【目次】長引く「うつ病」を治す認知行動療法センターを都道府県に作って(1) [2023年08月01日(Tue)]
【目次】長引く「うつ病」を治す認知行動療法センターを都道府県に作って〜 (1)こうした部署が必要なわけうつ病は薬物療法で治らない患者が多い。長期間の「不登校」「ひきこもり」「過労うつ病」「孤独・孤立」の問題、そこからの「8050問題」「自殺」の問題でもある。孤独・孤立したひとを「カルト」がカウンセリングで誘う。 うつ病や不安症には、認知行動療法でも効果があるので、都道府県に一つづつ「認知行動療法センター」を作ってほしい。そこには、認知行動療法のスキルを持った心理士を配置する。今の、医師、心理士には、そのスキルがないといわれる(西城有朋氏)ので、特別の教育、訓練を行う必要がある。 瞑想時だけではなくて、行動時も対面時にも自分の評価基準を観察する心理療法(第4世代の認知行動療法という)で、長引くうつ病などが治るひとがいる。ただし、1年近くも支援しなければならない。簡単ではない。カウンセラーは相当のエネルギーを使う。誰でもできるものではなく、カウンセラーになるまでに、1,2年の教育訓練が必要だ。 アメリカの「マインドフルネス」の研究者や、西城有朋氏(『精神科医にご用心!』)によれば、認知行動療法(第2世代の認知行動療法)も必ずしも万能でもないようだ。効果に疑問が表明されている。 国民の大切な生命なのだ。自分の家族がうつ病になって治らないつらさを共感してほしい。効果ある「うつ病の治療法」を研究して、提供する「認知行動療法センター」を作ってほしい。無評価で観察の瞑想、マインドフルネスをとりいれた「第3世代の認知行動療法」は、重症の「うつ病」を治す効果はないことが確認された。 このままでいいはずがない。うつ病などを治す心理療法を研究してほしい。 不肖、私が提供した、自己洞察瞑想療法、SIMT(第4世代の認知行動療法)でも、治る事例があった。うつ病、非定型うつ病、パニック症、PTSD,なども治るひとがいた。SIMTといえども、完成ではない。病気は広く深刻だ。SIMTもさらに改良・拡張が必要だ。専門家が結集して研究すれば、もっと効果がある心理療法を開発できるのは間違いないだろう。 それを、薬物療法で完治しない患者に提供してただきたい。 数人のカウンセラーや弱小のNPOが続ける問題ではない。対象となる国民は、何百万人にもなるからだ。
★第4世代の認知行動療法、SIMTはその一つ https://blog.canpan.info/jitou/archive/4742 【一つの例】孤独・自殺対策相談員のような活動をする人をすべての自治体に置く ★孤独、差別および自殺の問題を解決して身心の健康と生きがいある人生を地元で 【目次ー自殺予防2023年】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5187 【目次】長引く「うつ病」を治す認知行動療法センターを都道府県に作って https://blog.canpan.info/jitou/archive/5194 (8)双極性障害(双極症)にも心理社会的支援が効果的だが提供できる専門家がいるのか https://blog.canpan.info/jitou/archive/5193 (7)うつ病、孤独、自殺ー医師は心理療法を提供できない https://blog.canpan.info/jitou/archive/5192 (6)孤独・自殺対策相談員をすべての自治体に https://blog.canpan.info/jitou/archive/5191 (5)電話相談の内訳でも「自殺傾向」、うつ病を治さないと https://blog.canpan.info/jitou/archive/5190 (4)日本に多い傾聴のカウンセリングは「治す」のではない https://blog.canpan.info/jitou/archive/5189 (3)相談事業があるが相談ではうつ病は治らないので「治療 」支援 も必要 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5188 (2)精神科医自身でさえもが薬を自ら処方しても効果なく自殺 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5187 (1)こうした部署が必要なわけ |
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