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うつ病になったら治療を受けてください 〜 薬物療法や認知行動療法がある [2022年05月12日(Thu)]
【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
 〜 自殺防止 2022年

うつ病になったら治療を受けてください
  〜 薬物療法や認知行動療法がある

 うつ病になると、「死にたくなる」という症状があります。でも、うつ病は治る病気です。ぜひ、治療を受けてください。

https://www.do-yukai.com/medical/68.html
★うつ病による自殺が多い (同友会グループのHP)

 治療法として、薬物療法や認知行動療法などがあります。
https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/ippan/qa.html
★日本うつ病学会のHP

 薬物療法で効果が十分でない場合でも、認知行動療法の併用が有効です。そういうところをどこまでも探していただきたいです。大切な命です。

 薬物療法や認知行動療法を受けても治らない場合、まだあります。上記の学会のHPにも書いてあります。

 認知行動療法も第2世代の認知行動療法のほかに、第3世代の認知行動療法として、「マインドフルネス心理療法」が研究開発されています。 行動を変える手法、認知を修正する手法でもないので、従来の認知行動療法で治らない場合でも、マインドフルネス心理療法で治るひとがいます。 色々な治療法があるので、提供するクリニックやカウンセラーをさがして受けてください。

うつ病になって受診しないひとがいる

 うつ病になって受診しないひとがいるのですが、そうすると何年も治らないとか、悪化して死ぬ可能性が高くなります。 ここに、受診率が低い理由について考察した論文があります。

https://www.humanservices.jp/wp/wp-content/uploads/2018/08/vol4_kawamoto.pdf
★うつ病の受診意欲を妨げる要因について

 うつ病になっても、受診率は3割とも言われています。

 受診意欲を高めるのは、 「うつ病治療の有効性を周知すること で,受診意欲が促進されることを明らかにしている。」とあります。
 「他人よりも自分の症状を楽 観的に認識してしまう傾向(楽観的認知バイアス) が,抑うつにおける援助要請を抑制する可能性を示 唆している」ともあります。

 本論文では、受診意欲の研究を行っています。 それによれば、4つの要因を明らかにしています。

1「時 間経過による自然回復」と思っていること
 (「援助を求めなかった者に「うつは長 続きしない」という楽観的な認知が認められたと指 摘している。)

2「周囲への相談と受診の面倒さ」
(家族や友人がうつ病に関する相談を受けた際には, 適切に受診を促すよう働きかけることが重要であろ う。)
(今後は,そのための知 識やスキル,特に専門家への紹介の仕方について心 理教育を実施することが必要であると考えられる)

3「疾病との関 連付けの難しさ」
 =「自分の場合,まず病気だと思わない」「ま さか病気だとは思わないと思う」のよう。
(うつ病によって生じ る症状は、・・・誰もが日常的に経験し得る症 状であるがゆえに,その症状が「うつ病」という疾 病によるものであるかどうかの判断は困難なもので あると言える。)

4「精神科に対する抵 抗感」
(精神科に対する スティグマによるものであると考えられる。スティ グマは,・・・「望ましく ないとか汚らわしいとして他人の蔑視と不信を受け るような属性」と定義される)

 うつ病は、誰でもかかりえるありふれた病気なのですが、正しく理解されていないようです。よく理解されていないとか、偏った考え方があるようです。
 次のように、結論しています。
 「受診行動の促進の ためには,これまで推進されてきたようなスクリー ニングだけでなく,うつ病の可能性のある本人の意 思によって受診行動を起こすことができるような専 門家の援助も必要になる。」

 受診しない人々には、うつ病と治療法についての正しい知識の教育が重要となるでしょう。

 もう一つの、受診しているのに治らない(薬物療法やその心理療法では完治しない)場合、どうしたらよいか、これもまた、ほかにも種々の治療法があることを教育する必要があると思われます。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4719
★地方創生SDGs 4=「質の高い教育をみんなに」
  学校教育で、社会教育で  

【マインドフルネス心理療法ならば、教育を受けられるところ】
http://mindful-therapy.sakura.ne.jp/kikansi/hp-07/8-all-katudou.pdf


https://blog.canpan.info/jitou/archive/4893
【連続記事】今年こそマインドフルネスでSDGs3.4 自殺の減少を
 〜 自殺防止 2022年
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Posted by MF総研/大田 at 21:06 | 自殺防止は医者以外も | この記事のURL