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個人が「幸福だ」と感じる時 [2022年05月03日(Tue)]

個人が「幸福だ」と感じる時

 今朝、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、玉川氏が「幸福」についての哲学を紹介しておられました。

 私どもの「マインドフルネスSIMT」も、うつ病を治し自殺せず人生をいかに生きるか、自己洞察の実践をするので「幸福」に関係があります。 幸福については、次の連載記事でも考えました。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4459
★幸福とは何かの哲学

人はみな、自分が自由に選択したこと(人生の価値)を継続してできて、相手、他者(家族、消費者など)のために行為(働く)して、相手が喜んでくれることで、自分も喜びを感じる時に、自分も幸福だと感じる、ということです。これは、当為価値です。働くことで、喜んでくれるひとがいること。

 そして、そのほかに、存在価値があるといいます。自分が存在すること、生きているだけで幸福だと感じること。愛する家族がそうです。病気などになっていて、働くことができなくても、生きていてくれることが幸福という存在価値。いじめられている人、暴力を受けたり虐待されているひとには、この幸福感が低下していきます。
 うつ病には深刻な症状があります。自殺念慮です。家族からは愛されているのがわかっているのに、死にたくなる症状です。家族からの存在価値を感じていても、死にたくなる、人間は本当に複雑です。社会からの存在価値も極めて重要です。
 家族からの存在価値を感じることができなくても、社会への当為価値を認められて社会からの存在価値を認められているという幸福感でも生きていくことができます。複雑です。

 もう一つ、超越的な幸福があります。家族などに愛されていなくても、人間を超えたものに活かされている、超越に自己存在を喜んでもらっているということを感じる、宗教的な幸福です。日本の文化には、これが多い。 もちろん、家族による存在価値と超越による存在価値の両方を感じる人もいます。

 存在価値で苦悩するひとの救済は、難しい仕事になります。

 マインドフルネスSIMTでは、この当為価値、家族による存在価値、超越による存在価値のすべての観察があります。

 『うつ・不安障害を治すマインドフルネス』は、当為価値が実践できるような自分になることです。うつ病などを治して、人生価値を生き抜いていく実践を習得します。

 存在価値の観察実践は、『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』 で述べました。このレベルのマインドフルネスは、ほかには日本にはないと思います。無評価で観察する瞑想ではありませんから。 自分とは何か、生きるとはどういうことか、日本的な探求をしたい人、自己肯定感の低い人、がんになって死を意識する人、死ぬのではないか怖い、今にも死にたくなる、などの問題をかかえた人におすすめしたいです。集中力、ストレス緩和、うつ病を治すなどの問題どころではないような深刻な問題です。
 存在価値を奪われる戦争、個人的な殺人、いずれも、本人にとっても家族にとっても最大の不幸です。絶対にやめてほしい。人種、国、宗教、思想が違っても、存在価値を否定する戦争は絶対にいけません。多くの人の幸福を破壊しますから。生命を尊重するのは、人類共通の人権です。

 超越レベルの宗教はあります。臨済系の禅です。見性、悟りといいますが、自己の根源を探求するのです。 宗教的ですので、公案を用いる独特の指導法であり普通のひとが実践するのは、わかりにくい。しかし、昭和の時代には、多くの人が挑戦しました。西田幾多郎、鈴木大拙、久松真一、平塚らいてう、など、

 昭和までは、宗教的方法のみありましたが、平成から、マインドフルネスが開発されました。心理学的、哲学的な説明によって実践する方法です。種々のレベル、種々の目的、種々の流派学派があります。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2690
★苦の現場で説けるか仏教

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4236
★悩みは種々の段階がある。人生価値も種々ある。それが崩壊している苦悩。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2408
★4人に一人「死にたい」内閣府調査
 こういう人に、やさしい心理療法は通用しない。無評価で観察のマインドフルネスは、重い自殺念慮のあるひとには不向き。しかし、無策ということはできない。大切な生命。新しい対策を。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4947
★「マインドフルネス」も色々あるべきであることが判明した。
 社会は、色々なものを必要とするのである。大学人、医師も宗教者も自分で理解できないからとか、自分では好きになれないからとかで排除しないでほしい。必要とする深刻なひとがいる。共生共存であるのが民主主義か。



https://blog.canpan.info/jitou/archive/4947
【マインドフルネスは適切に使い分けを】

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4975
★殺戮・戦争・核・ハラスメントの被害者になるかもしれない現実の社会で自己のエゴイズムの心理を「無評価」「評価」ということを考える
Posted by MF総研/大田 at 16:16 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL