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日本の「マインドフルネス」は遅れている [2023年07月22日(Sat)]

日本の「マインドフルネス」は遅れている
 〜 アメリカ発の「マインドフルネス」(第3世代の認知行動療法)は「うつ病」の治療には用いられない

 雑誌「精神科治療学」1月号で、マインドフルネスの再考の特集がありました。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5129

 すべての論文を、毎月の、講演、研究会で検討しています。 明日、第3回です。すべて、うつ病などの治療には用いられていません。再発予防の効果があっても、重いうつ病などの「治療」には効果がありません。雑誌によれば、 かなり、大勢の人が、「マインドフルネス」の研究、インストラクターになっておられるのですが、「うつ病」や「不安症」などの「治療」には用いられていません。

 うつ病が治らない人、再発を繰り返す人、「治す」支援をする専門家がいません。 不登校、ひきこもりが長年、続いてしまいます。
 多くの患者さんが孤独孤立しておられます。
 うつ病になって、薬物療法を受けても1年治らなかったら、悲惨です。薬が効かないひとが、3−4割はいるのですから、それに該当するのでしょう。

 カウンセリングを受けても治らないでしょう。うつ病は、社会的な働きをする脳領域に「炎症」が起きているのですから、そこが回復するような効果を及ぼす、「薬」の開発、心理療法の研究開発が進むことを希望します。
 第4世代の認知行動療法の研究開発です。精神科医、臨床心理士、公認心理士、精神保健福祉士、心理学者?? どこの、どなたが、研究しているのでしょうか。2,3年待てばいいのでしょうか。多くの人が、うつ病などが治らずに孤立し困っておられます。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5168
【連続講演・実践】孤独・孤立の対策&
  不登校・ひきこもり・自殺念慮対策(SDGs3.4)


Posted by MF総研/大田 at 20:09 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL