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ひきこもりは半年間以上からというのは妥当か? [2023年07月07日(Fri)]
◆次回は、7月23日です。

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孤独・孤立の対策&
  不登校・ひきこもり・自殺念慮対策(SDGs3.4)

このあと、4時からマインドフルネス心理療法研究会

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ひきこもりは半年間以上からというのは妥当か?

産経新聞
ひきこもりは半年間以上から? 「実態即さぬ」指摘で新指針策定へ


 平成22年に定めた「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」では、ひきこもりを「社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労など)を回避し、原則的に6カ月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態」と定義した。

@統合失調症などの精神障害を主な診断とする群A発達障害などの群Bパーソナリティー障害などの群−の3群に分類するなどし、個々に支援の方向性を示した。

 「6カ月に達していないという理由で、相談に乗ってもらえないケースが確認されている」と指摘されているという。

 確かに、見直しが必要だ。
 期間は撤廃すべきだ。うつ病などつらいのに何とか耐えて学校や職場に通い続けて、1,2か月、ひきこもり、支援を受けず自殺、ということも起きているだろう。

 「ひきこもり」しなくて、つらい現場に通い続けて、突然、自殺が起きることが、児童生徒のいじめによる場合があるが、ひきこもりでないわけだが、これとの関係はどうするのか。

 精神科医による支援は、薬物療法に偏っている。心理療法で支援する専門職による支援対策が望まれる。「孤独・孤立の対策」と密接に関連している。

 ツイッターでは、何年も精神科の治療を受けていて、完治しないで、苦しんでいる人の嘆きが充満している。[死にたい」という人もいる。 これも「ひきこもり」だが、なかには、認知行動療法などで治る疾患もありそうだ。 長い年月、治らなかったうつ病、不安症のひとがマインドフルネス心理療法SIMTで治るひともいる。認知行動療法等で「治す」支援対策も充実してほしい。

 うつ病や社交不安症など、認知行動療法で治る人もいるのに、治りにくい障害、疾患と決めつけて福祉的な対策に傾く支援対策では不十分。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119
【目次ー自殺予防2023年】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5144
【目次】孤独孤立の対策にうつ病、不安症ー2023年

Posted by MF総研/大田 at 08:27 | ひきこもり | この記事のURL