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子ども13%に 抑うつの傾向 [2023年06月05日(Mon)]

子ども13%に 抑うつの傾向

 国立成育医療研究センターが6月4日、子どもの13%に昨年10月時点で抑うつ傾向が見られたとする調査結果を発表した。心や体の状態が回復するのに時間がかかる子どももいるとみられ、注意を呼びかけている。

https://www.ncchd.go.jp/press/2023/0425.html

 メディアが一斉に報道しています。

埼玉新聞

日本経済新聞

共同通信

 心と身体が回復するのに時間がかかるといっている。そうだ。何度もいうように、 抑うつは脳内に炎症が起きている。それを回復するようなことをしないといけない。 対策が不適であると、不登校・ひきこもりに発展する子がいるだろう。自殺も起こる。
 昨年は、子どもの自殺が500人を超えた。
 回復する効果のある支援を提供しなければならない。大人の認知行動療法とは異なる認知行動療法を検討することになるだろう。
 抑うつがあると、学校にも学童保育にも行けず、家にいるかもしれない。保護者が仕事で外出していると、子どもが家でひとりぼっちになる、孤独・孤立の問題でもある。孤独を解消しつつ、抑うつが回復するような対策、簡単ではなさそうだ。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2661
★18歳未満に抗うつ薬の投与は慎重に!・厚労省が指示  =効果が確認されなかった
 =マインドフルネス心理療法の応用領域・中高生のうつ病の改善の援助

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5002
★子どものうつ病の回復、自殺防止の領域にも心理職が

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119
【目次ー自殺予防2023年】

Posted by MF総研/大田 at 21:15 | 子どもの苦悩 | この記事のURL