仕事で心の病、4年連続最多=労災認定―22年度 [2023年07月01日(Sat)]
仕事で心の病、4年連続最多=労災認定―22年度厚生労働省が2022年度の労災補償状況を発表した。https://sp.m.jiji.com/article/show/2971698 仕事での強いストレスによるうつ病など精神障害に対する労災認定は710件。前年度比81件の増加で、4年連続で過去最多を更新した。 精神障害と認定された原因は、「上司などからのパワハラ」が147件と最多。「事故・災害の体験・目撃」(89件)、「仕事内容・量の変化」(78件)。 710件のうち、自殺は62件だった。 労災が認定されても、うつ病が治るとは限らない。承知のように、うつ病だけでも3−4割が 治らない。労災認定されても、さらにケアが必要だ。 とにかく、現場の管理者と経営者が、うつ病についての理解がない。 そして、他者にそういう厳しい目にあわせると、どんなにつらいことか、「他者の苦への共感」がない。 労災が認定されても、治らずに、 一生、苦しめるかもしれない。認定されても、治らないと、復帰できない、自殺のリスクはなくならない。 労働力が不足する時代に入る。 児童生徒のいじめにあるうつ病も、教員に理解されていないし、不登校になった子どもの復帰には、 薬物療法だけでは十分ではない。国をあげて、心理療法も研究して、治る割合を高めるべきだ。 https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119 【目次ー自殺予防2023年】 |
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Posted by
MF総研/大田
at 20:52
| 職場のメンタルヘルス
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