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心理職がうつ病の治療に共同で実験を(2) [2022年06月03日(Fri)]
【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
 〜 自殺防止 2022年
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自殺対策 〜 心理職に期待(6)
 〜 心理職がうつ病の治療に共同で実験を(2)

 雑誌「臨床心理学」125号(2021年9月、金剛出版)は、特集「自殺学入門」。
 そのうち、「自殺対策と心理職―保健・医療における自殺対策と心理職に期待される役割」 (河西千秋氏、札幌医科大学)
 を見ました。

うつ病に効果がある自己洞察瞑想療法SIMTを保険で受けられる方向の実験(2)

 前の記事では、臨床試験をいいましたが、それは、時間がかかりそうです。
そこで、もっと簡単に、病院の責任者ならば、簡単に決断できそうなしむbSIMTの効果検証事業の提案です。

 精神科、心療内科、内科のうち、うつ病の患者を多く扱っている病院で実験を 行うことです。
従来の治療を受けているうつ病の患者のうち、ある条件にあう人に、マインドフルネス瞑想療法士がマインドフルネス心理療法、SIMTを提供してみる。
 条件は話しあって決定するが、
A)うつ病、非定型うつ病と診断された患者のうち、無作為に割り当てる(ある月の何日間)
 または、(および)
B)6か月経過しても治らない患者、または、12カ月治らない患者が再診に来た時、無作為にわりあてる、または希望する患者、など

 方法は、対象者が多ければ、簡素化した集団SIMT、一つの会場で多数の患者に講義する方式で、毎回、課題を説明する。多数の患者が参加するが、その時には、個別の応答をほとんどできない。追って、簡単なアドバイス書を送付する。(この方式は、筆者が2013年に『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』を出版する前に行っていた方式)
少なければ個別面談SIMTを提供。

 月1回クラス、月2回でも。

 対象者は、月1,2回、課題の記録、日記、点数表を提出する。

 効果の測定は、毎月の自己評価点数による。SIMTを受けない患者にも点数をつけてもらい比較する。
 最低1年はかかるだろう。重い患者がいて、経験から1年かかることが多い。

 この実験は、希望する心理職も数人参加して、講義、日記の評価、アドバイス作成に参加する。(並行して、マインドフルネス瞑想療法士の資格認定講座を受けるか、または、希望する心理職だけに翌年講座を提供。)

 実施するには、費用がかかるが、助成してくれるところをさがす。対象となる患者の自己負担を軽くする。または、毎回、3000円程度の自己負担ならできるだろうか。

 効果がみられれば、次の段階で、医師、心理職で(大田は参加できない)、正式にサービスを提供していただく。そのうち、臨床試験を行っていただいてもよい。

 マインドフルネスSIMTには、こだわらない。うつ病を治す精神療法でうつ病が治らないひとの支援対策をとってほしい。子どもには、抗うつ薬はふさわしくない。こどものうつ病のためのマインドフルネスSIMTを研究してほしい。
 産後うつ病のマインドフルネスSIMTも研究開発してほしい。上記の実験を産後うつ病の患者を対象として行ってみるのもいい。
 不安についても、薬以外の治療法の研究開発を。→ ベンゾジアゼピン系の依存で苦しむひとがいるという。来週にでも、紹介したい。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4938
★色々な壁がありましたが。

【第4世代の認知行動療法】
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 【自殺対策〜心理職に期待】

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【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
 〜 自殺防止 2022年
Posted by MF総研/大田 at 10:32 | 自殺防止は医者以外も | この記事のURL