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アメリカのマインドフルネスと日本のマインドフルネスSIMT [2022年12月18日(Sun)]
地方創生SDGs官民連携プラットホーム 
3.4 自殺の減少 の事業


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  マインドフルネスSIMTを活用した種々のプログラム

アメリカのマインドフルネスと日本のマインドフルネスSIMT

 アメリカから導入されたマインドフルネスは、無評価で観察する「瞑想」です。図の下のほうです。マスクされている部分は観察しません。

 日本で開発されたマインドフルネスSIMTは、元来の禅に似て、人生のすべてで起きる意識のすべてを観察します。図の上のほうです。だから、「瞑想」だけではありません。「行動時自己洞察」と名付けました。禅でいう「動中の工夫」にヒントを得たものです。

 アメリカからの瞑想(MBSR,MBCT)と、日本の自己洞察SIMTでは、効果に大きな差があります。SIMTは、うつ病や不安症などが完治します。なぜなら、現場で、つまり、図の下のほう、マスクされている時の心の使い方でこういう疾患が起きるからです。また、「ハラスメント」だ、差別である、人権侵害であると、批判されます。

 家族との対面で、職場で言葉が飛び交い、ストレスを受けます。厳しく評価されます。自分も評価します。それで陰性の感情が起きます。ストレス反応が起きて、うつ病になります。
 不安症は、外に出ていけません。人前でスピーチ、講演などできません。

 非定型うつ病には、拒絶過敏という特徴があります。何かを視たり、聞いたりした瞬間に、自分の評価基準で評価して、感情を起こします。それで、症状が悪化します。「瞑想」中には、こういうことは起こりません。

 このようなわけで、行動時まで自分の心を観察して結果的に不幸にならないような反応が習得されると、うつ病、不安症、PTSD、過食症、などが治るのです。

 こういう疾患が治らずに苦しみ続けて、自殺が起きてしまいます。全国に精神療法を普及すべきです。

 すべての自治体で、臨床心理士、公認心理士の、おひとりくらい、SIMTで支援してくださいませんか。うつ病、非定型うつ病、不安症(パニック症や社交不安症など)、PTSD,過食症、などで苦しむひとがおられるはずです。



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Posted by MF総研/大田 at 21:04 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL