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曽野綾子氏の苦言〜他者の苦悩を共感できない人間が多い日本 [2023年03月17日(Fri)]
https://blog.canpan.info/jitou/archive/5140
https://blog.canpan.info/jitou/archive/1807
★県や市単位では、すすまないうつ病の心理療法の研究開発、臨床試験。
 ☆薬物療法の研究開発だけでは不十分。第2世代、第3世代の認知行動療法(CBT)でも不十分であることはアメリカで確認された。新しい心理療法の開発は、県市、大学でも進まない。国が主導すべき。
 ☆うつ病、不安症、PTSDなど、第3世代のCBTでも治らず苦しみ続けるひとが多い。

曽野綾子氏の苦言〜他者の苦悩を共感できない人間が多い日本

 曽野綾子氏の苦言。

  https://fujinkoron.jp/articles/-/7910
★自分の病気に大騒ぎして、他人の病気は痛くもかゆくもない。「自分もその立場になったら」という不安を持つ能力に欠ける「幼児化」した日本人がなぜ増えたか

 うつ病になって治らず苦しみ続け、そして自殺する人も多いのに、うつ病を治す心理療法が研究されない。これも下記と共に同じように見える、日本人。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/1812
★無視・傍観・軽視・放置・見放される病

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3461

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4650
★「見て見ぬふりをする社会」

『何もしないほうが得な日本
 〜社会に広がる「消極的利己主義」の構造』太田肇、PHP新書

 消極的どころか「積極的利己主義」「確信犯的利己主義」もみられる。宗教人にも学者にも。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4100
★オルテガ〜大学に多いお坊ちゃん

 「無評価で観察のマインドフルネスは、やさしくて、多くのものができるから普及させるべきだ。しかし、うつ病を治すマインドフルネスを必要とするものは少ない。だから、日本では無用だ。」
 曾野綾子氏の苦言は、こういうことにも似ている。少数であっても苦悩する人がいること、その支援が必要という共感がない人間。

 若者がお互い他者を信用していない傾向が強いという日本。いよいよ、日本は没落していくのだろう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4698
★ハリファックスのマインドフルネスからわかる日本の学問の重大な誤解
 =日本の仏教、禅、マインドフルネスに誤解が広まっている

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5119
【目次ー自殺予防2023年】



Posted by MF総研/大田 at 07:50 | 自殺防止対策 | この記事のURL