
| 医療従事者のうつ病・自殺
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