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悲・苦・怒=自分勝手な考えで他国を侵略 [2022年03月03日(Thu)]

悲・苦・怒=自分勝手な考えで他国を侵略

 国、人種、宗教などが違っても、たがいを尊重して、共生していこうという崇高な理念があります。個人的に実践する場合、西田哲学は「至誠」だといいます。 戦争は、共生、至誠に違反する暴挙です。

 戦争はエゴイズムの最悪なものです。人はみな、幸福でいたいのに、殺されてしまいます。 大勢の生命を殺します。家族や友人に長い間、苦しみをもたらします。苦の共感をすべきです。
 戦争をしかけ、うそをいい、自国民まであざむいているのがわかる。そんな国は将来、信頼できないと思わせています。

日本には力で排除せず、議論を尽くし異なる他者と共生する理念があった

 日本には、私欲のあからさまな表出を抑制しようとする精神があった。西田哲学が「至誠」ということであらわした実践理念である。私欲的でない、自己だけの利益をはからない、世界の立場で見て、考え、行為することである。鈴木大拙が社会観として具体的に述べている。個人の自由を認めて、他者を抑圧、排除しない、利己的でない、他を陥(おとしい)れて私を営むことでない、「全体主義的」でない、 物事を論理的に取り扱うことで感情を入れることでない、 群衆心理の傀儡(かいらい)とならない、などの実践理念を提言している。

 竹村牧男氏は、『宗教の核心』で、尾関周二氏の共生の理念を紹介している。同化や排除でなくお互いの違いを承認する、対立は暴力で解決しない、多様性を尊重しつつ理解を拡大していくなど、多様性を認めて共生していく社会を理念とする。

 日本で開発されたマインドフルネス心理療法SIMTは、こういう至誠の理念を生活の場面で具体的に実践しようというものである。

 大体、こういう行動指針が、日本に昔からあった、至誠のマインドフルネス=自己洞察です。 この詳細を新著
『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
で紹介して、このように、常に、自分の考え、発言、行為を観察して、これに違反していないか評価して生きていこうと提案しているのが、マインドフルネスSIMTです。西田哲学、鈴木禅学、竹村氏、尾関氏の共生の理念とも一致します。

 戦争は、他国、自国の国民を苦しめる、生命をうばう行為です。共生に反します。人道上許されない行為です。

 まさか大学の人が、誠実でないとは思いにくいのですが、やはり、オルテガなどがいうように、大学の研究者も力を行使して、研究生や関係したNPO活動を妨害するものがいます。
 自派の不正はみのがし、批判側は不正をでっちあげ、陥れる、自派さえよければ社会の利益になりそうな少数派を多数派がグルとなり、革新的である批判説を排除し追い落とす、そんなことが起こっているでしょう。アカデミック・ハラスメントで人生を狂わせる大学人も多い。
 創立の功績があり理事に招聘してくれた恩人を、招かれた人がグルになって多数派となり、恩人を排除する決議ができるNPO。NPOは多数決で少数派が排除される弱点があります。いざとなったら友達でも恩人でも裏切る。夏目漱石の「こころ」のようなことが起こります。自分の利益のためには、何をするかわからない人が多い、何とも心の闇はすさまじいです。
 至誠、共生の理念が実行されるように、大学人も変わるべきです。大学人にも、共生心、至誠心、苦の他者に共感できない、良心のうすい人がいます。 大学人のハラスメントは、同じ大学の倫理審査機構に訴えても、自学の評判の低下を嫌い、公正な調査をするとは限らない。内集団バイアスが働く。 大学を超えた機関に訴え被害者を救済しハラスメントを根絶する仕組みなどを作るべきです。
 西田哲学は読む人、研究する人は多くても、西田が至誠の実践を主張したことを大学などで教えてくれる研究者がいません。残念なことです。
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4413
★種々の専門家のエゴイズム

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3159
★マインドフルネスもエゴ的に利用するものがいる

https://blog.canpan.info/jitou/archive/2846
★種々のマインドフルネスの流派が共生していたNPO
http://mindfulness.jp/mindful-life/2014-01-reikai.htm
 「協会に対する要望として、マインドフルネスについて、背景にある宗派や学派、流派などに捉われないトレーニングの場や  心身の障害を抱える人を対象とした狭義のセラピーに限定されず、よりポジティブな生活の志向や、産業場面などで使える資格  などの声が増えてきたことから、昨年より、協会が、そのような社会的なニーズに応えられるよう、検討を開始しています。」

(このように共生の理念を持って活躍した、今は亡きHO氏がいたことを私どものコミュニティで伝えていきます。)

 参加者は、種々のマインドフルネスを勉強することができた
 こういう場所を全国でもちたい
 地方創生SDGsのゴール4として訴えていきます。

 http://mindfulness.jp/sdgs/detail-goal4-kyouiku.htm

 こういう偏らない勉強の場を作りたいという人、研修機関などありましたら、ご連絡ください。

 今は、「無評価で瞑想」というものだけが大学で教育されている状況。うつ病を改善し自殺防止するようなマインドフルネスは教育されていない。
 行動時に、エゴイズムの観察、抑制が重要という昔から日本にあったマインドフルネスも教育すべき。少数説が排除される社会でいいのでしょうか。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/3855
★認知的複雑性が乏しい各種の専門家の「ゴリ押し」

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4884
★少数派の差別、排除が起きています。それにより少数説が対象とする問題で苦悩するひとの救済が遅れる。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4887
★無評価で観察のマインドフルネス瞑想=坐禅と同じか。学問ではない?

【続く】
https://blog.canpan.info/jitou/archive/4945
【最近の記事】

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★集団が自分の構成員に事実を伝えないおそろしさ
 =真実の情報を遮断、排除する罪

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★誹謗中傷、暴力、殺されるのは「嫌だ」と厳しく「評価」

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★書店に並びはじめました
大田健次郎新刊本『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4950
★「今日のグローバリゼーション下においては、よりいっそう異質の他者の存在を受け入れること、さらには相互の理解を深めることがきわめて重要」
 =欧米のマインドフルネスには、自分のエゴイズムの心理を観察して「よくない」と評価して抑制することを教えない。学問的に批判する者を排除することを「よくない」と評価しない。
 欧米の無評価で観察は、感覚の観察だからだろう。

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4949
★欧米輸入の「無評価で観察」のマインドフルネスの限界
 〜重いうつ病には使えない

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4948
★しない、するべきほか多数の評価が伴う重い疾患

https://blog.canpan.info/jitou/archive/4947
★無評価で観察のマインドフルネスは自殺念慮の強い人には危険?

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★世界は邪悪な者に滅ぼされるのではなく、何もせずに見ているだけの者に滅ぼされる

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★悲・苦・怒=自分勝手な考えで他国を侵略

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★最も深いマインドフルネスSIMTの本
Posted by MF総研/大田 at 15:33 | さまざまなマインドフルネス | この記事のURL