ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症候群について
〜 厚労省のマニュアル [2022年06月13日(Mon)]
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【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
〜 自殺防止 2022年 > うつ病や不安・不眠の人が薬を減らす時の 重要な注意事項 〜 ベンゾジアゼピン離脱症候群(2)ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症候群について 〜 厚労省のマニュアルベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症候群については、 厚労省のマニュアル(案)として詳しい説明があります。https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000842887.pdf ★重篤副作用疾患別対応マニュアル ベンゾジアゼピン受容体作動薬の治療薬依存 患者の皆様への部分を、医師以外の私たちも、マインドフルネス心理療法による支援者も理解しておくのがいいことが 述べられています。 ◆処方薬による「身体依存」とは 「A. 患者の皆様へ」(p5) 「ベンゾジアゼピン受容体作動薬を長く服用し続けることで、その 薬を服用したいと強く感じる気持ちが見られることがあり、これを 精神依存と呼びます。また、同じように長く服用し続けることで、 もともと得られていた効果が弱くなり(耐性と言います)、同じよう な効果を得るために薬の量が増たり、薬の服用量を減らしたときや、 中止したときに、不快な症状(離脱症状と言います)を生じること があり、これらを身体依存と呼びます。」(p5) ◆身体依存を起こす要因 「身体依存を起こす要因として最も大きいものは、ベンゾジアゼピ ン受容体作動薬の長期間の使用です。加えて、高用量を服用するこ と、ベンゾジアゼピン受容体作動薬以外の物質依存症(例:アルコ ール依存など)の併存が関連すると報告されていますが、なぜ身体 依存が起こるのかははっきりとしていません。高用量、長期間におよぶ使用が身体依存を生じ悪循環に陥り、副作用が生じるおそれが 高まることから、ベンゾジアゼピン受容体作動薬の使用については 不必要ならば服用しないこと、服用した場合でも短期間の使用に留 めることが一番の予防策であると考えられます。」(p7) 2. ベンゾジアゼピン受容体作動薬の治療薬依存の予防と対処法のポイント ◆予防策としては、 「高用量、長期間にお よぶ使用が身体依存を生じ悪循環に陥り、副作用が生じるおそれが 高まることから、ベンゾジアゼピン受容体作動薬の使用については 不必要ならば服用しないこと、服用した場合でも短期間の使用に留めることが一番の予防策であると考えられます。」(p7) 予防策としては「不必要ならば服用しないこと」、そして「服用した場合でも短期間の使用に留めること」があげられています。 そのためには、不眠、不安(パニック症を含む)についての、薬以外のものでの解決策に転換していくことでしょうが、(「我田引水」でありますが)、「マインドフルネス心理療法、SIMT」(第4世代の認知行動療法)も勧めたいものです。坂本さんが、減薬できると決意されたのは、1年にわたるSIMTの「実践があったためですから。うつ病、不安症(パニック症を含む)、不眠症には、早いころから、認知行動療法(第4世代のマインドフルネス心理療法SIMTも)をすすめたいものです。 (うつ病には、不眠の症状があるために、うつ病の患者もベンゾジアゼピン系薬剤を服用することがあるでしょう) 次の「減らす時」には、「認知行動療法」が推奨されています。 ◆減らす時の注意点として、 「すでに長期に服用している場合に減量・中止を試みる場合は、不 眠症状や不安症状が改善しており、日中の心身の状態が安定してい ることが前提と考えられます。中止するには、時間をかけて徐々に 減らすのが望ましいこと、認知行動療法などのプログラム化された 心理療法が有効であること、心理的サポートも重要であることが知られています。患者さん個人に合わせて徐々に減量していく方法が 中心ですが、減量の途中で離脱症状がでた場合など、医師との相談 8 の上で、減量のやり方を微調節していく必要があります。ベンゾジ アゼピン受容体作動薬を長期服用する必要がある場合もありますの で、主治医と十分な相談を行ってください。」(p7-8) 「時間をかけて徐々に 減らすのが望ましいこと、認知行動療法などのプログラム化された心理療法が有効であること、心理的サポートも重要であることが知られています。」と述べられて「います。 すでに、支援団体で用いている「認知行動療法」があるのでしょう。 そして、坂本さんは、当初の抑うつ、不安がSIMTで軽くなったのは事実です。そして、これから長期間の減薬に取り組まれるのですが、その時にも、SIMTが役にたつだろうと述べておられます。成功した時に、ご自分の減薬中のSIMTの活用の方法を整理して、「ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症候群の減薬のマインドフルネスSIMT」を開発して、公表していただきたいです。 そうしてくだされば、SIMTは、うつ病、非定型うつ病、不安症、PTSD、過食症、職場家庭の人間関係の悩み、などに効果がみられますが、一つ活用領域が加わります。 成功を確信しています。 【マインドフルネス心理療法SIMTの参考書】 大田健次郎(2013)『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』佼成出版社 大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社 【第4世代の認知行動療法】 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4236 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4887 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4947 https://blog.canpan.info/jitou/archive/4999 【連続記事】 うつ病や不安・不眠の人が薬を減らす時の 重要な注意事項 〜 ベンゾジアゼピン離脱症候群 【自殺対策〜心理職に期待】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 【10】 【11】 【12】 【13この記事】 【目次ー自殺対策〜心理職に期待】 【1】うつ病を完治に導くSIMTのこれまでの経過 【2】地域での自殺対策に心理職の関与が少ない 【3】心理職と自殺対策の関わりについて3つの印象 【4】地元の人も行動をおこしてみませんか 【5】医大付属病院と心理職共同で検証実験を 【6】心理職がうつ病の治療に共同で実験を(2) 【7】医師による心理カウンセリング 【8】がん患者の心のケアも心理職が 【9】慢性の痛みを抱える人にマインドフルネス心理療法SIMTを 【10】ながびく「ひきこもり」のところにも心理療法を 【11】うつ病や不安・不眠の人が薬を減らす時の 重要な注意事項 〜 ベンゾジアゼピン離脱症候群 【12】ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症候群について 〜 厚労省のマニュアル 【13】子どものうつ病の回復、自殺防止の領域にも心理職が (以下、続く) https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893 【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を 〜 自殺防止 2022年 |


