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禅、仏教の学者が深い仏教、深い禅哲学を否定、排除するのは残念 [2023年06月24日(Sat)]
★6月25日、講演会〜  孤独・孤立の背景にあるうつ病、不安症、PTSD、過食症、双極症・・。

★7月から開始、SDGs・孤独・孤立対策の支援者育成講座〜マインドフルネス瞑想療法士

禅、仏教の学者が深い仏教、深い禅哲学を否定、排除するのは残念
 〜 国民の苦しみ悲しみの解決を妨害することになる

 禅やマインドフルネスには、障害を負った人やがん患者の死との葛藤を乗り越える宗教的な苦悩とか、うつ病の人を改善に導くほどの観察手法もあります。学者が自分の学説を超えて貢献をしそうだと脅威を覚えるからといって、自分がそういうつらい状況でないからといっても、排除しないでもらいたい。難治性の苦悩(主に精神疾患)を持つ少数の人が救済を必要とするのです。苦悩する少数のひとへの共感をもってほしい。特に、学者に。学生に教え、著書を出版して影響が大きいので。
以前、倫理学の指摘がありましたように。

 多種の支援者、支援法が共生すべきです。多数派の学説で、少数派の学説を「無用」と評価し、 排除するようなことはやめてほしい。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4343
★倫理学―こう考え・行動すべきだ・当為の学問

 障害を負った人が、つらくて死にたくなったが、深い宗教で救われた例として、星野富弘さんや三浦綾子さんを紹介している本があります。キリスト教で救われたのです。(「宗教を「信じる」とはどういうことか」石川明人、ちくまプリマ―新書)。
 仏教や禅には、そういう深みはないでしょうか。仏教や禅の宗教者が、同じような苦悩をかかえた人を救済しないのですか。学者も、救済の哲学を読めないのでしょうか。仏教や禅は、救済できなくて、何を目指すのでしょうか。
 西田哲学、鈴木禅哲学も、お二人ほどの苦悩をも救済できそうなほどに深くも見えます。日本の深い禅、大乗仏教を、実践化する「マインドフルネス」があっていいはずでは?

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5166
【連続記事】現実の世界は「無評価」ではない
 自分さえよければいいいというエゴイズムの充満する社会、評価するされる世界で自己の意識をどう観察すればいいのか、そういう自己観察が社会を救う
Posted by MF総研/大田 at 06:08 | エゴイズム | この記事のURL