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東京での講演 [2022年10月29日(Sat)]

東京での講演 〜 うつ病を治す、予防する日本的マインドフルネス

 私の著書の2冊(下記注)を出版してくださっている佼成出版社の企画で、10月29日、講演会を開催させていただきました。

 内容は次のとおりでした。
    ☆私のうつ病体験からSIMTが生まれた
    ☆マインドフルネスとは?
    ☆どこまで観察するか
    ☆観察の範囲
    ☆SIMTと他のマインドフルネス
    ☆自己・自分まで観察するSIMT
    ☆呼吸法の実際
    ☆セロトニン仮説でなく、免疫細胞からの炎症性サイトカイン説
    ☆ストレス反応(HPA系、免疫細胞から炎症性サイトカイン)
    ☆島皮質の機能低下
    ☆つらい思考を渦まかせる本音
    ☆どんな効果があるか
    ☆うつ病を治す・予防する
 コロナ感染症の以前は、「マインドフルネス」とは何かという演題での希望が多かったので、 ブームになっていた「マインドフルネス」の実際をお伝えすることが重点でした。歩く瞑想、食べる瞑想、正座瞑想でも本音の観察なしの瞑想、でした。

 しかし、今回は、本の読者が参加されるということで、日本的マインドフルネスの核心であ る本音の観察の方法を重視しました。内容の説明は、本に書いてあるということで実践を重視しました。

IMG_4087.JPG

蓮田市で、11月12日

 次は、埼玉県蓮田市で11月12日、蓮田市教育委員会の企画です。 内容は、かなり違います。演題が「うつ病・自殺予防の心得」です。実践ではなくて、講話です。そして、うつ病の予防と、自殺の予防の心得です。内容はおよそ次のとおりです。

☆うつ病は、こうした悩みや過労からストレス反応が起きて発症する。
☆治療法として薬物療法があり、このような機序である。
 (セロトニン仮説でなく、免疫細胞からの炎症性サイトカイン説を詳細に説明)

☆薬物療法を受けよう、しかし、完治率は高くないこと。その理由。
☆治らなくても、死にたくなっても「死なないでください」。マインドフルネス心理療法SIMTで完治する事例があるから。
☆SIMTで治る原理はこういうことです、と詳しく説明。
☆支援してくださるマインドフルネス瞑想療法士がおられる。
☆自殺の前に兆候がある、家族、生徒の兆候を見逃さない

 こうしたことをお話しします。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/5040
★申し込みは、こちらのリンクから、蓮田市のご担当に

 まだ、余裕がありますので、ご希望のかたは、蓮田市のホームページをご覧になって、お申込みください。

 この講演の後、実践の希望があれば、蓮田駅(JR宇都宮線、大宮から3つ目)のそばの会場で、1月から毎月、開催します(2023年限定です)。地方創生SDGsで、何か所かで行いたいので簡便法を試験的に行うつもりです。会場での対面のみです。(オンラインでの支援は、別にマインドフルネス瞑想療法士がおられるので) これで治るかどうか、了解を得て実施させていただきます。これで改善せず不足のクライアントさんは、この後、他のマインドフルネス瞑想療法士の手厚いカウンセリングを受けていただきます。
 蓮田市でのその後は、マインドフルネス瞑想療法士による支援を期待します。
または、予防的な実践の会に参加していただきます。30年継続の会。 右矢印1マインドフルネス心の健康クラブ

12月は仙台で

 全国で、取り組んでいただきたい。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4921
★マインドフルネス心理療法SIMTを付加した種々のプログラム
 =うつ病の予防、治りにくい人の改善支援を通して自殺の防止

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4714
★地方創生SDGs3.4 自殺の減少
 これに活用できるマインドフルネス心理療法SIMT(自己洞察瞑想療法)


大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社


https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
【連続記事】地方創生SDGs 3.4 自殺の減少 ー 2022年
 今年こそマインドフルネスSIMTで実現を
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Posted by MF総研/大田 at 23:09 | マインドフルネス心理療法 | この記事のURL